2021年11月14日日曜日

川俣町は僕の故郷の町。山木屋地区近くに当時の町長さんの鶏舎がありますが、ここまでは汚染が及んでいないとその町長さんが言っていたそうです❣️ 皆んな守るべきものを持っている❣️

 


http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-3814.html

より転載します。

住民の減少が続く川俣町山木屋(2021年11月)

 2017年3月末に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(1)の居住者は
  2019年11月1日 355人(ピーク)
  今年10月1日    335人
  今年11月1日    335人(2)
で、住民が戻らんくなりました。
 福島県川俣町は阿武隈高地の北部に位置する山村です。福島事故で放射能が飛んで来て町は汚染されました。
 事故から10年を経て汚染されている福島凡例 
 ※1(3)(4)にて作成
 ※2 旧避難区域は(5)による。
 図―1 福島県川俣町

 図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルト(6)を超えた地域が広がっています。事故10年目の福島も汚染されています。事故10年目ですがが川俣町は今も汚染されたままです。
 事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
 男の子 141人
 女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(7)。
 通常は男の子が多く生まれるので(8)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島の綺麗な女性
 ※(9)を引用
 図―2 福島の綺麗な女性

でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(10)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(11)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。広島や長崎で起きていない事がフクシマで行きました。広島や長崎のデータを持ってきて福島は「安全」と言うのは非科学的です。それでも、自公政権は「安全」であるとして(12)2017年3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(1)(5)。 以下に15歳未満の子ども(多分全員が避難中(13))人数を示します。
子供が減少する川俣町山木屋の子供避難者
 ※(2)を集計
 図―3 川俣町山木屋の15歳未満の人口(含む避難者)

 図に示す通りどんどん減っています。数値を記載すると
  2017年 4月1日 72人(町内30人、町外42人)(避難指示解除翌日)
  2021年11月1日 21人(町内5人、町外16人)
です。そして2018年4月に再開した小学校は、6年生5人が19年3月に卒業し、児童が「0」になりました(14)。今、山木屋にある学校に中学生が7人いますが(15)、この中で山木屋の小学校からそのまま中学校に進んだ生徒はいません。
 以下に川俣町山木屋の帰還者・避難者数を示します。
住民が戻らない川俣町山木屋
 ※1(2)を集計
 ※2 避難者数には転出者等も含まれており、現在の住民登録人数と一致しない。
 図―4 川俣町山木屋の帰還・避難者数

数値を記載すると
  2019年11月1日 355人(ピーク)
  今年10月1日    335人
  今年11月1日    335人(2)
で、住民が戻らんくなりました。
 避難指示解除時(2017年4月1日)の対象者は1,154人でした(2)。山木屋に戻ったのは避難指示解除時の29%(335÷1,154×100)で7割以上が戻らいようです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 そのうち山木屋から人が消えます。川俣町は山木屋の住民が帰還したくなるな積極策がとれません。
 山木屋の皆さんは東京電力から精神的賠償として850万が支払われましたが、山木屋以外の川俣町民は12万円です(16)。いわゆる「賠償格差」です。とくに自主避難された方は面白くないと思います。同じ川俣町からの避難者でも、山木屋とそれ以外では大きく違います。山木屋だけの優遇策を実施したら多くの町民の不満が増します。ただし、山木屋の58歳の女性が避難生活で精神的に追い詰められ、うつ状態になり、自殺したと事例を裁判所が認定しました(17)。山木屋は強制避難であり、避難によるストレスは大きかったともいます。
 住民が戻らないのは不安があると思います。そして、他の福島の皆様の不安が続いています。
 福島県須賀川市辺りの特産品にニラがあります。11月から翌年3月が季節です(18)。福島のニラはおいしいとの事です(19)。福島県は福島産は「安全」だと主張しています(20)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ニラはありません。
他県産はあっても福島産ニラ
 ※(21)を引用
 図-5 福島産ニラが無い福島県須賀川市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県須賀川市の皆様を見らない「フクシマ産」は食べません。

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