https://indeep.jp/deadly-booster-shots-in-progress/
より転載します。
アメリカ食品医薬品局が承認したブースターショットの第1相臨床試験が「たった23人」を対象に行われていたと知る。そして、日本の科学者たちは、追加接種のリスクを科学を軸として懸命に訴え続けるも…
投稿日:
ずさんを超えて
最近はブースターショットの話が日本の報道などでも、よく出されます。
それで、今日、アメリカでブースターショットがアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認された、日本でいえぱ「特例承認報告書」ですかね、それを知りました。以下にあります。
Vaccines and Related Biological Products Advisory Committee Meeting September 17, 2021
正確には、「ワクチンおよび関連する生物製剤諮問委員会会議 コミナティ(COVID-19ワクチン、mRNA)の追加免疫の認可申請 9月17日」というタイトルの書類です。
この文書によりますと、ブースターショットの試験は、フェーズ1(第1相)、フェーズ2(第2相)、フェーズ3(第3相)と行われていて、そのことについて書かれているのですが、何となく見ていて、
「え?」
と思う部分がありました。
以下の表です。
FDAのブースターショット承認報告書より
FDA
この「N=」とか「n=」というのは、統計上の面倒な表記ですが、以下のような説明がご参考になると思います。
統計学の世界ではNとnは、厳密に使い分けられています。母集団のサイズを表すときは大文字のN、その母集団から得たサンプル(標本)のサイズを表すときは小文字のnなんですね。
「1,000人を対象に調査をし、300人から回答を得た」という場合は、“N=1,000, n=300”と表します。 (mojica.jp)
上の FDA の表を日本語にしますと以下のようになります。
ブースターショット・フェーズ1試験
[参加人数]18歳 - 55歳 11人
[性別] 女性2人 男性 9人
[人種] アジア人 2人、黒人 1人、白人 8人ブースターショット・フェーズ1試験
[参加人数]65歳 - 85歳 12人
[性別] 女性 6人 男性 6人
[人種] アジア人 0人、黒人 0人、白人 12人ブースターショット・フェーズ2/3試験
[参加人数]18歳 - 55歳 306人
[性別] 女性 166人 男性 140人
[人種] アメリカ先住民 2人、アジア人 16人、黒人 28人、白人 249人
「なんだこれ?」
というようには思いました。
つまり、私の見方に間違いがないとしたならば(間違っているかもしれませんので、皆様もご自身で確かめられて下さい。表は 13ページにあります)、
・フェーズ1試験では、全部で 23人だけで試験が行われた。
と共に、
・フェーズ2/3試験では、「 56歳以上の試験対象者がいなかった」
ということになります。
「高齢者からブースターショットを始めるとか言ってんじゃん」
と思いますが、その高齢者では「試験は行われていない」ようです。
それと共に、
「こんな安全基準のものを、イスラエルではもう 300万人が受けてるんだぞ」
とも思いましたけれど、イスラエルでは、保健省の事務局長が「この結果に(ブースター接種後も感染数が減らないことについて)失望している」と述べ、事実上、「イスラエルのワクチン政策は失敗だった」と認識していることを伝えてしまっていました。
以下の記事でご紹介しています。
イスラエル保健当局が、ワクチン大規模接種プログラムの「失敗」をほぼ認め、10月から「コロナ制限の新たなポリシーを発令する」と発言
地球の記録 2021年9月20日
ただ、実際には、イスラエルでは、3回目の接種が始まって「被害が拡大している」というようなことも伝えられていまして、しかし伝聞ですので、このあたりはわからないことですが、2回目の接種が 550万人以上だとして、「3回目を打たないとグリーンパスが発行されない」というにも関わらず(次は4回目が述べられています)、このうちの 250万人のイスラエルの人たちは
「3回目を打つ選択をしなかった」
ということになり、何となく現地の状況も想像できなくもないです。
何しろ3回目、まして4回目ということになると、以前の記事でもご紹介しました、東京理科大学名誉教授の村上康文さんの以下の言葉にも重みが出ます。
「同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増。7〜8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある」(フォーブス)
以下の記事などにあります。
ジェノサイド後の世界 ADE編
投稿日:2021年9月19日
「同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合」というのは「同じワクチンを接種し続けた場合」と同じ意味です。7、8回目から全滅へのターンとなるようです。
それにしても……この村上名誉教授もそうですが、現在、世界中の多くの科学者の方々が、一所懸命に、
「こんなことを続けていてはいけない」
と暗に訴え続けていますのに、一般ではほとんどがそれに注目されない。あるいは報じられない。
現在の世の中では、少しでも「このワクチンはいけない」という言葉を使うと、すぐに反ワクチン派というようなレッテルを貼られてしまい、下手をすると立場も名誉も失ってしまう。
ですので、そういう反対する形ではなく、たとえば科学者の方なら「研究」あるいは「資料」という形で、それを訴えている。
以下の記事でご紹介しました、東京大学、大阪大学などをはじめとしたさまざまな日本の研究者も、「役に立たないし害があるから」と、論文にそれがわかるように書いているのです。
東京大学等や大阪大学の異なる論文に見る「ワクチンによる逃げ道はナシ」という実感。強行した後に残るのは「無」
投稿日:2021年9月11日
東京大学の論文は、
「今後の変異株に対して、ほぼいっさいの予防効果はない」
と読めるもので、大阪大学の論文では、
「その新たな変異は間近に迫っている」
ことを書いています。
さらには、
「感染増強抗体(ADEの要因となるもの)は、ずっと残る」
とも。
「こんなことをしていてはダメなんだ」という科学者の方々の思いがとても伝わる気がした論文でした。良心あるいは正義を感じます。
しかし、もはや専門家たちの懸命な訴えはなかなか届かなくなっています。
その中で、日本でもブースターショットの話が出ており、その検討の場には「本当の専門家は不在」のはずです。
本当の専門家がいれば、そんなことを推奨するわけがない。
そして、このブースターショットは、少なくとも3回目のものは「以前の2回と同じのもの」です。先ほどの FDA の書類にも、
「 BNT162b2 」
と明記されており、これは武漢型のコロナのスパイクタンパク質の「全長をコードする」ものです。
ブースターショットは、それ以前のものとまったく同じなのです(品質の安定性の問題による個別の mRNA 濃度のバラツキ=水ワクチン問題は別として)。
同じ抗原を複数回、打ち続けると、村上名誉教授のおっしゃる、
> 5回目から死亡する例が激増。
> 7〜8回繰り返すと半分近くが死亡する
という数十年前から存在している定着した科学的実証があるにも関わらず、それと同じようなことをしようとしている。
仮に「異なる内容物のワクチンでブースターショット」をしても同じです(今後出てくると思われる国産ワクチンなどを含めて)。
なぜなら、1回目あるいは2回目の接種で、感染増強抗体をすでに獲得しているからです。基本的には、それで十分に ADE のリスクを負っています。一度 mRNA ワクチンを接種すれば、後に何を追加で行っても、それは感染増強の引き金を加えていくことにしかなりません。
先ほどの大阪大学の「デルタ株がじきに変異し、それはワクチン耐性を持つ」ことに関しての論文は、海外の、まあ特に反ワクチン系のメディアで大きく取り上げられていまして、つまり、
・もうじき予防効果は完全になくなる
・それと共に ADE のリスクが高まっている
ことについてのメカニズムが明らかになったことがさまざまに報じられています。
そのような記事のうちのひとつをご紹介して、締めさせていただきます。
大阪大学の論文そのものは以下です。
The SARS-CoV-2 Delta variant is poised to acquire complete resistance to wild-type spike vaccines
SARS-CoV-2 デルタ変異株は野生型スパイクワクチンに対する完全な耐性を獲得する準備ができている
こんな素晴らしい国内研究に、日本の一般メディアは見向きもしません。そのため、日本の研究でありながら、知る人ぞ知るということになってしまっています。
ここから記事です。
時限爆弾の刻印:「完全にワクチン接種された」人たちがコロナウイルス変異体に再曝露されると、病気の急速な進行を経験する - 研究
TICKING TIME BOMBS: The “fully vaccinated” will experience enhanced disease when re-exposed to new coronavirus variants – study
naturalnews.com 2021/09/20
日本の研究者たちは、「完全にワクチン接種された」人たちが、デルタ株など、野生型コロナウイルス変異体に再曝露されたとき(コロナの自然感染の意味)に、どのように病気の増強を経験する可能性があるかについての新しい研究を発表した。
この研究は、SARS-CoV-2 のデルタ変異体が既存のワクチン供給に対して「完全な耐性を獲得する準備ができている」ことを示しており、ワクチン接種を受けた人たちは感染増強による重篤な病気のリスクが高くなると見られる。
抗体依存性感染増強として知られるこの科学的現象は、SARS を標的として研究されている中で、作成に失敗したワクチンの動物実験で最初に目撃されたものだ。
免疫化された後(ワクチン接種後)、すべての動物は野生型ウイルスに再感染すると(自然のコロナウイルスに再感染すると)死亡した。
この研究では、デルタ変異体が 4つの一般的な突然変異に圧力をかけられたことを突き止めている。
人間の細胞で転写されるファイザー社とモデルナ社のスパイクタンパク質は、これらの同じワクチンプログラムによって存在するように圧力をかけられている新しい変異体と戦うための準備をしない。
日本の研究者たちは、ファイザー社ワクチン技術をすでに凌駕している SARS-CoV-2 の3つの変異を特定した。この研究によると、4番目の突然変異が集団で優勢になった後、ワクチン接種は重篤な状態を引き起こす可能性がある。
「スパイクタンパク質の受容体結合部位である RBD は、細胞の受容体 ACE2 に結合し、その相互作用は SARS-CoV-2 感染中の膜融合を仲介する」
と研究の著者は記し、そして、以下のように書いている。
「 SARS-CoV-2 に対する中和抗体は主に RBD に向けられ、RBD と ACE2 の間の相互作用をブロックする。ほとんどの SARS-CoV-2 変異体は RBD の中和抗体エピトープに変異を獲得しており、中和抗体からの脱出をもたらしている」
ワクチンは、単一の突然変異に対して短期間しか効果がなかった。ワクチンによって誘導されるほとんどの抗受容体結合部位抗体は、スパイクタンパク質を認識し、重度の感染を防ぐことができた。
しかし、4回の変異の後、これらのワクチンによって誘導された抗体はスパイクタンパク質を認識できなかった。その結果、ワクチン接種が免疫力を低下させ、重篤な症状にかかりやすくなるにつれて、デルタ変異種 / Delta4 + の感染力が強化された。
さらに悪いことに、最近のネイチャーに掲載された論文では(論文)、 SARS-CoV-2 の感染率とワクチン接種率が、ワクチン耐性株の急速な進化を促進しているという証拠が出ている。
このワクチン科学の失敗を超えて、ヒトの免疫応答を進化させるために、これらの突然変異への完全な曝露が必要であることを国民が受け入れなければならないのは時間の問題だろう。
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