2016年1月15日金曜日

日韓に「核」がある限り

僕は北朝鮮問題に、少しナーバスになっているのかもしれない。

今朝の朝日6面に、「動かぬ中国 じれる韓国 北朝鮮制裁巡り主席会談」と出ている。

北朝鮮の核問題であるが、日韓は米国の核の傘の中に入り、米軍が常駐し、当然空海軍は「核」を持ち込み保有している。米国は、はるばる太平洋を渡っての大遠征を戦後70年継続中である。米国は真珠湾以来海外出兵中ということであり、そのボーダーラインに北朝鮮がある。日韓は米国の前線基地である。

だから、日韓両国で米軍は治外法権を確保しているし、両国政府はまだ「占領下」にあるようなものだ。

したがって、北朝鮮、中国は日本など眼中にない。張り合う相手は米国なのだ。
米国は世界最大最強の軍事国家である。その上、国連の承認なしにいつでも軍事行動ができる「テロリスト国家」である。極東に、東欧に、中東に、アフリカに、世界中で戦争ごっこをしている。

そのうえ、北朝鮮のことは「悪の枢軸」呼ばわりをして、いつでも空爆できるようになっている。

日韓は米国とともに海外派兵を行って、世界各地での戦争に参加している。
北朝鮮は海外派兵などしていないし、力もない。隣国に対する「脅威」など存在しない。

しかし、日韓に「核」が配備されている限り、極東の脅威=戦争不安は消えない。

北朝鮮は、我々にとって単に棒切れを振り回しているにすぎないが、彼らから我が国を見れば、日本狐が米国虎狼の威を借りて吠えているように見えるだろう。
米国虎狼はよだれを垂らして舌なめずりをしているのだ。





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