何から何まで経済原理でやられてはたまらない。
高価でも大衆の物にしたいものもあれば、安価でも害あるものも多い。
戦闘機や核兵器などは、高価かつ百害無利益の象徴であろう。
もちろん、こんなものは経済原則にかかるはずがないと思われるのだが…、経済の中心に戦争屋がいるとすべて金儲けの道具にされてしまう。
米英仏などがいい例だ。
かの国々では、兵隊は民間企業員である、仕事(戦争)があればあるほど儲けることができる。
戦争自体がビジネスなのだ。
青銅 ~ 鉄 ~ 火薬 ~ 航空機 ~ 核
と、科学と兵器は同義語だったのだが、ここにきて様相を異にし始めている。
人殺しの経済原理によって虐げられてきた国々が、経済原理に基づかない科学を発達させつつあるのだ。
究極の経済原理主義、即ち資本主義の究極的発展形である共産主義に苛まされてきたロシア、資本市場主義の悪魔が乗り移ったような、麻薬を武器として苛められてきた中国。
世界は、白人・キリスト教・鉄砲によってひどい状態になってしまっていた。
しかし、ここにきてお金による経済原理を克服するかのような国々、科学が出現してきている。
ロシアは代価を気にせずに宇宙技術を磨きあげてきたし、中国も重要な部分は国営で行っている。コストパフォーマンスとは無縁である。
英米にはこれができない。故に以後、諸国の後塵を拝することになるのだ。
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