2016年9月21日水曜日

若い時に私は人工地震の実習をした

地下核実験の計測は地震波で行う。
北朝鮮が隠れて核実験をやっても、核爆発によって地震が起こるから、その波動を調べれば、どこでどれだけの規模の爆発があったか推測できる。

単純に大木槌で地面をたたくと、数十メートル先でもその振動を計測できる。
ダイナマイト1本なら数キロ先でもキャッチできる。
複数の観測点があれば、発生場所の特定までできるようになる。
こんな技術は50年も前からあった。
何しろ僕はこれを学生時代に実習しているのだから。

爆発が地下数キロで引き起こされれば、そして大量の火薬や核などを使えば、どんな「地震」でも製造可能となる。制御発破という技術だって50年の歴史があるのだ。
制御発破は40年前に就職先で実習済みである。

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ところで、日本の核廃棄物の行方はどうなっているのだろうか。

地層処分については、すでに20年前から研究が始まって、10年前から実験も行われるようになった。ただし、どこの市町村でも地元は大反対だ。

核のゴミは捨て場がないのだ。。。。。。。。
日本の55個の原発から発生した核ゴミはすでに10年以上前から飽和状態だ。
しかし、あれだけ捨てる場所がないと言っていた割には、溢れ出さないのはなぜだろうか。

核は政府発表のような地層処分では、何万年も「管理」しなければならない。
しかし、文字通りの「処分」すなわち爆発廃棄なら管理は不要だ。
「管理」するのは「情報」のみでよい。これは機密情報と呼ばれる。

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昔、ICOの超臨界「事故」があったとき、「これは中性子爆弾の実験だ」と直感したが、「まさか」の事柄が実は日常茶飯だということもある。

責任の所在があやふやならば、どんなことをやってもおとがめなしの世の中なんだから。


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