2016年12月28日水曜日

今度は日米安保改定か?

1957年の岸首相真珠湾訪問の前に、鳩山一郎首相がロシア訪問の後すぐに真珠湾を訪問している。朝鮮戦争終結の3年後である。

このあと、日本では60年安保紛争が起きて、東大では樺美智子さんが亡くなっている。
安保騒動があまりも激しかったため、政府・警察は全国の有力暴力団に治安維持をさせている。
終戦後の長岡市ほかで、朝鮮人の暴動が激しすぎたため、暴力団を起用して以来である。
ちなみに、山口組はこの時大きく成長した。

いままたイラク終結から数年たち、首相のロシア訪問、真珠湾訪問が相次いで行われた。
あの時代が再び来ようとしている。

日本には今、都道府県の数より多い米軍基地があり、さらに好きな時好きなだけ基地を作ることができる。択捉国後は日ロの国境ではなく、米の国境であり、尖閣は米国の橋頭保なのである。

2016年12月27日火曜日

アメリカには要注意だね

先月の時点ではひどい大統領選挙だなあと思っていたが、ヒラリーはもともと極悪人なのでトランプに決まってよかったと考えていた。

しかし、トランプのやろうとしていることを一つ一つ見ていくうちに、ベターチョイスではなかったことに気付く。

どっちに転んでも、うんこの入ったカレーと、小便で煮たカレーとどちらがいいかという感じで、改めてアメリカという国のすごさをがんじた次第である。

下記記事は参考になるかも。


マスコミに載らない海外記事

ゴールドマン・サックスとトランプによる壮大な取り込み詐欺

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-f759.html

  何年か前の映画、ローンレンジャーの銀行家だか鉄道王だかと人喰いキャベンディッシュは生きていた、そして、ローンレンジャーなどいなかったというようなお話だ。

  アメリカの「西部開拓史」は現在進行形であり、100年ほど前からこの極東の「西部戦線」は日本列島の上にあるようだ。

  TPPというアメリカに最恵国待遇を与えようとする、平成の日米和親不平等条約は、トランプからすれば生ぬるくてつまらないらしい。

  世界の警察たるアメリカとしては、世界を早く直接支配したいということなのだろう。
  そういう意味では、ヒラリー・クリントンではチンピラのけんかしかできないし、街ポス程度である。世界に君臨するアル・カポネは俺だと言わんばかりのトランプ。庶民の味方というのは幻想にすぎなかったようだ。

  選挙期間中はいろいろ言っていたが、馬鹿なアメリカ人は信じたかもしれないけど、利口な日本人は誰も信じていないよ。

  日本の政治家で、選挙時の政見を実現させたのは小泉さんぐらいのものさ。ひどいもんだったけどね。ほかは、今の安部っちと同じで、言ったこととやることなすことすべて正反対。何しろ日本国憲法が「院外発言無責任」を決めちゃっている国だしね。アメリカだって同じさ。

  平和条約は破るためにあるというのが歴史の示すところである。日ロ条約が決まれば、間もなく日中なり日ロなりの戦争が、日本を舞台に繰り広げられるんだろうな。

  それにしても、アメリカという国は嘘といちゃもんと卑怯な手が大好きな国だから、みんな気をつけようね。

2016年12月14日水曜日

出だしはそろっと

来春は、再び酒田に出張するかもしれないです。
一昨年秋に訪れた時、羽黒山や由良港、鳥海山などを眺めながら思った。
いつか纏まったものを書いてみたいと。

2年間、心ははやれど何もしない出来ない状態が続いた。

だから、大上段に構えるのはやめて、身の丈で軽く書き始めようと思う。
何千ピースものジグソーパズルを組み立てるように、初めはバラバラに見えても、いつかは繋がると思います。つながり出したら、改めて書き直しを入れる感じです。

今の所は、山陰地方を皮切りに奈良に行き、若狭や信州経由で越後、出羽に向かうルートと、奈良から大阪に出て船旅も交えて常陸、岩代に向かう旅です。

最初はジグソーパズルですから、脈絡気にせず始めます。


2016年12月9日金曜日

地震多すぎ?? どうしたの??

何十年か前、「渚にて」という映画が大ヒットしました。
南太平洋での水爆実験でオーストラリアが死の灰に覆われ、滅亡するというストーリーです。
自殺薬が配られ、それを飲む…・ なんとなくシュールな映画でしたがね。

7日のインドネシア(M6.5)、今日はカリフォルニア沖で同じ規模、そういえばニュージーランドでは地震が多すぎ、被害多すぎで、TPP旗振り役の首相が辞任に追い込まれましたね。

前世紀末に東西冷戦が解消されましたが、今世紀は「テロとの戦い」と称して実戦争が続発ですが、核兵器をストックする時代から、核を使用する時代に変わってきたようです。ただ、「爆弾」としての使用ではないです。

21世紀の核実験は、効果測定を実地に行うようになっちゃいました。
これも昔の映画で、地球に衝突しようとする隕石を核爆弾で破壊する・・・・というのがありましたが、その前段なのか、人口台風、人口竜巻、人工地震の実地試験がめちゃ多くなってきたのが今世紀のような気がします。
(実際多すぎ! これが自然現象なら、政府やマスコミはもっと事実を伝え、将来に対する警告を発すべきレベルだ。)

地球温暖化が実は核開発、「原子力発電」で発生した熱作用のせいであることは前にも書いたが、台風や地震さえも核の成果であることは、誰でも知っているが公には言えないというのがマスコミや政府の本音だろう。



2016年11月27日日曜日

暴走する民主主義

韓国の大統領おろしが鳴り止まない。
民主主義で選んだ大統領が、この有様である。
しかも、大統領が非難される事柄と言えば、日本ではありふれたことばかり、政局材料にはならない。

わが国ではどうか。
選挙公約と真反対の行動に出ても、国民には何も言わせない。
任期の限りやりたい放題であり、これを止める力が国民にはない。
ヒットラーの道を驀進している。

韓国の大統領おろしは、彼女を選んだ国民がしているのではないだろう。
政権を不安定にしたい外国勢力、日本やアメリカが絡んでいるのだろう。
各国政府だとはいえないが。

日本、韓国、今ではアメリカまでも、民主主義が何かの勢力の道具に使われているような気がしてならない。
民主主義は支配のための都合のいい道具でしかないのか。

2016年11月15日火曜日

世界一の軍事大国へ

アメリカはドナルド・トランプが勝利して、軍産複合体派のクリントンは敗北した。
一見、軍産の敗北に見えるが実はそうではない。

ここにきて急速に勢いを伸ばしている勢力がある。
そう、安倍日本である。

安倍日本は、ソマリアの軍事進出に急激に積極的になり、
東欧、トルコに原発輸出かと思いきや、最近はインドにまで核輸出をもくろんでいる。
トランプ氏登場で消えたかに見えたTPPも、鼻息あらく邁進せんとしている。

これから考えと、オバマ後の軍産は日本に完全に乗り移ったようだ。
軍産は日本を完全支配することによって、巻き返しの拠点にしようとしているのだろう。
そういう意味で、安倍晋三は残った。
日本軍事産業を引っ提げて…

日本は世界随一の軍事大国への道を歩みだしたのか?

2016年10月28日金曜日

キリスト教の嘘

キリストの新約聖書を信じる人々は多い。
博愛---汝の隣人をを愛せよという教え、右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ、ライ病の患者に手を差し伸べ祈ろう、などなど感動的お話が満載されている。

これに対して、旧約聖書は「正しい神」は「正しい民族」と「正しい教義を守る人々」のみを救う、他の者たちは水で溺れさせ、火で焼き殺すことを繰り返し教え、非常の教えを伝道している。

キリストは、後者を「パリサイ人」として糾弾している。

キリストを処刑したローマは、その後なぜキリスト教を国教にしたのか。

キリストが処刑されたとき、ユダ以外の12使徒はみんなキリストを否定し、逃げた。
その12使徒をあたかもキリストの後継者として、あがめ、キリストの皮をかぶったパリサイ人が、後の「キリスト教」を作ったのである。

ローマは、パリサイ人の教えを換骨奪胎して、強大な権力的強制の元に偽のキリスト教を立ち上げ、世界支配の新たなシステムを構築したのである。

この「キリスト教国」は今「ヴァチカン」という1小国を装って世界を支配している。

キリスト教の国々では、特に「原理主義」と呼ばれる人々が、生贄を祭る謝肉祭を今でもやっている。我が子でさえ生贄に差し出すことすら厭わない人々なのだ。
あのおぞましいハロウィーンなども旧約の祭りだ。

このような野蛮な宗教を信じている人々の国々、他の人々にとっては「悪魔」以外の何者でもなかろう。
ヨーロッパ、アメリカの人々は過去・現在ともこの「悪魔教」の虜になっている。
その証拠に、支配者は今でもバイキング時代、大航海時代、植民地帝国時代の領主たちのまま。
民主主義などどこにもない。
あるのは貴族政治と拝金主義のみじゃあないか。

・・・・・書いているうちにパソコンが壊れた出したので今日はここまで。
おあとがよろしいようで


2016年10月19日水曜日

本当の科学は経済原理を拒否する

何から何まで経済原理でやられてはたまらない。
高価でも大衆の物にしたいものもあれば、安価でも害あるものも多い。

戦闘機や核兵器などは、高価かつ百害無利益の象徴であろう。
もちろん、こんなものは経済原則にかかるはずがないと思われるのだが…、経済の中心に戦争屋がいるとすべて金儲けの道具にされてしまう。

米英仏などがいい例だ。
かの国々では、兵隊は民間企業員である、仕事(戦争)があればあるほど儲けることができる。
戦争自体がビジネスなのだ。

青銅 ~ 鉄 ~ 火薬 ~ 航空機 ~ 核

と、科学と兵器は同義語だったのだが、ここにきて様相を異にし始めている。

人殺しの経済原理によって虐げられてきた国々が、経済原理に基づかない科学を発達させつつあるのだ。
究極の経済原理主義、即ち資本主義の究極的発展形である共産主義に苛まされてきたロシア、資本市場主義の悪魔が乗り移ったような、麻薬を武器として苛められてきた中国。
世界は、白人・キリスト教・鉄砲によってひどい状態になってしまっていた。

しかし、ここにきてお金による経済原理を克服するかのような国々、科学が出現してきている。
ロシアは代価を気にせずに宇宙技術を磨きあげてきたし、中国も重要な部分は国営で行っている。コストパフォーマンスとは無縁である。
英米にはこれができない。故に以後、諸国の後塵を拝することになるのだ。

2016年10月16日日曜日

覇権主義で派遣先を失うも

いやはや、派遣者は法律では守ってもらえない。

ある派遣者にこんなことがあった。
彼は優秀な技術者なのだが、同僚や派遣先の上司にとっては目の上のタンコブでしかない。

同僚の男は、自分が仕切りたいのになかなか仕切らせてくれない。
上司の男は、同じ生まれ歳の部下たちが沢山いることが自慢の種だったのに、その男は一回り上で、学歴まで自分より高い。目の上のタンコブのグループの人間だった。

それは同僚の男の中傷讒言から始まったのだが、上司の男の所で炸裂した。
突然、雇用終了の通告。

この場合、この被派遣者を守る者も法律もない。

だが、事情を理解した派遣元の社長は、彼を手放したくないゆえに一カ月の休業補償を与えた上に、次の仕事も引き手数多を理由に保障してくれた。

天は自ら助ける者を助けるということか❣️


資本主義とは異なる経済原理の可能性

航空宇宙産業で世界最先端を突っ走るロシア。

かつてNASAは最先端技術の名を欲しいままにしてきたが、どうやらロシアにとって代わったようです。

軍事技術も医療技術も、その他さまざまな分野で抜き出ている。

蒸気機関の発明などに端を発した資本主義革命。これが資本を最優先としない共産主義に育まれた新たな原理によって取って代わりつつあるのかもしれない。

資本主義下では、経済原理に合わないとか、既得権益に逆らう技術は育ちようがない。

拡大発展が資本主義原理であれば、地理的空間的拡大が止まれば経済崩壊する。対して、領土的拡大発展を必要としない共同体原理下であれば、切実な必要性のみで技術開発が可能になる。

共産主義革命に苦しんできたロシア。
欧米の理不尽な資本主義的侵略により全てを奪われてきた中国。
欧米の資本主義的奴隷にされてきた中南米諸国。アジア。アフリカ。

人々は、資本主義的拡大主義はもうたくさんだよね。
日本人だって、心の底では誰もがそう思っているんじゃないの⁉️



2016年10月2日日曜日

小池様のパフォーマンス劇場の結末は

東京築地の移転問題は、実は何年も前から都議会や「赤旗」で指摘されていたことなのだが、今回小池様が突然言い出したということは、裏に何かあるはず。

小池様が口を開くまでは、じっとだんまりを決め込んでいたマスコミですが、今初めて聞いたような騒ぎぶりですね。しかも、その騒ぎぶりは尋常でない。。。。。

裏、裏の裏があると見るのが当然なのですが、IOCも東京オリンピックの会場変更に関わるだけに不快の意思を表明しています。

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① 安部政権は、三井、三菱、天皇家の代表者からなる企業挙国一致内閣です。
② 天皇は8月に終戦時以来となる「玉音放送」を決行しました。
③ 首相と三井三菱はロシアへの接近を試みようとしています。

これらと小池劇場を重ねてみると、見えてくるのは
① 日ロ歩み寄り。
② 東京オリンピックの中止返上。
③ アメリカとの離別。
④ 第3次大戦突入。

アメリカは、シェールガスと自国産石油の暴落によって、瀕死の重傷を負ってしまいました。
自国内でも、一昨年の映画「ローンレンジャー」(ディズニー)によって銀行と実業界、マフィアが一体になっている国であることが暴露されています。

アメリカは潰れかかっています。
それを我が国実業界は感じ取ったのでしょうね。
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三井三菱天皇家は日本のすべてを牛耳っている0.001パーセントの一族です。

すべては彼らの仰せのままに。
天皇陛下万歳。



2016年9月25日日曜日

太公望は偉かった

宮城谷昌光の「太公望」が出た時、一気に読みとおして大変感動した覚えがある。

また、NHK-FMのラジオドラマ「封神演義」も、たまたま聞いていて面白かった。

これらがきっかけで、CDドラマや、中国のTVドラマのDVDなどをコレクションしているうちに、尖閣諸島(中国名魚釣島)についても興味がわいてきた。

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日本でも、古来中国の歴史、思想などに深く興味を持って、さまざまな研究がなされてきた。

いわく、史記、論語、老荘思想、儒教や道教、、、、、昔から日本人に多くの共感で迎えられた思想、それは「易姓革命」である。

---は己に成り代わって王朝に地上を治めさせるが、を失った現在の王朝に天が見切りをつけたとき、革命(天める)が起きるとされた。(ウィキペディアより)

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テレビドラマを見ると、現代においても中国の始まりの一つとして太公望らによる周の成立を見据えているようである。天命という言葉が主軸になっているのが封神演義なのだ。中国の基盤がここにあると、現代中国人たちも考えているらしい。いまでも何度もドラマ化されているのだ。

徳による統治が中国の理想といってよい。
欧米諸国などにはない思想である。

太公望が釣り糸を垂れたといわれる魚釣台は陝西省にあるのだが、この故事にちなんだのかどうかわからないが、中国名魚釣島は、中国人にとっては絶対に譲れないアイデンティティーに触れるものかもしれない。太公望の出身が東海上にあったという説も有力だからだ。
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宮城谷文学における「太公望」は白眉であるが、中国は殷の紂王を生み太公望を生んだ国である。周の太公望の治世を理想として国の指針とするならば、一般庶民にとっても望ましい国造りになることと思われる。

翻って、我が国のことも考えてみたくなる。


2016年9月21日水曜日

現代のコロッセオ

劇場型社会といわれる。

7月にローマのコロッセオ円形競技場を見てきたが、ローマ時代の昔から、人はスポーツに熱狂してきた。

コロッセオで行われていた見世物は、単なるスポーツのみならず、人間と動物、人間同士の殺し合いであった。人々は熱狂し、文字通り狂っていった。

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戦時中、フランクルいうユダヤ人は、ラジオの発明を聞いて「これで人々は何も考えなくなってしまうだろう」と言った。

戦後、大宅壮一は、テレビの誕生を見て「一億総白痴化するだろう」と言った。

実際、そこに映し出されるのは様々なスポーツと、さまざまな殺し合いである。大抵はシナリオが準備されている。人が興奮するような筋書きになっている。

僕も昔、電話サービスで様々な情報発信をしてきたことがあるが、一字一句、推敲された原稿があった。

現代の放送、事件などで、綿密に計画されたもの以外は極めて少ないと思われる。
「事故」ですら準備されている場合があることを、心に刻んでおくべきだ。

現代のコロッセオは、あんな小さいものではない。地球規模に広がっているのである。

この勢いは止まらない

こんなに発電所が必要なのか。

発電所は資源エネルギーを燃焼させて電気を作る。
ただし、どんなに効率が良くても、半分のエネルギーは地球環境に捨てるしかない。
原子力発電に至っては、実に7割のエネルギーが環境に放出されるのだ。
発電所ではなく、「発熱所」だ。

海水温の上昇、大気現象の異常は、エスカレートする電気の大量消費に原因がある。
電気として生産された2倍以上のエネルギーが環境に捨てられ、消費された電気そのものも、やがて熱ゴミとして環境に放出される。

人間が電気による豊かさを追求する限り、この勢いは止まらない。

若い時に私は人工地震の実習をした

地下核実験の計測は地震波で行う。
北朝鮮が隠れて核実験をやっても、核爆発によって地震が起こるから、その波動を調べれば、どこでどれだけの規模の爆発があったか推測できる。

単純に大木槌で地面をたたくと、数十メートル先でもその振動を計測できる。
ダイナマイト1本なら数キロ先でもキャッチできる。
複数の観測点があれば、発生場所の特定までできるようになる。
こんな技術は50年も前からあった。
何しろ僕はこれを学生時代に実習しているのだから。

爆発が地下数キロで引き起こされれば、そして大量の火薬や核などを使えば、どんな「地震」でも製造可能となる。制御発破という技術だって50年の歴史があるのだ。
制御発破は40年前に就職先で実習済みである。

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ところで、日本の核廃棄物の行方はどうなっているのだろうか。

地層処分については、すでに20年前から研究が始まって、10年前から実験も行われるようになった。ただし、どこの市町村でも地元は大反対だ。

核のゴミは捨て場がないのだ。。。。。。。。
日本の55個の原発から発生した核ゴミはすでに10年以上前から飽和状態だ。
しかし、あれだけ捨てる場所がないと言っていた割には、溢れ出さないのはなぜだろうか。

核は政府発表のような地層処分では、何万年も「管理」しなければならない。
しかし、文字通りの「処分」すなわち爆発廃棄なら管理は不要だ。
「管理」するのは「情報」のみでよい。これは機密情報と呼ばれる。

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昔、ICOの超臨界「事故」があったとき、「これは中性子爆弾の実験だ」と直感したが、「まさか」の事柄が実は日常茶飯だということもある。

責任の所在があやふやならば、どんなことをやってもおとがめなしの世の中なんだから。


2016年9月20日火曜日

気象兵器 地震兵器

今年の台風の異常さ、まるで日本を狙い撃ちしているようだ。

北京オリンピックの時の気象操作は有名だったけど、海洋核爆発による熱を使えば、任意の場所に台風を発生することができる。

気象操作を行えば、進路のコントロールも可能だ。

アメリカの凋落と安倍首相のロシア接近を考えると、核超大国による気象核兵器攻撃の疑いが濃厚になる。

核熱による異常気象発生から、台風、竜巻、ハリケーンなど人工災害が世界中で起きていると思われます。
311の地震が地下核爆発によるとの説があるが、原理的に可能なので、本当のことかもしれない。

2016年9月18日日曜日

溶け合う国と溶け合わない国

今から50年前の事だが、僕はキリスト教会に興味を持って、アメリカ発祥のセブンスデイアドベンチスト教会の通教を受けた事がある。

その内容は、初めから衝撃だった。
アメリカは巨人だが、まもなく崩壊する運命にある。それは、この巨人の足元を見れば良い。鉄と銅、粘土と砂が混じり合って、溶け合わないままだからだ、と。
50年前、学校ではアメリカの事を、人種のるつぼ、と習っていた。だが、るつぼの中は溶け合うまで至っていなかったのだ。色んな民族が混じり合っても溶け合わずにいる国なのだ。
世の識者たちも、アメリカが足元から崩れ出していると見る人が増えている。
たしかに、孫子の兵法にも、内部分裂している国は危うい、とあった。
欧米諸国もこれに当てはまる。アメリカだけではない。

これに対し、BRICS諸国は、民族が融合し、心が溶けあっているように見える。

日本人はどうか。
この国は民族の融合をあまり望まないように見える。
しかし、日本人には、すべての人々を八百万の神々として受け入れる考え方の伝統がある。この気持ちが本物であれば、日本人は生き残れる可能性があるのだが、、、。



2016年9月8日木曜日

自分の都合しか言わない天皇

先日の玉音放送もそうですが、何十年も前の玉音放送でも、国民のことは他人事でしたよね。
そして、自分の公務が多すぎるとか、息子を摂政にとか我々もずいぶん立派な天皇殿をもったものですね。

2016年8月27日土曜日

すべての戦争は談合である---陳瞬臣

かつて作家の陳瞬臣がそう言っていた。
彼は三国志の赤壁の戦い、五丈原の戦いを引き合いにしてそう言ったと記憶しているが、もっともっと普遍的なことなのかもしれない。

たとえば、織田、豊臣、徳川と続く主役交代劇も、この3人を中心とする談合を考えるとスムーズに理解できるから不思議だ。談合によってはじめて、あれだけの政権交代劇が流れるように行われたのだろう。

明治維新という革命劇も、徳川と新政権(主に英米とその傀儡)による談合だったろう。会津は生贄だった。

日中・太平洋戦争も、天皇家を帽子にする財閥グループと米英資本の談合、お互いにWin-Winの関係で終戦を迎えている。嚆矢となった満州事変のリットン調査団などは、トンキン湾事件や真珠湾攻撃、近くは911などと全く同じ構図、いわゆるマッチポンプというやつであろう。

大江戸大火に乗じて財をなした文左衛門はもてはやされるが、マッチを擦ったのは誰だかいうまでもない。東京の最近の3知事交代劇だって、談合といかさま選挙でしかない。
もちろん、野田から安部の民主党→自民党の交代劇はどんなアホでもすぐわかるやらせ談合であった。

ま、われら庶民・平民の出る幕じゅないってこったね。

その流れからいえば、憲法違反を承知でやった天皇の「お言葉」やそれを前宣伝込みで実施したNHKも政府や官僚と組んでやった談合の産物以外の何物でもない。要はこの後に何が来るかということだ。


2016年7月22日金曜日

地震? いいえ軍事試験でした


地震?かと思ったら爆発実験だった…フロリダで米海軍がお騒がせ


今回は、マグニチュード(M)3.7でしたが、本気出せばM9位わけないですよね。

2016年7月19日火曜日

ベニスの商人とユダヤ人問題

せんだって訪問したベニスの風景を思い出しながら、シェークスピアのベニスの商人の映画を見た。

有名な「肉1ポンド」の法廷話なのだが、改めてユダヤ人たちがどのように迫害されてきたかを思い知らされた。この映画では、キリスト教徒がユダヤ人に対してとってきたことのほんの一部が描かれているに過ぎない。

ユダヤ人を迫害してきたのはキリスト教会であり、キリスト信者たちである。

何もユダヤ人迫害はされヒットラーの専売特許ではない。キリスト教という名の悪魔教の根本的な問題なのだ。キリスト教的に言えば、「キリスト教の原罪」なのだ。
なぜキリストを磔にしたローマがとがめられずに、ローマと内通したユダ一人が悪者にされたのだろうか。

キリスト者は非キリスト者を権利ある人間とはみなさない。特にユダヤ人はキリストを悪魔に売った者として排斥される。排斥とは地上から消滅ということである。

そして、非キリスト教徒である日本人までもがなぜかユダヤ人を憎んでいるのがこの世の中なのである。日本人はクリスマスを祝い、ばれんたんでーバレンタインデーを祝い、13日の金曜日を忌避する人が多いが、日本人はいつキリスト教に改宗したのだろうか。
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ベニス土産の一つに「仮面」があるが、ローマはキリストを磔にした後数百年たってから、キリスト教を国家統治のために、国家を超える国家建設のために、キリスト教の仮面をかぶった。ローマ法王である。バチカンのキリスト教は本当のキリスト教ではない。国家統治のため、世界征服のための隠れ蓑の一つに過ぎない。本質はキリストを磔にしたローマ帝国そのもののままなのだ。

「ローマ」という国は滅びても、法王の統治世界は拡大していった。
この統治方式をまねしたのが国際金融資本であり、グローバル企業と呼ばれるものなのだ。

キリスト教の敵は異教徒であり、獅子身中の虫のユダヤ教徒であるが、国際企業の敵は経済至上主義をとらないロシア・中国などの国々である。
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日本はキリスト教徒やユダヤ教徒にとって「異民族」であり「異教徒」。

右の頬を打たれたら左の頬を出せ----有名なキリストの教えだが、今のキリスト者は「撃たれそうに感じたら先制攻撃で相手を殺せ」である。

悲しいかな、我が日本人もかつては「善隣友好」を当たり前としてきたのだが、今は遠交近攻---領地確保に余念がない。

改めて考えさせられた次第である。

2016年7月18日月曜日

「トルコ反乱」はロシアへの手土産か






2015年11月末、トルコ上空で、トルコの戦闘機がロシアの航空機を撃墜した。ロシア大統領はこれをテロリストに与する者による「背後からの一撃」であるとし、ロシアはトルコに対する経済制裁を発動した。今年6月末、エルドアン大統領はプーチン大統領にメッセージを送り、謝罪と哀悼の意を表明した。その後、ロシア大統領は、トルコとの関係正常化の開始を発表した。




要するにトルコ国内の親米分子をこの際一掃して、ロシアとの関係正常化を狙ったエルドアンの謀略だわな。

かつて陳舜臣は「すべての戦争は談合である」と喝破していたが、すべての凶悪事件もまた、陰にクリアハンドのふりをした首謀者がいるとみて間違いない。いや、そうゆう目で見ることが大切だ。


2016年7月13日水曜日

老女の狂態はさておき我が道を行く

超高齢化という最悪の行く末を選んだ日本だが、大黒柱不在の老老介護の様相である。

これはまるでフラクタルのように、この国のあらゆる部分に及んでいる。

老女は痴呆が進んでいて、いつ食べたのかの記憶がないばかりか、布団の中でパンツを脱いで用を足し、介護者に掴みかかる。唾を浴びせる。

将来を託すべきわが子には仕事がない。する気もない。

これは日本社会のあらゆる面での現実である。政治、行政、会社、・・・・・・、すべてがぼけ老女状態である。

どうしようもない現実はさておき、我が道を行く。


2016年7月12日火曜日

本当のことを知る能力

日本の製造業の衰退 内部要因が大
---中国人民網

かつて経済大国と言われた日本だが、今はその面影もない。
国民の学力レベルが、後発国の後塵を拝す事態となって久しいが、国家の産業も空洞化がはなはだしい。

国、新聞、テレビは真実の報道そっちのけでばか騒ぎに走り、「民主主義」自体が行方不明の状態になっている。このような中で一人一人の個人や企業が日本・日本人としてのアイデンティティを見いだせるはずがない。

今や日本人らしい日本人などいないのだ。現実を正視し適切に対応できる者などいない。

僕は紆余曲折の人生の中で理工系出身である身で、法律の世界を徹底的に勉強し、世界経済から企業会計まで学び、10年間の行政人としての経験の中から、政治と行政、宗教、産業と国家がいかに癒着不可分なものか徹底的に見てきたし、それを理解できる能力も身につけてきた。

50歳のときには自分の思考が及ばないブラックボックスがいくつもあったのだが、今は弱点分野がないから、他人に思考を任せる必要がないのだ。

今回の選挙を見るにつけても、「民主主義」なるものがいかに欺瞞に満ち満ちているかなど、一般有権者には知るべくもない。よしんば知らされても、その理解の能力を超えているのが現実なのだ。

だからと言って、宗教に入ったり、専門家と称する人々に頼ったり、、自分で自ら考えることができない分野について、「知っている」と称するペテン師たちに丸投げせざるをえないのが現実であろう。
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こないだ行ったバチカン宮殿でもつくづく感じたものだ。

キリスト教では偶像崇拝を異端---すなわち排斥すべきものとしているはずなのだが、ローマ法王府は数えきれない壮大な偶像であふれている。バチカンそのものが実はパリサイびとの都と化している。(実はキリスト教がローマの国教であるということ自体が非常に悪魔的M&Aなのだが)

彼らは地獄門の衛兵にやがて聞かれるであろう。「あなたは十字架を拝みますか?」「聖母マリアを信じますか?」
彼らは答える。「もちろんですとも。キリスト教徒なのですから」
衛兵は言う。「キリストは偶像崇拝を禁じた。十字架も聖母像も単なる偶像にすぎない。そんなことも知らないものは天国に入る資格がない。業火に焼かれるがよい」

今や「自由」も「民主主義」も「創価学会」もこのレベルなのだが、このことを即座に理解できる人々の数は非常に少ないのが実情である。
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むしろ世俗を離れて林住し、内なる声に耳を傾け、宇宙・自然との一体生活を楽しもうではないか。
野山にはまだまだ真実の人生がいくらでもあるぞ。

2016年7月9日土曜日

イタリア行ったよ

  実はこの8日間ほどイタリアに行ってきました。
ミラノ、ベニス、ピサ、フィレンツェ、ナポリ、ローマなどを周遊してきました。
昨日帰国したばかりなので、落ち着いたらおいおい書きます。



これピサの斜塔です



詰め込み学習はいけない ?


このことについて、In DeePというサイトで絶妙なことを述べていて、とても同感しました。
----------以下引用です--------------
http://indeep.jp/era-of-expansion-and-chain-of-hatred/
私の父親は定年まで小学校の教師をつとめた真面目な人でしたが、タワシは、じゃない、私は、小学校時代を含めて学生時代に、父から「勉強しなさい」と言われたことは一度もありませんでした。
ただし、父親は、「女の子や弱い人をいじめたり、差別するようなことだけは絶対にやってはいけない」と、よく私に言っていました。
というか、それ以外のことで、父親から「○○をしなさい」と言われたことはないです。基本的に、ほとんど自由にさせてくれた父親でした。
そういう父の言いつけは、ある程度守って生きてきたと思います。
まず、「勉強をしない」ということは徹底していて、私は家で勉強した記憶がほとんどありません。受験の時も勉強したという記憶がほとんどないですので、「家で勉強をしない」ということだけは守り通した学生時代でした。
教科書のたぐいは、中学高校では、確か学校の机の中に入れっぱなしでしたので、手ぶらで登校できていたように記憶しています。
そのようなこともあり、私は自分の子どもにも、家ではなるべく勉強をしないように勧めています。
学校ではともかく、子どもは家で勉強するよりも、それがどんな下らないことであっても、自分の興味のあることに熱心であるほうがいいと思っています。
それと共に「小さなときは勉強しないほうが成績が上がる」ということを、私自身は経験則として真理だと思っています。しかし、それに対しての理由付けはできないだろうなあと思っていたのですが、過去記事の
という記事で書きましたが、ルドルフ・シュタイナーが「詰め込み教育は、子どもの能力の成長を阻害する」ということを 1912年の講演で述べていたことを知り、「ちゃんとした理由もあったんだなあ」と納得した次第でした。
シュタイナーは、小学校に詰め込み教育が導入されたら、もうお終いだというようなことを述べていましたが、それは今、日本では特に現実となっています。
実際、日本が本格的に「詰め込み教育 + 塾」という狂気の世界に突入して以来、日本の学力は落ちる一方です。
東京大学の世界ランキング
2005年 16位
2006年 19位
2007年 17位
2008年 19位
2009年 22位
2010年 26位
2011年 30位
2012年 27位
2013年 23位
2014年 23位
2015年 43位
ついには、最近は、東京大学がアジア大学ランキングで7位に転落という報道もあり、日本の学力低下はかなりのものですが、詰め込み教育が続く限り、この傾向は止まらないと思われます。
----------引用終わり-----------
僕も中学の時一度だけ勉強---つまり「予習」をしたことがあります。その結果翌日の授業が色あせてしまい、教室が全くつまらない牢屋のように感じたものです。時間を無駄遣いしないためにも、ぼくは勉強(予習と復習)をしなくなりました。
高校はもっとひどかったです。ほかのいろんな理由もありましたが、高校2年の中頃から不登校を始めてしまいました。その代りよく運動をし、文学書、哲学書などを読み漁り、聖書なども宗教には興味がないもののこれがわからないと世界の人々のことがわからなくなるという理由で何回も読み返したものです。充実していましたね。
大学も入学したとたんにバリケードで封鎖されてしまいましたから、「勉強しない」がそのまま一生続くことになってしまいました。(爆)
それはそれでいいんじゃないかと思っています。
AI入試なるものが誕生したのはその後でした。
佐藤栄作の中教審答申以降、大学には小学校並みに「ホームルーム」が作られ、ままごと学校が始まりました。AI入試は、人の能力はペーパーテストでは分からないという理由で裏口入学や大学生の世襲化をもたらし、どんどん劣化が進みました。
今の時代は、出来の悪い坊ちゃん嬢ちゃんたちを「高級」と言われる大学に無理やり詰め込んで単なる「箔付け機関」にしてしまったようですね。
結論。詰めすぎはよくない。

2016年6月24日金曜日

「成長戦略」の未来は地獄

幻の成長戦略

現代資本主義は「企業の成長」や、「弱肉強食」、進化論的「適者生存」などを信条としている。

地球は小さな宇宙船と同じであるといわれてから久しいが、狭い地球の中で成長しようとすると、最終的には単独支配を目指さざるを得なくなり、他者を押しのけて頂点にたっても、それまで押しのけられた者たちの「亡霊」に悩まされることになる。


つまり、やがて「単独支配者たち」が膨れ上がって、新たな「弱肉強食」が始まり、「適者生存」の闘争が引き起こされるのは必至だからだ。

行き着く先はこの世の地獄。
お互いに食い合い、殺し合いする以外に「生きる道」はないからだ。

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アベノミクスを批判するつもりはない。
「幻」を批判しても始まらない。

ただ、日本経済の成長は99パーセント「幻」であることが明らかになりつつあるのだ。

「成長」のために「侵略」すべき領域が小さくなり、今や飢えたタコのように自分の手足、国民自体を餌にし始めている。

自国民の中で、「選民」と「賤民」を分化し、選ばれし者たちの中で富を再分配しようとしている。
すでに、支配者たちは非支配者たちと異なる言葉を用い(非支配者はそれを「ウソ」といい、「言行不一致」という)、お互いに理解し合うことができなくなっている。
人種の分化は現実のもの。
お互いに見ている世界が違うのだ。

偽りの選挙、偽りの議会で偽りの法律を作り、偽りの政治・経済を推し進める。
これが現実の、真実の世界なのだが、誰でも気づいていながら気付かないふり、バーチャルな現実の中でなすすべなく騒いでいるといった状況だろう。

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神は死んだのである。
「産めよ増やせよ、自国民のみ栄えさせよ」といったバイブルの神は、「成長戦略」の中で自身の悪魔性を暴露して死んだ。

棲み分けるしかないのである。
今日より明日は豊かな良き日を求めるのは「幻の成長」でしかない。

そういう意味では「子孫繁栄」は幻なのだから、僕たちは異なる価値観を生み出し、異なる「成長」を生きなければならないと思う。


2016年6月18日土曜日

僕も赤坂の今井だが・・・・

京丹後市峰山町赤坂字今井 赤坂今井墳丘墓


赤坂今井墳丘墓。
何気に驚きである。

京丹後市峰山町から日本海に向うと網野町との境付近にあり、
17号線の赤坂今井交差点のすぐ南に位置している。

古墳のことに関しては こちら が詳しい。
古墳時代というより弥生時代末期の巨大豪族の墳墓らしい。

僕としては丹後由良に興味があったのだが、俄然ここのことをもっと調べたくなった。
蜂子皇子の出羽への出港に繋がる何らかの手がかりになると思った。





2016年6月15日水曜日

ならず者国家 アメリカ万歳!!

毎日一人が銃によって死んでいく国アメリカ。
この国から、我々は何を学べばいいのだろうか。
決してアメリカの真似をしてはいけない。

参考
2016年のアメリカでは銃乱射だけで1日1人以上が死亡している
はるか中東や極東にまでやってきて、縁もゆかりもない人々を殺し続けるアメリカ。
自国内でもこのありさまである。

フリーメイソンによって寄付された「自由の女神」を国の象徴とする国アメリカ。
国家の暴力からさえ身を守るために子供でも銃を持つ国アメリカ。
インディアンに受けた恩に報いるために、恩人を皆殺しにした人々の国アメリカ。

今日の第一記事に先祖殺しの明治天皇を書いたが、恩人殺しのアメリカといい勝負かもしれない。

映画ローンレンジャーに出てきたレイサム・コールやブッチ・キャヴェンディッシュは一人しかいなかったのではない。アメリカ実業家全てがレイサム・コールでありブッチ・キャベンディッシュなのだ。それくらいひどい国と思ったほうが正解に近い。

アメリカには自由がある。人を殺してもいい自由だ。
アメリカには民主主義がある。うそで飾った民主主義が。
アメリカは法治国家である。そう、無法という名の法が治めている。
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日本の神々が死んだとき

日本の仏教公伝は552年とか538年とか言われています。天皇でいえば欽明朝です。
記紀でも最初は恐る恐る臣下に信仰を許したと書かれています。

その後、物部守屋討伐戦争で、聖徳太子が四天王寺を建立したことが書かれ、一気に天皇家および国家の護持するところになっていった。

その後の天皇家の仏教狂いはすさまじいほどだった。
塔頭という皇族方のお寺の数もすごいものがある。

その天皇家が、明治維新でお寺を捨てた。
廃仏毀釈である。

それまでお寺であったものが神社になった。
仏教の本尊が、神道の神々に入れ替わった。

きっと、明治天皇とその取り巻きたちは、過去を断ち切りたかったのであろう。
明治維新で、日本の神々は死んだ。

本地に垂迹した仏教の神々に入れ替わって、キリスト教もどきの仮面をかぶったのだ。
そして、綿々と続いてきた天皇家を殺し、京都を捨てた。

2016年6月8日水曜日

蜂子皇子




出羽三山の開山は1400年以上前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本脚の霊鳥に導かれ、羽黒山(414m)に登拝し、羽黒権現を感得、山頂に社を創建したのが始まりとされている。

皇子はさらに月山権現、湯殿山権現を感得し、三山の開祖となったという。

行人塚と即身仏


この写真は湯殿山神社の参道入り口の鳥居だが、実は鳥居の右側に行人塚がある。

パンフレットによると『湯殿山の一世行人は、一生浄火で生活し、肉食妻帯はせず、厳しい参籠修行をおこなうのが特色で、中には3000日、5000日の行を積む人もありました。これらの行者の入定の場だったのが行人塚。現在庄内地方には6体の即身仏が確認されています。』という。


即身仏になるのは大変である。命がけである。それでもなれるかどうか怪しい。

『即身仏になるための修行とは』  には次のように説明している。


  湯殿山の仙人沢で山籠りを行う

                ↓
  千日行という千日単位の厳しい修行を行う
                ↓
  五穀断ち、十穀断ちの木食行を行う
                ↓
  生きながらにして土中入定する
                ↓
  土の中で鉦を打ち鳴らし読経しながら即身成仏する
                ↓
  三年三ヶ月後に掘り出される
                ↓
  衣を着せられ厨子に安置され、即身仏として祀られる


ということらしい。
詳しくは上記の記事を読んでほしい。
ちょっとやそっとの「決心」でできるものではない。

冒頭の写真は蜂子皇子と言われているが、どうやら「入定」前のお姿と思える。

蜂子皇子は日本書紀にも登場するが、小手子皇后の子は1男2女とされている。
ただ、蜂子皇子は第三皇子との説もある。

それはともかく、羽黒山から月山、湯殿山の一帯は非常に険峻な地形を形成しており、尋常の人間の立ち入るところではない。ぜひ現地に行って、そこがどんな場所か感得してほしい。

しかも、冬の雪は10メートルを優に超えるところなのである。
誤解してはいけない。「人里」では決してない。




2016年6月7日火曜日

金は買いどきか?

金価格はだいぶ混乱しているようです。

下図は今日現在の金価格の推移です。図中の弊社とは三菱マテリアルです。多謝。

この一年で、国内価格は下落傾向なのに、国際価格は上昇傾向です。
そのために国に意外の価格差が縮小してきています。

安部ノミクスによる為替変動が影響しているのでしょうが、そろそろ買いどきと思うのですがいかがでしょうか。

グラフ


アメリカやドイツの金庫の中の金は空っぽという説もあります。

ここ も見ておいていいと思います。





出羽三山のこと

山形県には 温泉 が多い。
なんでも、温泉がない町はないそうである。

昨日、参照先でアップしていたので、この写真は出してもいいだろう。
湯殿山である。



芭蕉の句に「たもとを濡らす」云々とあって、想像をたくましくする向きもあるようだが、ここは日本修験発祥の地ともいえる土地であり、ミイラ信仰、即ち即身仏、生まれ変わりを実践しようという、壮絶な修行の場なのである。

厳しい修行で有名な「羽黒派古修験道」によって「擬死再生」を果たすのである。
昔は、男子15歳になると「お山駆け」と言って参籠することがあったという。

即身仏になるためには体脂肪をゼロパーセントにし、体中の水分を出し切って、なおかつそれまで生きて修行しなければならない。

難しいことは抜きにして、今日は出羽三山の紹介をしてみる。地元の観光パンフレットから拾ってみた。
----------引用はじめ----------
出羽三山奥参り
  1400年前に、蜂子皇子によって開かれた出羽。山は羽黒山、月山、湯殿山からなり、それぞれの祭神を祀っています。
  月山、湯殿山は雪深い山頂や渓谷にあり、通年の参拝や参籠が困難なため、羽黒山頂に三山の神々を合祀しました。2446段の石段と、3つの急坂から成る荘厳な杉並木はすなわち神々に至る道なのです。



羽黒山

 今から約1400年前の推古元年(593)、第32代推古天皇の第一皇子蜂子皇子が羽黒山を開かれたのが出羽三山の始まりである。
 羽黒山は三山の神々を合祀するお山であると同時に、ご開祖蜂の子皇子が創立された「羽黒派古修験道」の道場として今に伝える。


       五重塔は、東北では最古、平将門の創建と伝えられる。

月山

 月山は標高1984m、出羽三山の主峰として秀麗な姿で聳え立っている。
 西側の急斜面は深い峡谷に囲まれ、近寄りがたく、東側は穏やかな斜面で、高山植物が群生している。

 古くから霊峰とあがめられ、人々の厚い信仰を集めてきた。
 山頂に鎮座する月山神社本宮は、延喜の制による名神大社で東北唯一の官幣大社であった。
御祭神は「月読命」で、月を象徴する神である。

湯殿山

 古来、出羽三山の奥宮とされ、修験道の霊場であり、「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められた清浄神秘の世界である。
 湯殿山は月山南西山腹に連なるなだらかな稜線を持つ山で、湯殿山神社本宮は清冽なる梵字川の流れのほとり、幽玄なる峡谷中に鎮座している。

-----------引用終わり---------
ちなみに、羽黒山の合祭殿前の御手洗池は羽黒神の影向する池として鏡池と呼ばれ、平安鎌倉時代に奉納された銅鏡が埋納されている。

 ちなみに「古鏡」は鶴岡市の名物お土産だが、とても美味しい。



2016年6月6日月曜日

今年はサバイバル元年?

フクシマは5年を経過し、一層混迷を深めている。
世界中で地震や火山爆発、洪水などが頻発し、巨大シンクホール、隕石の落下などが多発しているらしい。

ことしはこれらのハザードがより一層威力を増しそうな勢いである。
したがって、僕たちは備えなくてはいけない。何に?

サバイバルゲームが始まったのである。

今朝はもう仕事の時間なので、帰ってから書く。

2016年6月5日日曜日

酒田に来ています

3月11日から6月17までの予定で酒田です。

(写真は記事に関係ないですが長岡市雪国植物園で見つけた日本春蘭です)


パンフレット「さかたさんぽ」によると
頼朝によって義経に加勢した奥州藤原氏が滅亡した時、1189年、藤原秀衡の妹(または後室)が36人の遺臣(36人衆)とともに落ち延びてきて、それぞれ船問屋を営んだといいます。

江戸時代には御用商人川村瑞賢が日本中の航路を再編成し、酒田には米蔵が作られました。これがさかた発展のもととなって、今では日和山に銅像が立っています。(宮城県石巻の日和山にも、同様の理由で銅像が立っています。)

稀代の相場師本間光丘は大金持ちとしてつとに有名ですが、天才は飢饉で太ります。
酒田以外では、有名どころで、火事で太った紀伊国屋。戦争太りの三井三菱もいますね。
他人の不幸は蜜の味と言いますから。。。。

現在の酒田市の顔役は養豚業を営む新田様だそうです。公益大学を作ったり縦横無比の大活躍だそうです。

さて、私ですが、そう、何10年かぶりで湯殿山に行ってきました。ただし、「神域」は写真撮影禁止でしたのでありません。


明治になって、それまでの神仏混交から廃仏毀釈になって、開山が皇族ということもあって仏教色を一掃して神社一色に変わったようです。ですから、「山岳信仰」や「修験道」は変わっていないように見えますが、そうでないところもあるように思われます。

僕は、3日前に幼いころの幽体離脱経験からあることを思いついたのですが、ここまで「即身成仏」や「ミイラ」など酷似した内容が重なってくるとは思いもしませんでした。

弘法大師空海などもここで修業されていますが、即身仏の行法は湯殿山で会得したのではないかと思われます。

本殿前で柏手を打って参拝したら、神前の大鏡に自分の姿が映っていました。鏡を見れば、そこには自分しかいないのは当たり前ですが、なんとなく感動しました。

撮影禁止ということですが、ここ にはこうゆうものがありました。参考まで。





2016年5月27日金曜日

新しい潮流へ

伊勢志摩サミットG7が始まったが、今秋にはG20が中国杭州で開催される。
NATOグループと非NATOの色づけが鮮明になる。

G7では何ら新しいことが打ち出せるわけではない。
沖縄戦について「深い遺憾の意」を示したというオバマだが『でも、戦争だから仕方ないよね』と言っている顔である。

以前、ヒロシマの惨状と原爆を見たときに、オバマ氏は笑いながらガムを噛んでいたTBSの映像があった。

とにかく、露中抜きのサミットの意味は、G7とG20の対立を鮮明にすることでしかない。G7に日本が加わっているということは、日本が「侵略者」の陣営にいるということである。

G7とは、日米英独仏伊加プラスEU、G20は、G7の7か国に、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合・欧州中央銀行を加えた20か国・地域のことです。G20からG7+EUを引くとG12となります。トルコとかが微妙ですけどね。

この200年間、G7の国々が世界を侵略しまくってきましたが、そろそろ新しい潮流が生まれるのでしょうか。


2016年5月25日水曜日

今日は何の日だろう


そういえば、日本自衛隊はすでに核武装しているという話もあるが、住友のJCO臨界核実験は1999年9月に小渕総理のもと行われたけど、あの原理を応用すれば超小型中性子爆弾なんてわけなく作れるよね。この核反応は隠れて静かに行うこともできるしね、近くにいた人間は突然死するだけだし。
小渕さんが突然の脳梗塞で倒れたのは、中性子を浴びたせいじゃないよね。

2016年5月24日火曜日

膝の古傷が痛むので

今年の冬は久しぶりにのんびりと過ごした。

しかし、のんびりしすぎで、体が相当参ってしまった。
ひざに痛みが出てきたのだ。
1月。野沢スキー場の整形外科医に見てもらったら、半月板がなんとやらで軽い手技を施してもらった。
半分治ったが、そのままほったらかしにしていたら膝にボウマン感が出てきた。

3月。酒田に出稼ぎに出た。
体力(ひざ)の不安を克服するために運動をすることにした。

爾来、今5月に至るまで早朝体操を実施している。

今朝のメニューは
1.自彊術の半分くらい。
2.木刀振り5-600回(スクワットを入れる)
3.片足バランス 前後左右100回くらいずつ
4.正拳、横拳各100回
5.腿上げ歩き200回
6.その他
計1時間くらい

2ヶ月でだいぶ体は自由が利くようになってきたが、まだまだの感じ。
右ひざは結構しょっちゅう痛い。

この仕事が終わったらもう一度医師に診てもらおうと思っているが、朝1時間くらいのトレーニングは今後必続だろうと思っている。

2016年5月21日土曜日

50年前の僕は天才だったのかも

中学時代にある発見をした。
予習をして授業に出ると、授業が退屈になる。

中学時代に予習をしたのはこのただ一回のみである。
英語は能力別だったが、成績が良いと上のクラスに編入させられる。
上のクラスはほぼ塾通いの子たちだけだった。
坊ちゃん坊ちゃんしているだけで、話がかみ合わないし、
話題も貧困なので、僕はすぐにCクラスに移った。
でも、授業をまじめに聞いていれば、また間もなくAクラス入りしてしまう。
ろくでもないことだ。

高校は県下一のダメ学校だったが、山岳部と合唱と演劇は面白かった。他にも数学や科学、無線などをやった。
しかし、2年生の中頃から学校に行くのはやめてしまった。
学校に行っている暇がなかったのだ。学校は家のすぐ隣にあったのだが。

毎日、小説や哲学書を読んでいた。
学校に通っていたとき以上に、グランドの周回ジョギングはこなしていたし、毎週花塚山のハイキングは欠かさなかった。たぶん、あの学校では僕以上に自己コントロールをしていた生徒はいなかったと思う。自分で作った分刻みのスケジュールに追われる日々の高校時代ではあった。

まぬけな話だが、模擬テストでは歴史が極端に高校時代の弱かった。
学校に行ってないから誰にも教わっていなかったのだ。
でも、必要性を認めて自学自習したらすぐに合格点になった。
自分は天才かも。

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馬鹿げた話だが、高校時代の僕には教師も学友もいなかった。
少なくとも、高校時代の後半1年半以上は、学校にも行かなかった。
防大と旧帝大の一つに合格した時は、さすがに高校に合格の報告に行ったのだが、
僕を知っている先生は一人もいなかった。
それでも、僕は卒業生の一人だった。
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卒業式の日に、「今日ぐらいは出て来いよ」と担任の先生に言われて卒業式に臨んだ。
卒業証書はクラス総代が校長先生から受け取る。それを各教室で担任から分配してもらう。
ぼくら6人はもらえなかった。成績が悪すぎるので、卒業宿題と引き換えに渡すとのこと。
夏休みの宿題のような問題集が渡された。

みんなで仲間の一人のお寺に行って、卒業パーティーが始まった。お寺には有り余る酒があがっている。酒飲みが始まった。僕は宿題係りだ。全部やってから仲間に加わった。
したたかに飲んだ。

翌日は仙台に行かなければいけない。
入試のチェックインを済ませて、3月3日は入学試験だった。
ハードなスケジュールだった。
入学試験の朝、仙台駅からタクシーに乗って仙台一高に向かったが、田舎の学生とみて運ちゃんのからかいにあった。
わざと一高と二高を間違えて大きく遠まわりをしてくれた。
一五分遅刻した。
どこにでも、いかなる時も、意地悪がいるものだ。

僕は、東北大に入学した。



2016年4月24日日曜日

異常気象の原因は軍と核

今、史上最大の軍事演習が米軍によって38度線海上やバルト海で行われており、33度線上は相変わらず交戦状態が続いている。

また、熱効率からすると最も効率が悪い、換言すると「捨てる熱」がもっとも多いのが原発。

地球はこれらの熱で文字通り熱くなっている。
これが、エルニーニョやラニーニャの原因になっている。

これに比べたら民生の車排ガスなど赤子のようなもの。
上記の2大廃熱に次ぐのが工場廃熱だ。

だから、地球を廃熱地獄から救うためには、戦争とその練習、原子力発電をやめるのが一番だ。

豊かさの基準を「お金」からもっと素晴らしいものに転換できたらいいんだけど。

2016年4月17日日曜日

バルト海でも日本海でも米軍は負けた

アメリカは日本海でもバルト海でも、先月から今月いっぱいは春の共同軍事演習実施中です。北朝鮮やロシアに対する示威行動であるとともに、軍事経済大国は去年の軍事費を使い切らないと来年がないお役所国家なのです。

極東では米韓軍事演習。史上最大規模でロングラン。そこで、北朝鮮はミサイルや弾道弾を打ち上げて、「落とせるものなら落としてごらん」とばかり「逆挑発」。米軍はただ見てるだけ。手も足も出ない。

バルト海でも、米国は対露警戒感を強めるポーランドやバルト3国との合同軍事演習を強化するなどしてロシアを抑止しようとしている。これまた過去最大規模。

去年黒海で散々な目にあったドナルドクック。雪辱を果たそうとしたが、またもロシア軍に恥をかかされた。今にもぶつかりそうな9mまで露軍に接近されて何もできない。

この違いは何か。

アメリカの軍事力は金儲けのための軍。
中露北朝鮮のそれは性悪国家から自国民を防衛する軍。
それぞれの結晶、精鋭のぶつかり合いだが、

古はナポレオン軍とロシアの戦い、「戦争と平和」を彷彿とさせる。

やせ蛙 負けるな 一茶 これにあり   

(このシチュエーションでは詠み人知らず?)



2016年4月9日土曜日

原油安で一番困るのはアメリカだ

それはロシアでもなく、中国でもない。
サウジアラビアでもなく、トルコでもない。

原油安で困るのは、石油メジャーであり、メジャーの国英米なのだ。
ロシアなどはアメリカほどには困らない。

2016年4月3日日曜日

悲しいかな

米国大統領選挙は、有力候補が全てTPP反対派だそうだが、

しかし、油断してはならない。

わが自民党だって、選挙の時はTPP反対だったのだ。

自民党だけじゃない。

かつての野田民主党などは、「自民党の言いなりになればいいんでしょ。 直ちに今、政権を献上しますよ」とばかりのインチキぶり。
これからの世界は、赤子に教えられて進むようなもの。まじめに付き合っていては、人生を台無しにしてしまい。ます。



2016年2月27日土曜日

回り道はやめよう

径(こみち)によらず、という。

僕ももう67をとうに過ぎた。世間と戯れて遊ぶ時間は残り少なになってきた。

人様のこと、政治や経済などの碌でもないことに一々振り回されている時ではない。

確かに、会社役員から放り出されて、家族を失い、家を失い、財産と生きる意欲を失い、

どん底の意識の中で生きるうちに、世の中の歴史を知り、経済を学び、法律の深淵を覗いた。

福島では大地震と福一爆発とともにふるさと喪失という未曽有の事件にまで巻き込まれた。

しかし、それがどうしたというのだ。

回り道はやめよう。

人生の折り返し点はとうに過ぎてしまったが、そろそろしたいことをしよう。

高い低いは気にしないことにしよう。

ありのままの心衷を素直に表現できれば良い。

このブログは、僕一人の、僕だけのためのブログなのだから。


2016年2月18日木曜日

ニュースに対して投げやりなこの頃です

北朝鮮水爆実験
北朝鮮宇宙衛星(ミサイル)発射
日本は制裁決議
拉致調査委員会解消
日本は宇宙衛星と称するミサイル打ち上げ
米韓軍事演習と称する敵前挑発
日本は民生品輸出で業者摘発
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こんなつまらない情報で右往左往するのはもう止めようね。
虚実善悪いろいろありましょうが、所詮我々の声の及ばない遠くのお話だ。
世界がどうなろうと、
政治がどう変わろうと、
テレビ・新聞が何と言おうと、
どうせみんな嘘ばかり。
おいらにゃほとんど関係ない。
----------------------------------------
これからは自分の個人的な世界だけで生きていこうと思います。




2016年1月29日金曜日

「無条件降伏体制」着々と日本をむしばむ


甘利大臣辞任の裏で
今日の新聞は1,2,3,4,7,32,33面と大臣の辞任と金銭授受の問題で踊っている。(朝日)
これだけでも、週刊誌でいう所の2億円恐喝問題はスルーしている。

ところが、31面には「高浜原発再稼働」の記事が、申し訳なさげに載っていた。
陛下のフィリピンご訪問、TPP問題の行方など、気になることも多い。
横田基地にはF22戦闘機が日本側に何の断りもなく配備されたし、、、、

日本は安倍政権に至って、再び米軍の占領下に戻ってしまったらしい。
正常な論理や法律などは実態として機能せず、白紙委任状のごときTPP法案が与党一致でごり押しされるし、立憲国家どころか法治国家ですらないようである。

おそらく、戦後の「無条件降伏」体制は連合国支配が続く限り「永遠」なのであろう。
戦後日本はひと時の夢を見ていたのだ。

かの中国は、アヘン戦争のアングロ禍から抜け出すのに苦難の100年を経なければならなかった。
日本が日本として脱欧入亜を果たす日は来るのだろうか。


2016年1月18日月曜日

どこかおかしいね、日本

阪神大震災から21年。
バス転落時「速度超過」
イラン制裁解除
北朝鮮向け石油 中国に禁輸要求

認められない同性婚 なぜ切ない?
・・・・・・・・・・・・・・・・
天声人語では「現政権の中国への急接近に、民意がブレーキを踏んだ。民主主義が機能するとは、こういうことだろう」
----------------------------------------
今朝の朝日新聞1,2面の記事だ。

国会では大変な重要法案がひしめき合い、与野党かみ合わない議論に空転し、体制翼賛化に向かってまっしぐらというときに、そのことには一言も触れず、上記のような具合だ。

「同性婚」では「法律は内閣が作るもの」と開き直り、天声人語氏は「民主主義は戦いを好むもの、民主化戦争万歳」とでも言いたげだ。

テレビなども、バス転落事故の被災者ばかり執拗に追っている。みんな若い大学生だから「絵になる」のだろう。失礼な話だ。

おっと、忘れちゃいけないのが、「廃棄カツ2万7000枚・・・店頭販売や弁当に」た゜。
不安全不安心な食品の流通は、何も中国が専売特許ではない。
日本こそ「元祖」ではないのか?

どこか狂ってますよね、日本。

2016年1月16日土曜日

「IS犯行声明」の怪

今度はジャカルタでテロ。
11月のパリでの「テロ」同様、すぐさまISなる者の「犯行声明」がネット上で告げられたという。

当局は事件発生翌日までに「犯人」の素顔、「実行共犯者」の特定をしている。
自爆または射殺された「犯人」については、本当に「犯人」なのか。

パリでのときは、恐るべき迅速さで「犯人」を特定し、次の行動---シリア空爆に展開していった。

ISがらみではいつものことだが、「直ちに報復してください」とばかりの「犯行声明」が発表される。こんな「声明」で喜ぶのは、爆弾投下をしたくてしょうがない連中だけだろう。それともISの人々には「自爆趣味」みたいなものがあるというのだろうか。

アルカイダ、ビンラディン、みんなあり得ないような「自爆趣味」に満ちている。
誰もがわかっているはずだ。本当の「犯人」なら「犯行声明」など出す筈がないということを。

では、「真犯人」は誰なのか。
お茶の間劇場でじっくり考えてみるのも悪くない。

2016年1月15日金曜日

日韓に「核」がある限り

僕は北朝鮮問題に、少しナーバスになっているのかもしれない。

今朝の朝日6面に、「動かぬ中国 じれる韓国 北朝鮮制裁巡り主席会談」と出ている。

北朝鮮の核問題であるが、日韓は米国の核の傘の中に入り、米軍が常駐し、当然空海軍は「核」を持ち込み保有している。米国は、はるばる太平洋を渡っての大遠征を戦後70年継続中である。米国は真珠湾以来海外出兵中ということであり、そのボーダーラインに北朝鮮がある。日韓は米国の前線基地である。

だから、日韓両国で米軍は治外法権を確保しているし、両国政府はまだ「占領下」にあるようなものだ。

したがって、北朝鮮、中国は日本など眼中にない。張り合う相手は米国なのだ。
米国は世界最大最強の軍事国家である。その上、国連の承認なしにいつでも軍事行動ができる「テロリスト国家」である。極東に、東欧に、中東に、アフリカに、世界中で戦争ごっこをしている。

そのうえ、北朝鮮のことは「悪の枢軸」呼ばわりをして、いつでも空爆できるようになっている。

日韓は米国とともに海外派兵を行って、世界各地での戦争に参加している。
北朝鮮は海外派兵などしていないし、力もない。隣国に対する「脅威」など存在しない。

しかし、日韓に「核」が配備されている限り、極東の脅威=戦争不安は消えない。

北朝鮮は、我々にとって単に棒切れを振り回しているにすぎないが、彼らから我が国を見れば、日本狐が米国虎狼の威を借りて吠えているように見えるだろう。
米国虎狼はよだれを垂らして舌なめずりをしているのだ。





2016年1月13日水曜日

核実験で巨大地震発生が可能

朝日デジタルの記事。

[東京 6日 ロイター] - 菅義偉官房長官は6日午前の会見で、この日午前10時半ごろに北朝鮮で観測されたマグニチュード5.1の地震について、核実験の可能性があるとの認識を示した。

北朝鮮の核実験程度でこれほどの地震が起こるということを自民党政府が認めているということである。

今回の実験は、米英仏の実験に比べて極ごく小規模なもの。
核先進国が核爆発を応用すれば、この10倍、100倍、1000倍の地震をたやすく起こせるということである。
10000倍なら2011.3.11の地震に匹敵することになる。
当時の気象台発表程度なら、もっと小さい地震だったかもしれない。
いずれにせよ、現代核技術で東日本大震災程度の地震を人工的に起こすことが可能であるということになる。

現代という時代はそういう時代なのである。

2016年1月12日火曜日

自分の頭で考えよう

中国株が崩壊して、中華経済が凋落の傾向を見せているという。

その割には、中国をはじめ東南アジアの「富裕層」が秋葉原で「爆買い」しているとか。

また、中国の経済低迷で原油需要が減って価格低下に歯止めがかからないらしい。
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デマではないにせよ、一種の偏向報道といえるだろう。
その証拠に、日本では一足先に582円の大暴落を起こしているが、あまり報道されない。

中国株の最大投資国は米英である。決して中国人民ではない。
上海株の暴落が世界に波及しているというが、世界の一日は日本、中国から明ける。
真っ先に低落したからと言って、その地域が原因とはならない。

かつて、アジア経済危機、東欧の経済危機、南米・・・・と多くの「危機」があったが、それらの原因はその国にはなく、ジョージ・ソロスをはじめとする英米投資家が仕掛けたものであることがわかっている。
今回は違うと言い切れるか。

アジアの富裕層はどんな人々であろうか。彼らは決して日本の高級ホテルに泊まるわけではない。東京や大阪の安ホテルやなどに泊まって、短期滞在をして「爆買い」をしていく。しかも「団体さん」だ。

彼らは決して「富裕層」などではなく、円安によって値ごろ感が出てきた日本製品を、再び円高にならないうちに買いまくりに来ているのだ。
彼らは地域社会の買い物代表団であり、中小商工業者なのだ。
本物の富裕層は、平均的日本人が考えるよりもはるかにリッチであり、このような行動はとらない。

原油国際価格は、ブッシュ親子が主導した価格つり上げの利益確定の一面があるとは前にも論じたが、今回の原油下げは決して中国の需要が足踏みしているからではない。生産過剰からなのだ。
資源大国ロシアの収益を減らすために原油を増産して価格低下を画策したのだが、増産体制に歯止めがかからなくなったための下落である。かつては石油輸出鎖国をしていたアメリカは今や石油輸出国であるし、OPECは内部統制が取れずに、むしろシェア争いのために増産中だし、英米が作り出したイスラム国も今や石油プラントをわが物として金もうけに走っている。
その結果が原油安なのだ。

政府=マスコミの言うことは利益誘導報道が多いから、少し頭をひねって考え、理解する必要がある。
行動はまた別だけどね。

2016年1月11日月曜日

誉めること貶すこと

今日の天声人語。
イタリア物のエッセイストがどうしてイタリア語が上手になったのか。
フランスでけなされ、イタリアでは褒められた。だから早く覚えた。
言葉は誉められると覚える、とか。
人の導き方の例えである。
こういう論者のことを馬鹿の一つ覚えという。

このエッセイストは戦後ヨーロッパにわたって勉強したらしい。
国民的にはフランでは戦勝国と敗戦国の関係。イタリアは同じ同盟国で敗戦国仲間。
当然、フランスでは憎まれ、イタリアでは親しまれる。
他の人的要素もあったかもしれない。
誉めたとか、貶されたとか以前に、好悪の感情がお互いにある。

好きこそものの上手なれというではないか。
ここでいう「好き」とはお互いに「好き」ということである。
憎い相手を褒めることは難しい。

好き合うこと、愛しみあうこと、この相互関係を忘れた天声人語、今日の出来は良くなかったようだ。





日本も核保有国だ

マスコミは北朝鮮の核実験で大盛り上がりだが、核保有国が6か国、あるいは9か国だと思っているから間違いになる。

実際は日本、韓国をはじめその領土内に核兵器を保有する国の数は半端ない数に上る。

日本、韓国、フィリピンをはじめ、NATO諸国に至るまで、米国空軍、海軍が持ち込んでいる核兵器の数は数千発。

非核三原則とは、核兵器をもたず、つくらず、もちこませずのことだが、米軍などは他国に核を持ち込んで常備している。日本も事実上「持ち込ませた上、持っている」ことになる。

それどころか、日本はかつて中性子爆弾実験(ICO事故と呼ばれる)もやっているし、フクシマのように原子炉爆破実験まで行っている(少なくとも「未必の故意」を装っている)。

だから、日本は堂々たる非「非核三原則」の核保有国なのだ。

ろくろく海外侵略などしたことのない北朝鮮が自衛のためと称する実験をやったくらいでガタガタしてはいけない

我が日本やアメリカは、100年、200年の赫々たる帝国主義的侵略戦争の老舗なんだぞ。

今年は、我がアベッチが大政翼賛体制を整えて、1億総軍人で北朝鮮に攻め入って、口に手え突っ込んで、ノドチンコおっ掴んで、奥歯ぁがたがた言わせてやるからな。
いつもの米日合同演習とか、米韓合同演習のような、単なる脅しとはわけが違うんだからな。
本気だかんな。

てなもんで、あー、恐い怖い。

2016年1月9日土曜日

なぜ宣伝報道をするのか

朝日新聞の見出しはこうだ。

韓国、宣伝放送を再開 北朝鮮揺さぶり
米国務長官、中国に対北朝鮮 圧力強化求める
社説 問われる中国の行動
    香港の怪事件 言論の自由の危機だ

東証、年初から5日続落
中国株値下げは一段落
東証、乱調 日本 ほぼ「一人負け」
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宣伝放送については、昨日の記事の焼き直しだ。
米英を中心とする勢力が、自らは影武者になって、中国攻撃に走っている。

いつも思うことだが、西部劇の悪や銀行連中みたいに、相手を極限まで追い詰め煽っておいて、相手がたまらず拳銃に手をかけた瞬間に圧倒的な武力で打ち倒す。これを英米流「正当防衛」という。

アメリカなどは、子供でも本物の銃を持っているキチガイ殺人国家です。
中東をISとやらでガタガタにし、イランイラクを煽って一触即発の状態にし、世界中に不安の種をまき散らしながら、経済不安を自ら引き起こしていながら、今回の株価続落を中国のせいにしてしまう根性こそ、世界不安の元である。

その結果、東証の乱調は、安倍政権の危うさの結果でもあるのだが、「中国のせい」で逃げようとしている。

原油価格が下がったのは、英米が作為的に引き上げた価格による儲けを確定させるための手段に過ぎないし、この数年の間に日本の資産が何百兆円という規模で海外移転し、日本経済が空洞化していることを、一般庶民は知らないままだ。

新聞記事は裏読みしないと真実が見えない。

2016年1月8日金曜日

北朝鮮水爆実験狂騒曲

北朝鮮の核実験で日本中が上へ下への大騒ぎ。
韓国が軍事宣伝放送を再開するとか、米国を中心に「中国はもっと圧力をかけるべきだ」とか。
日本各地では抗議集会が行われたとか。

どっかピントがずれてませんか。

日本からも弱小国家とみなされ、経済力も軍事力もたいしたことないと思われている国のことですよ。
騒ぎすぎです。
騒ぎすぎるのは、騒ぎすぎてみようという意図があるからでしょう。

3月になれば、恒例の米韓合同軍事演習があるしね。
毎年前半はこの乗りできてますから、年中行事であるともいえるわけで。
(今年もなんかあるのだろうね)

先日は、核廃絶国連決議案が米英仏中の反対で否決されたが、水爆保有国だよ、これ。
これらの諸国は何発核実験をやって、何発の弾頭を持っているの?

北朝鮮の核実験で一回デモをするなら、
既保有国に対しては365日毎日何回もデモをすべきではないの?

強き鬼畜米英を助け、弱きアジアをくじくのは、怯懦の道です。恥ずかしいことです。