今から50年前の事だが、僕はキリスト教会に興味を持って、アメリカ発祥のセブンスデイアドベンチスト教会の通教を受けた事がある。
その内容は、初めから衝撃だった。
アメリカは巨人だが、まもなく崩壊する運命にある。それは、この巨人の足元を見れば良い。鉄と銅、粘土と砂が混じり合って、溶け合わないままだからだ、と。
50年前、学校ではアメリカの事を、人種のるつぼ、と習っていた。だが、るつぼの中は溶け合うまで至っていなかったのだ。色んな民族が混じり合っても溶け合わずにいる国なのだ。
世の識者たちも、アメリカが足元から崩れ出していると見る人が増えている。
たしかに、孫子の兵法にも、内部分裂している国は危うい、とあった。
欧米諸国もこれに当てはまる。アメリカだけではない。
これに対し、BRICS諸国は、民族が融合し、心が溶けあっているように見える。
日本人はどうか。
この国は民族の融合をあまり望まないように見える。
しかし、日本人には、すべての人々を八百万の神々として受け入れる考え方の伝統がある。この気持ちが本物であれば、日本人は生き残れる可能性があるのだが、、、。
0 件のコメント:
コメントを投稿