2021年7月11日日曜日

2021/7/11 生活がすなわち修行

 中村天風 | 一日一話

元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話

2021/7/11 生活がすなわち修行
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すべての実行を、
一時二時間というような長い時間を行うことを
修行の条件に思う必要はない。

人生修行のためと言って、
貴重な人生の時間を犠牲にする必要はない。

もしそうしないとできないような
方法であるならば
不適当なものであると遠慮なく言いたい。

「心身統一法」の本領は、
生活がすなわち修行という信条のものである。

日常の仕事を行いつつ
安易に実行するのが理想なのである。

機会がある時に、
一呼吸だけでも良いのである。

中村天風

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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。

本日の一日一話の出典は『錬身抄』第3章です。

【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
https://www.tempukai.or.jp/mail_link/books.recommend/90.html

▼『錬身抄』
https://www.tempukai.or.jp/mail_link/books.recommend/14.html


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▼生活の中でいつでもできる
 神経反射の調節法(クンバハカ法)の応用法
 ~養動法(ようどうほう)~
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(以下、尾身幸次著『成功への実践』第3章より
 引用抜粋)

養動法は、クンバハカ体勢を基本に
体に動きを与え、心と体を速やかに
平静に整えるものである。

養動法はテレビを見ながらでも、
椅子に座って仕事をしているときでも、

簡単にできるので、
ぜひ日常的に実践することをおすすめする。

基本的なやり方は、静かに座り両手を膝に置き、
印は組んでも組まなくてもよいが、

クンバハカ体勢をとって
体で「の」の字を描くように
ゆっくりと上体を揺動させる。

このとき激しく動かしたり、
小刻みに揺すったりせず、

また頭を振り回したりしないように、
静かに動かす。 

その効果として、神経の亢奮を鎮める、
内臓の働きを高め、消化を促進する、
運動不足を補う、など多くあるが、

気が塞ぎがちになる病気のときなどは、
体調を整えるだけでなく、 

明るく積極的な方向に
気分転換することができる。 

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