2021年7月5日月曜日

山の歌の思い出 坊がつる讃歌  芹洋子


お馴染みの坊がつる讃歌だが、僕の思い出話を紹介します。
大学山岳部2年生の時に、富山市の文部省登山研修所で1週間の研修と剣沢合宿が行われました。
当時この歌が大ヒットしていたのですが、同宿の広島大生が言うには、「この歌はホントは『廣島高師の山男』と言って、歌う時はもっとずっとロウテンポで重厚にバンカラっぽく歌うのだ」というもので、「正調節」をみんなで一緒に歌ったものでした♪

歌は世につれ、世は歌につれと言いますが、仲間うちで歌っていたものが大衆化する過程で固有名詞を一般的文句に変えたり、よりポピュラー化されていったようですね。

元歌に敬意を表するとともに、みんなで歌えるようになったことを喜んでいます。
でも、僕が1人で歌う時は教わったように「正調」で、歌詞の終わりは「廣島高師の山男」です。
「人みな花に酔う時も 残雪恋し山に入り 
 涙を流す山男 廣島高師の山男」

歌うと僕自身の懐かしい思い出が滲んできます。

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