2021年12月11日土曜日

近頃の環境騒動や脱炭素関係問題について、元駐スイス大使の村田光平さんの手紙が公開されてたので紹介します。原発はジ・エンドであって欲しいのですがねえ‼️

 


https://nunato.net/%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%af%e3%82%af%e3%81%a8%e3%83%91%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%a7%e6%b7%b7%e4%b9%b1%e3%81%ae%e4%ba%ba%e9%a1%9e%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%80%82%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%9e/

より転載します。

皆様

深刻なフランスの原発技術の欠陥に関するフランス在留邦人から寄せられた重大情報を共有させていただきます。

<中国広東省台山原子力発電所、また放射能漏れか?その根本の原因はフランスの原発技術の欠点?

https://youtu.be/UmpJoiGSUWU

フランスは自国で技術的に失敗し、中断しているEPRをアジアに売りつけて金儲けしているのです。日本へもMOX燃料をフランスから高浜原発に送っています
し、国内の一部で進められている小型原発の開発推進もフランス発のはず。つい最近は、サウジアラビアに戦闘機(確か80機)売ったと大自慢、、、フランスは本当に罪深い。軍需産業がある限り世界中に戦争が起こります。

上記のユーチューブ情報に関しての「よそものフランス」代表からのコメント:

この中国の台山タイシャン(だいさん ではない)は、初めて稼働したEPRですが(フランスでもフィンランドでも問題続出でまだ完成・稼働できず)、
今年6月の異常発生、7月末にストップという経過も、(このお送りした情報の中で触れている通り)今回、フランスの独立放射能測定所クリラッドCRIIRADに内部告発があり、それをCRIIRADがフランスの原子力安全局ASNに公開質問状を送って事実を確認するように要請したことも事実です。

EPRの原子炉の構造自体に欠陥があるため振動が起きて核燃料棒に影響する、という実験結果が、実は2006-2007年からわかっていたらしいとのこと。
そして、この欠陥はタイシャン2(稼働中)、まだ稼働していないフィンランドとフランスのEPRにも共通するだろうから、非常に重要だから情報をちゃんと公開せよということです。

EPRはもともとフランスArevaとドイツ(Siemens)の共同企画だったのが、Siemensは脱退(おそらく技術的にうまくいかない、採算取れなそう、と思ったからでは?)し、フランスだけが開発した。製造はクルゾーというずっと原発本体と部品を作ってきた会社(後にAreva-APとなり、Framatomeとなる)ですが、ここは破産し、ノウハウも失われ、欠陥部品問題が数年前に発覚した。そして、2000年代には欠陥部品問題がたくさん起きていたのに書類の偽造も行われ、EDFとアレヴァ双方で隠蔽があったことも発覚しました。
フランスのフラマンヴィルのEPRの建設の許可(政令)は2007年に出たのですが、それまでもずっと市民とNGOの反対運動があり(その後も現在まで続いている)、そうした中で情報が隠蔽された可能性は大きいです。>

フランスに詳しい元国際機関幹部の知人の下記の指摘は看過できません。

<COP26での石炭禁止の動きが、マクロンの小型原発開発になっていますね。あの6基は日本のもんじゅの継続や六ヶ所村の再処理工場と結ばれています。
極めて危険な計画でアレバがかんでいるかぎり新世代原発もまやかしだと思って居ます。>

今後とも皆様とともに重大な関心をもって今後の帰趨を見守って参りたく存じます。

村田光平

(元駐スイス大使)

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