径(こみち)によらず、という。
僕ももう67をとうに過ぎた。世間と戯れて遊ぶ時間は残り少なになってきた。
人様のこと、政治や経済などの碌でもないことに一々振り回されている時ではない。
確かに、会社役員から放り出されて、家族を失い、家を失い、財産と生きる意欲を失い、
どん底の意識の中で生きるうちに、世の中の歴史を知り、経済を学び、法律の深淵を覗いた。
福島では大地震と福一爆発とともにふるさと喪失という未曽有の事件にまで巻き込まれた。
しかし、それがどうしたというのだ。
回り道はやめよう。
人生の折り返し点はとうに過ぎてしまったが、そろそろしたいことをしよう。
高い低いは気にしないことにしよう。
ありのままの心衷を素直に表現できれば良い。
このブログは、僕一人の、僕だけのためのブログなのだから。
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