日本の仏教公伝は552年とか538年とか言われています。天皇でいえば欽明朝です。
記紀でも最初は恐る恐る臣下に信仰を許したと書かれています。
その後、物部守屋討伐戦争で、聖徳太子が四天王寺を建立したことが書かれ、一気に天皇家および国家の護持するところになっていった。
その後の天皇家の仏教狂いはすさまじいほどだった。
塔頭という皇族方のお寺の数もすごいものがある。
その天皇家が、明治維新でお寺を捨てた。
廃仏毀釈である。
それまでお寺であったものが神社になった。
仏教の本尊が、神道の神々に入れ替わった。
きっと、明治天皇とその取り巻きたちは、過去を断ち切りたかったのであろう。
明治維新で、日本の神々は死んだ。
本地に垂迹した仏教の神々に入れ替わって、キリスト教もどきの仮面をかぶったのだ。
そして、綿々と続いてきた天皇家を殺し、京都を捨てた。
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