2015年12月25日金曜日

キリスト教はキリスト教でない

昨夜はメリークリスマスと乾杯してケーキを食べた。

だが、まてよしばし。 
キリストの誕生日は夏場のはず。
トナカイ馬車だって、中近東ではありえない。
そもそも、サンタさんって何者?

実は、キリスト教そのものがローマ帝国に乗っ取られていたって話、信じられますか?
実はそうなんです。

聖書によるとイエス・キリストという人は紀元0年前後ローマ帝国によって処刑されたことになっています。
12使徒と言われる人々がキリストの教えを守り伝えたというお話ですが、新約聖書が成立したのは3世紀か4世紀ごろのこと。しかも、このころはまだローマ帝国はキリスト教を迫害していました。

「迫害」というのはキリスト側に立っての物言いです。こんなものが入ってきては亡国の兆しとして禁じられたのは当然です。日本の江戸時代を見ればわかります。とにかく危険思想でした。(もっとも、江戸時代のそれはキリスト教は銃砲と軍隊がついて回りましたからね)

そのローマ帝国がなぜキリスト教を公認するに至ったのか。
実は公認したのではないのです。
キリスト教の利用価値を見出し、歪曲し、自分たちに都合のいい教義に改め、荘厳な教会を作り、国教と定めてキリスト教を逆支配しようとしたのです。
それは見事に成功しました。
これを換骨奪胎といいます。
ですから、今のキリスト教はイエス・キリストのキリスト教ではないのです。
ローマがキリスト教を国教と定め、バチカンが支配するようになった時、本当の意味でキリストは死んだのです。

ですから今のキリスト教は野蛮宗教です。
弱肉強食、略奪経済の上に成り立っています。

クリスマスは文字通り「苦しみます」です。キリスト教にとって異教徒のせわいじん棟梁の祭りです。
10月末のハロウィーンが悪魔教の祭りであるように、今のキリスト教は非常に悪魔的です。

旧約聖書という書物は、数々の悪魔的教義に満ち溢れています。
ソドムとゴモラを例に出すまでもなく、自分の仲間以外は虫けら同然とみなします。
とても霊長類たる人間のすることではないです。

要するに、悪魔教の上に成り立っているのが現在のキリスト教です。
ローマの支配をまぬかれた「キリスト教」があるとすれば、それだけがイエス・キリストの宗教でしょう。そんなものがあるのかどうか、僕にはわかりません。



ま滅びの国 ヌッポン

やっとこの一年が終わる。

毎朝、びっくりぽんの、朝ちゃんに付き合わされてきたが、これは人気のない大河ドラマを補強するために、安倍ちゃんシンパが必死になって作文したものだろう。

世界一平和な国日本を、理不尽で残虐な手段で乗っ取ってきた「維新暴走軍団」を美化して描いた嘘っぱち歴史だからだ。

本当は「明治維新」なんてなかった。
ただ、外国人たちがどどどっと乗り込んできて、「産業」を起こし、「戦争国家」を作り、何百万の日本人を戦死させてきただけなのだから。
明治維新という言葉自体、昭和になってから作られた後世の造語であった。

もっとも、日本の外交はすべてアメリカが仕切りますという、日米和親条約。江戸幕府が結んだものではあるが、事実上の日本属国化条約であったが、明治政府はアメリカの金で達成したものであり、日清日ロの戦争もアメリカ資本で戦った。

なれ合いと八百長で始まり終わった太平洋戦争。
これが明治でいえば70年ころのこと。
結果は「明治維新もう一度」で、日本が再び白人支配国に戻っただけである。

戦後70年を経てやっと白人支配が緩んできたかなと思ったら、理不尽な戦争法案やTPP騒ぎだ。
これじゃあ、新年早々にでも「玉音放送」が聞けるんじゃないの?

「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び・・・・・云々」
ご主人様はずーっとアメリカだあー。。。。。

ま、長州やくざの得意のセリフかもしれませんがね。
彼らのせいで、美しい国日本は、ヌッポンになってしまった。
もうこうなったら、幾千万の日本の怨霊たちに再登場願うしかないのかもしれない。

2015年12月10日木曜日

幕末の赤報隊こそ日本版ISIS

徳川慶喜が大政奉還をして政権の禅譲を試みたものの、英米をバックとする反政府勢力は革命的展開を望んだ。

そこで、江戸や京都、大阪では暴力団を組織して「赤報隊」を組織してゲリラ戦を展開させた。狙うは町を混乱に陥れ、どさくさを作り、その中から体制崩壊を狙ったのである。この赤報隊は当然にのちの政治の影の軍団となって革命政府を守った。

「維新」後の我が国を跋扈したのは赤報隊を源流とする暴力組織であり、青い目の扇動者たちであった。だから、当時の日本で安心して歩ける道はなかった。

ISISの原型は幕末の赤報隊にあり、列強英米の手先であり、許しがたい反日本人、極悪非道の売国奴であった。その末裔が現在の右翼、暴力団、それらを後ろで操る薩長下級藩士崩れの現政治家、公務員なのである。

おごれる平家久しからずという。
東国の武者達、奮い立ってほしいものである。

2015年12月1日火曜日

ISISの原点は明治日本にある

今、シリアで起きていること、イスイスのこと、北アフリカ諸国で起きたこと、エジプトやイラクで起きたこと、これらの原点がえ全て日本にあったと言ったら、皆さんは驚かれるだろうか。

米英が主体となって既存の諸国を転覆し、「親米」国家を創ること、その国家群が永遠の戦火に飲み込まれること、これが日本の「明治維新」以来続いてきた英米式世界調略史なのである。
いや、その嚆矢となるのは・・・・・・アメリカ大陸征服史、キリスト教によるローマ支配、ローマ帝国の成立、アリストテレスという鬼によってなされたアレクサンダー大王の世界征服・・・・等、さかのぼればきりがない。

ともかく、現在世界で起こっている事象の嚆矢は「明治維新」にある。
現代のISIS、それは幕末の薩長下級士族である。英米の傀儡ということである。
あれから随分年月を経たが、相変わらず安倍某という長州士族崩れ傀儡が蟠踞している。
しかし彼らも所詮ただの操り人形でしかない。

幕末から敗戦後の日本、現代社会を胸に手を当てて考えればだれにもわかることだ。
これがわからない日本人は、まだまだ勉強が足りない。

安倍某のように、やたら明治維新を懐かしむ手合いがいる。あたかも天皇制の起源が明治維新にあるかのごとき考え・行動だ。明治以降の天皇制のみあげつらう人々は、現代天皇制が明治に始まったこと、徳川期以前とは全く断絶していることを暗に認めていることになろう。
皇族と呼ばれる人々が明治天皇ゆかりの方々のみというのも変だと思いませんか?
これもまた、ISIS明治の証明になる。


2015年11月17日火曜日

パリの連続テロは911と同じ

やらせ映像満載のパリのテロ。
それに続く非常事態宣言。
おそらくNATOかCIAに入れ知恵されたオランドが打った自作自演紙芝居だ。

報道された内容は嘘と結果ありき誘導に満ちている。
今後は911と何ら変わりない展開になるのだろう。
フランス版「テロとの戦い」だ。


同時並行的に日本では日本海で大々的な軍事演習だとか。
北朝鮮のミサイルなら1発上がっただけで上や下の大騒ぎだが、その数百倍の規模の日本の「演習」にはわがマスコミはだんまりだものね。

米英仏は何百年ぶりの「十字軍」遠征を目論んでいるのだろうが、そんな尻馬に乗ってはいけないよ、安倍晋三君!!!
日本の母は、「敵を殺せとは決して教えない」のだよ。
棄民党にはしないでくれ。

人殺しと略奪を「崇高な行為」とするギリシャ哲学に裏打ちされた西洋には決して組してはならないのだ。我々と相容れる処なんてないんだから。


2015年11月11日水曜日

選挙という名の独裁

親英アウンサンスーチー独裁の兆し
ミャンマーは外国人に政権をくれてやったようなものだが、、、、、

直接選挙以外は民主主義の名をかたっているだけだ。
選挙管理委員会、投票箱、開票器・・・要するにブラックボックス。
いかようにも料理できる。

つまり、現代の選挙はすべていかさまである。
ほとんどの人は、見ず知らずの人に投票している!!!!!

日本の選挙を見てもわかる。
投票者には縁もゆかりもない人が選挙対象者だ。
マフィアの面々の中から「誰が代表者だ」なんてちゃんチャラおかしいし、投票箱に投票用紙入れても中身ば変わっているかもしれない。手品師が待っている。

マスコミがすべて安倍政権に握られているように、私も地方新聞が行政に握られている実態をまざまざ見てきたが、世論とは政権が作り出したものだし。。。

2015年11月8日日曜日

悪魔が仕組んだ明治維新

日本人は戦争好きな民族なのだろうか。

盛んに中国や韓国、北朝鮮、ロシアを挑発して、これらの国々を悪者扱いするが、彼らは今まで外国までのこのこ出かけ、喧嘩を売るような行為をどれだけしてきたのだろうか。

むしろ、欧米諸国こそ、治外法権すら無視して隣国や僻遠の国に難癖をつけ、無慈悲な征服を絶え間なく続けてきたのではないのか。

明治維新で日本人は変わってしまったのだろうか。
明治維新は、理由なく他国を攻撃する国家に日本を変えてきた。
明治維新は、日本が「悪の連合」の仲間入りをした悪魔の革命ではなかったのか。

日米通商和親条約によって、アメリカは日本の外交権を一手に掌握した。二国間問題はすべてアメリカが解決することにしたのだから、この時にアメリカの植民地になったといってもよい。だから、日本のすべての産業がアメリカの金で始められ、アメリカの金で日清・日露の戦争まで戦った。

欧米社会は、アレクサンダーの昔より、アリストテレス哲学の登場を待つまでもなく、海賊国家なのだ。略奪こそ最大の商売であり、豊かさへの近道であり、だまし討ちと虐殺が「王道」と言われるやり方なのだ。

冷静に考えればわかることである。
他国の政治に口出しするのがいいことかどうか。

日本は、他国の内政問題、人権問題、経済問題に安易に口や手や金を出すべきではない。
殴られそうになったら受ければよい。柔道の極意である。
前に立ちはだかっているから拳銃で撃ち殺す…・これはアメリカ欧州流だ。

2015年10月27日火曜日

水道事業の海外売却

あきれたね。
家に帰ったら水道料金通知が来ていて、料金徴収事務が外資会社になっていたよ。

ほとんどの家が自振をしていることを考えると、手間なしで莫大な収入が外資に行くことになるね。

日本の総理、副総理が何年か前に外国の議会で約束したように、我が国国会は審議したやらしないやら、大事なところが外国に取られてしまっていたというお話。

後で、料金値上げや薬物混入があるんだろうね、きっと。

2015年10月18日日曜日

ハロウィーンが日本でも流行

変な世の中になったもんだ。
アメリカのお祭りが日本でも。

11月の感謝祭はリンカーン大統領の時に始められたもの。
10月末には、収穫されたカボチャなどを仮面にしたり、怪獣たちが練り歩くくいーすたハロウィーンも行われる。

そもそもの話では、イギリスから新大陸に上陸した400年前の入植者たちは、新天地を求めて到着したものの、食べ物すらなく、お互いの人肉を食べてまで生き延びたという。

原住民インディアンたちが見かねて食べ物や必要品を提供すると、彼らはインディアンたちに感謝することもなく、「神の恩寵」として神に感謝をささげた。

生きるすべを入手した入植者たちは、なんとインディアンを追放し始め、皆殺しまでやった。
ハリウッド映画「ローンレンジャー」で悪党で人肉食いのプッシュ・キャベンディッシュは鉄道王から「兄弟であり分身である」と言われるが、現代アメリカは人肉食いの経済帝国そのものである。

アメリカ西部開拓の魔手はペリー来航以来わが日本にまで及んで、「奴隷国家」を作り上げた。
ハロウィーンなどを真似している場合ではないのだ。

ちなみに、奴隷解放で有名なリンカーンの目的は、白人奴隷の解放で、黒人奴隷については考慮されていたかどうか疑わしい。

2015年10月14日水曜日

1億総活躍・・・

国民総動員令のことでしょ・・・

マイナンバーと来年あたり実施されるデノミで、隠し財産はできなくなり、赤ちゃんから寝たきりのお年寄りまで、全財産没収の日は近い !!!

備えようね。

ただし、NHKの言うことを鵜呑みにしてはダメだよ。

今日「頭が痛くなくても、予防のために頭痛薬」とか、トヨタがISIS(イスラムのSIS=英国諜報機関)にRV車を大量提供していた件について知らなかったなどと言い訳をしていたとか、USO放送が多いからね。

昔々お釈迦さまは言いました。

己こそ己の寄る辺。

人に頼ってはダメ。仏にも、法にも、僧にも。最後は自分で判断するっきゃないんだと。

一人一人が、自ら強くなるしかないね。


2015年6月17日水曜日

太平洋戦争は集団的自衛権の行使だった



第二次大戦とは、日本が参戦した二つの戦争の総称です。

大東亜戦争と言える日中、南方戦線は侵略戦争と言われていますが、実は西欧諸国・・・特に英米フランスから極東地方の「植民地」を開放し、日本を盟主とする経済圏を確立しようとした戦争でもあります。


当時の日本は「中国」と戦ったわけではありません。
中国を植民地支配していた英米フランスと戦ったのです。
もっとも、「漁夫の利」の本国には最後にうっちゃりをかけられましたがね。

日米太平洋戦争こそは、「大東亜共栄圏」に恐れをなしたABCD諸国による経済封鎖をきっかけとした、日独伊三国をベースにした「集団的自衛権」の行使に他ならなかったのです。

このことを忘れて集団的自衛権問題を論じるのは、浅はかすぎます。

つまり、本当の集団的自衛権の目的は、再び「真珠湾攻撃」ができるような国にすることです。相手国は英米フランスでもあり得るということです。真珠湾ふたたびもありでしょう。

日清、第一次大戦、日中戦争と、清国の巨億の財宝を手に入れた日本です。

あの夢をもう一度というのが、現在の天皇家、お公家さん、明治維新長州派、維新財閥の真の狙いではないのでしょうか。

でも、お相手はロシアか、アメリカか。
今度こそ、「悪の連合」=米英だったらカッコいいのだが…。

2015年5月16日土曜日

テロリスト国家 ヌッポンの誕生

現在のヌッボンは明治維新によってできたものです。

ですから建国約150年です。
でも本当は欧米支配体制に組み込まれてしまってますので、被占領150年というべきです。


NHK大河ドラマでは吉田松陰を拝んでいるようですが、彼は単身黒船に乗り込んでアメリカのエージェントになった人です。つまりCIAです。砲艦外交の手先です。

薩摩も長州もイギリスと戦争をして負けました。
その結果、薩摩・長州はイギリスの出先機関=植民地になりました。

当時の日本は欧米列強による植民地化戦争の真っただ中にありました。
イギリスが討幕軍、幕府にはフランスがついていたなどというのは真っ赤なウソ。
1860年の英仏連合軍による北京占領を見れば、連合軍による談合体制に他ならないことがわかります。アヘン戦争の20年後でした。

ですから、明治維新は英米仏連合軍によるヌッボン占領だったのです。
討幕軍が戦ったのも、実は「幕府」ではなく会津藩を主とする「抵抗勢力」のみでした。

ヌッボン占領後、文明開化と称して外国人、外国語が氾濫し、あらゆる分野に外人たち、外資たちがヌッボン改造に乗り出したのです。

日清日露の戦争はアメリカの代理戦争です。
急ごしらえのヌッボン軍が大陸に進出したのではないのです。
金も知恵もすべて英米が出しました。独仏も加わっていきます。
つぶれたリーマンブラザーズなどはヌッボンのテロ戦争で大きくなった会社でした。

こうして欧米諸国の代理戦争主体として作られ、歩んできたのがヌッボン国です。
初めからテロリスト国家として作られたのです。

天皇?

そんなものありません。
制度としてはあるかもしれないけど、明治天皇はその「制度」に乗っただけのまったくの傀儡です。
旧制度との血のつながりもありません。

毎月長州詣でを欠かさない安倍様が取り戻した国ヌッボンは、再び欧米のご主人様の召使いとしての地位を取り戻しただけと言えますね。

テロリスト国家英米の手先ですから、当然にヌッボンはテロリスト国家であったというわけです。

中国やインドは植民地から独立しましたけど、わがヌッボンはいまだに・・・・・


2015年4月22日水曜日

首相官邸の小型無人機は安倍晋三のヤラセ

よく考えれば誰にでもわかる・

真犯人は安倍晋三か、自民党か、そのシンパたちのどれかだ。


911のペンタゴン航空機突っ込み自爆事件をまねたものだろうけど、内部者すなわち安倍晋三とその周辺が誰かにそそのかされてついやっちゃったものに違いない。

こんな事件があるときは、福島の現状を振り返るがいい。
紛らわす話題がどれだけ必要なことか。

2015年4月20日月曜日

日本はすでに終わっている

今更、安倍晋三がどうだとか、民主党がどうだとかは、いうまい。

これからの30年を考えてみるがいい。
新たな原発が作られようが、なくなろうが、
廃炉が決定し、なおかつ、廃炉作業が一歩も進まない原発が国中に50-60基残ることになる。

放射性廃棄物に至っては、何万年も管理する必要があるものだが、管理できない。

福一はすでに管理放棄せざるを得ない事態に近づいている。
数年以内に次なる破局状況を迎えるのは明らかだ。
そして、それは「最後」ではない。
地獄の入り口に過ぎない。

福一の破局。それは・・・・・世界の終りだ。
誰もそれを止めることはできない。

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福島に行ってきた。
福島市内は滅亡直前のソドムの町と同じく、大いなる賑わいの中にあった。
ぼくは、ただ瞑目するのみ。

2015年4月16日木曜日

日本は米軍の属国である

日本が米国の属国だという人がいるが、真実は米国の一部である米軍の属国なのだろう。

かつて満州国が日本の属国ではなく日本陸軍の属国であったように。

天皇陛下様がパラオを訪問した。
ご宿泊は世界最大の軍艦あきつしま。
パラオは独自の軍隊を持たず、沖縄のような形で米軍が「国防軍」だ。

三沢、横田、横須賀、厚木、岩国、佐世保、嘉手納、普天間・・・・
主な基地だけでもこれだけある。
これが「耐えがたきを耐え忍び難き…」の実情だ。

東からペリー提督、西からイギリス艦隊。
小栗上野介がカッコよく啖呵を切っても、所詮大砲にはかなわない。
英米人は他民族を殺すことに躊躇はしない。
かないっこないのだ。
こうしてできた、「現代日本」だもの、ペリーやハリス以来、日本は米英軍の支配下にある。
長州の奇兵隊など「虎の威を借る狐」そのものであった。
結局「虎」が日本国をのっとった。

安倍政権成立以降、正確には野田義彦以降、普通の日本人なら死んでもやらないことを安倍様も右習えせざるを得ず、ちんどん屋に化してしまった。
よほど恐ろしい脅しをかけられているに違いない。

たまたま明治期に担ぎ上げられた現天皇一族も、最初から所詮飾り物。
敗戦時に米軍マッカーサーの前で、「小布施の百姓に戻るか、人間天皇になるか」の2択問題を突きつけられてしまった。
今更百姓には戻れないし、国策企業はすべて天皇家の資産、これも失いたくない。
三井三菱を筆頭とする「親藩企業」の生き残りも大事だ。
あらゆる企業、あらゆる中間団体、あらゆるNPO法人を支配するのが現代天皇制だ。

現代天皇家、関連企業・団体、その存続と引き換えに、再び三度魂を売ることにしたのだ。
要するに米軍の属国なのである。
今の日本は、戦時中の満州国や朝鮮総督府と何ら変わりないということ。


英米の操り人形として終始したはかない人生だったね。安倍さん。
テレビにみるあなたの顔は、生気が無いというより、すでに死人。
どうぞ、日本人の大和魂を身に着けて、誇りある政策を打ち出しなさい。



2015年4月13日月曜日

口太山-朽人山に思う


私の故郷、福島県川俣町の山と言えば
花塚山、女神山、口太山である。

花塚山は、小学生の折から高校時代まで何10回となく登った。
しかし、口太山は中学時の校内登山で一度登ったのみである。
体育館で説明を受けた。
口太山は朽ち人山とも言われていると。


姥捨て山という説明ではなかったと思うが、良い印象があろうはずはない。
覚えているのも、中腹の山道の一部のみで、頂上の景色などない。
曇天だったのかもしれない。

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親を山に捨てに行く行為。
悲しい、の一言に尽きる。

子が、断腸の思いで親を山に捨てる。
愛するわが子にそんな悲しい思いをさせてはならない。

自ら植物人間になったり、
ボケてしまって、昨日と今日の区別がつかなくなったり、
事故や病気が原因にしろ、何年も病院やホームを自宅にするような
そのような状態は拒否すべきである。

手遅れにならないうちに、自分が元気なうちに、
自分の始末は自分でするのが親の道であろう。

アフリカの百獣の王ライオンやゾウ達。
死期を悟ると、自ら隊列を離れ、ひそかにその時を迎えるという。

自死は倫理的に否定される傾向にあるが、
よくよく考えてみる価値があると思う。

三島由紀夫みたいな死に方では是非もないが、
弘法大師空海も、西行法師も見事な死にざまを見せている。
大往生の仕方は今から考えておいてもよいだろう。

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小手子の故郷の山を考えていたら、ふと、この山を思い出したので書き留めておく。

川俣町から二本松市に抜けるトンネルを出ると、今井の里がある。
ここから左折して林道を進むと、夏無沼から口太山に向かうことができる。



2015年4月10日金曜日

「歴史」や「事実」は虚構の上に成り立つ

わが皇室は2600年も続いてはいない。
皇室は万世一系ではなく、しょっちゅう他の血と入れ替わっている。

奈良、平安時代と現在では、地形がまるで違っていた。

現在の為政者---安倍様を見ればわかる。
「歴史」とは時の権力者がごり押しで作るもの、ねつ造されたものである。

歴史上の天皇はみんな何十人もの子を作るが、
「後継者」は他の「候補者」たちをことごとく殺してしまうという『宿命』がある。
記紀に書かれた天皇たちを見るがいい。
常に兄弟や血縁者の血で血を争う闘いの記録になっている。

血がつながっているかすら、分かったものではない。
権力者の言うことには逆らえないのだ。
「真実」など無価値だ。

明治天皇も「父」孝明を殺して天皇になったし、
大正天皇は他の異母兄弟たちをすべて殺して位についた。
本人の差し金ではないにしろ、結果的にそうなった。

薩英戦争、下関戦争で勝った英国は、藩の実権を野望にあふれるヤクザ侍に預けた。
明治維新など傀儡のヤクザ政権に過ぎない。
だから、米英の手先となって日清日露の戦争国家への道をまっしぐら進んだ。
先鋒部隊として真っ先に殺されたのが東北の旧幕軍兵士たち。
乃木将軍は東北兵を殺すために新高山に兵を進めた。単に殺すためであった。

日清戦争で巨利を得たはずの日本にお金はなかった。
日露戦争は全額アメリカからの借金で賄った。
本当は借金ではない。
戦争主体はアメリカであり、日本は単なる傭兵派遣国家に過ぎなかったのだから、主体が違う。

安土桃山江戸と続く歴史。
これは明治維新のリハーサルのようなものだった。
「下克上」。 まさに繰り返された歴史そのものである。
ご本体は鉄砲を持ったキリスト教徒。

鉄砲を買う金がなかった諸藩は、女性と鉄砲を物々交換した。
キリスト教伝道師たちは、最新型兵器を日本女性と交換したのだ。

ここで言っておくが、現代キリスト教はホントのキリスト教ではない。
本物のキリストは旧訳聖書を否定したのだが、現代キリスト教はことごとく旧約を信じている。
旧約とは選民思想。
戒律を守るユダヤ人のみが生存権を持ち、他の物は皆殺しにしてもかまわないという「教え」が旧約の教えるところである。排他の極みである。現代バチカンは悪魔の巣窟であるといわれるゆえんである。 そして、アメリカこそネロ時代のローマ帝国そのものである。

キリストを殺したローマ人が、基督教の中心になっているのはなぜか考えたことありますか?

原爆を被曝し、原発災害で人の住めない土地を作り出した人々が、「それでも原爆は必要」と言っている国の人々の考えを理解できますか? 

原発が全部止まっても、大企業はさらに収益を上げ、民生電力に不足がない現実をどう思いますか? 原発で作られた電気はあらかたプルトニウム生産のために使われたということでしょう。

原発=原爆で、原発は単なる民需施設ではなくて軍需施設なのだということです。

東京から遠いところに原発を作ったように、米英から遠いところに原発産業を立地させた理屈が分かりますか?















2015年4月7日火曜日

水俣病と皇室

第2.第3水俣病は昭和電工。美智子皇后の親族会社。
水俣病の本家本元チッソは雅子妃殿下の親族企業。

そういえばイタイイタイ病は三井鉱山だから麻生さんや多くの世襲議員、皇族方のご親戚だったね。

ま、皇族の関係しない大企業はあり得ないのかもね。
+

2015年3月29日日曜日

「坂の上の雲」と傀儡日本の国際戦争再デビュー

BSプレミアム「坂の上の雲」

10月からの再放送が今日で一応終了した。
「永遠のゼロ」に続く、安倍晋三ご推奨の戦争讃歌、軍国日本讃歌であった。

そもそも日露戦争とは、日米通商条約、薩英戦争、下関戦争に始まった米英による日本支配の大きなモニュメントであった。

英米の金で明治維新を起こして当時の支配者徳川幕府を倒し、傀儡政権が誕生した。
だって、薩英戦争で薩摩は英国の属国になり、下関戦争で長州もイギリスの属国になったんだよ。
「戦勝国」が負けた国を支配し、ひも付きの下剋上をやったのが両藩であり、その延長にあるのが明治維新さ。

傀儡政権は日本に英米流を導入し、英米に代わって戦争する東洋の国を創設した。
新しく創設された陸軍、海軍は英米の指導の下、完全に英米にコントロールされることになった。
「明治天皇」はお飾りに過ぎなかったと思う。

日清日露戦争は英米の手先としての代理戦争であり、明治維新戦争の抵抗軍であった東北列藩からはすさまじい数の犠牲兵が送られ,殺されていった。

戦費は英米が負担した。
特に日露戦争の戦費がかのリーマンブラザーズであったことは名高い事実だ。
陸海軍の影の参謀は米英だった。このことは秘密にされた。

バカ高い利息が請求された。
この借金を払うために、戦争賠償金は国内にはほとんど残らなかった。

ポーツマス条約で全権小村は屈辱を味わい、家庭崩壊にまで追い込まれている。
あまりにも多くの犠牲、あまりにも少ない賠償金。
代理戦争なんてこんなものだ。

この後も、日本の役割はねじれにねじれて、第1次、第2次大戦を経て、今華々しく国際戦争再デビューを果たそうとしている。

2015年3月28日土曜日

ルフトハンザ系の旅客機が墜落した件


墜落現場の画像は、空中で粉々になってしまった様子を映し出している。
旅客機が山中に激突した様子ではない。
あるいは、重要証拠が持ち出された後か。

少なくとも、当局やマスコミ発表とは異なる事態が発生したようだ。
(写真は飯山一郎氏のブログより借用しました。)

大本営は必ず嘘をつくのです。
本当のことは決して言わないのです。
「まさか」が現実ではあり得ます。

現在発表されている報道には、なんらの証拠説明もなく、ブラックボックス音声の公開すらないのです。

でっち上げでもいいから政権を掌握したもの勝ち。歴史はあとで作ればいい。
これが千何百年にわたる我が国の歴史の作り方。世界も同じ。

世界の真実は、自分で見出すしかありません。

さすがは007。 と・・・言っておきましょう。

I AM NOT ABE---本当の日本をABEから取り戻そう

当然、当たり前、反論する人は極右だけでしょう。

民主党時代も、菅曲人、野田豚など自分の主義・主張より自分を脅迫する人の言いなりになってきた人は多数いる。
言いなりにならなかったために殺された人々も多数である。

なかでも安倍晋三に至ってはマリオネットの極致と言える。
わが身大切の塊だから。

我々国民もバカだったのだ。

ねじれ解消こそが国会のあるべき姿だなどと宣伝に乗せられてしまった。
ねじれの存在こそ、二院制の最大の長所だったのに、安倍マリオに圧倒的権力を与えてしまった・・・・・。

今からでも遅くない。
本当の日本をABEから取り戻そうではないか。


歴史捏造について

近頃、山形明郷の本を2冊読んだ。


非常に衝撃的というか、さもありなんというか、数年前から日本の古代史、特に今から1500年ほど前の日本について、日本書紀や古事記をはじめ様々な書物を猟してきたのだが、山形に遇って、すべてがすとんと胸落ちした次第である。

要は、「倭国」にしろ「邪馬台国」にしろ、中国古代の資料の記述と、現代日本での理解に大きな溝がある。その原因は幕末~特に明治政府による我田引水的ねつ造であるということ。


僕は、聖徳太子の時代を日本書紀で読み解くにつれて、天皇家というものが血で血を洗う親子兄弟の血族の争いの中に成り立っていること、

何代かに一度は大きな血脈上の断絶があり、万世一系どころか他者の入れ替わりが激しかったこと、


なかでも、藤原氏をはじめとする「取り巻きたち」こそ実は「裏天皇」であったことなどを見続けてきた。

「天皇」と書かれた人が実は天皇ではなく、「奸賊」として描かれた人が実は天皇だったり、まさしく「歴史は勝者が書きかえる」という言葉通りのことが何度となく何十回となく繰り返されてきたのがこの国の歴史であった。

そして、現代でも、明治維新の勝者が幕府徳川家の身代わりとして屠った福島と東北。
明治百年を過ぎても、福島県の元知事木村守衛は「いまだに長州とは戦争状態が続いている」と言ったが、今の安倍総理などは「維新の志し忘れマジ」とばかり、毎月「長州会」に参加するために地元に戻り、江戸と会津を滅ぼした幻影に浸り、戊辰戦争を継続しているような態度をとっている。
福島県民にとっては大迷惑この上もない。

昭和の陛下は明治天皇の孫、大正天皇の子ということであるが、明治天皇は何十人もの大奥を要していたにもかかわらず、その子供たちはことごとく「病死」。
不思議にも最も気力体力能力の劣る大正天皇が後を取っている。
昭和天皇は大正天皇の子ということだが、大正、昭和にかけてさえ何があったのか知れたものではない。

しかしそこに何があろうと、勝者は「万世一系」を叫び、宮室がそれを認定する。
システムができているのである。

常にシステムが勝利し、新しい「歴史」が書き換えられてゆく。
はたしてこのの「システム」は完全無欠なのだろうか。




2015年3月9日月曜日

天皇制と制度の相続人

崇峻天皇妃小手子の物語を日本書紀から追うことて始めた旅が、物語の部分否定、全否定、卑弥呼との関係性、古代地図との関係、そもそも百済とか任那とは、とか、いろいろ探求していく中で、日本政府がかかわっての巨大な陰謀、歴史改ざん、デマの流布、改めて「歴史とは時の権力が作るもの」との認識を新たにするものとなってしまった。

どうやら、教科書で習った様々な出来事、事件やその解釈は現在の支配者たちの都合のみを考えて作られているらしい。

国中に存在する古墳群、大半は天皇家の財産に数えられているが、現天皇家の祖先に関するものがいくつあるか。

制度としては万世一系がつながっているように見えても、血として本当につながっているかは怪しいものである。成りすましによる相続が幾たびあった事か。
そもそも、成りすましを許容する制度ではなかったのか。

イスラム国(ISIL)が騒がれているが、明治維新の新政府とは、あのイスラム国となんら変わらないと思うのは僕だけか。

そんなことを考えているうちに、そもそも倭国と日本、卑弥呼と日本は何の関係もないという論証が飛び込んできた。

何もかもわからなくなりそうである。

2015年1月29日木曜日

世界一の高齢者国にびっくり!!

僕は次の記事に衝撃を受けた。

日本の未来 : 子どもに関しての、そして、高齢者に関しての統計データから受けた衝撃

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世界高齢者大国トップ3が、なんと日本、イタリア、ドイツなのである。
(人口3万人の都市国家サンマリノは除くとして)

第2次大戦でともに敗戦国になったこの三国って、何か強力な魔術にかけられているみたいだね。

イスラム国---実はお友達

あまりにも安倍内閣に都合の良すぎるタイミングぢゃあないかい?

中東に出かけて武器購入費として(名目上の美名はまやかし)莫大な日本の国税をくれてやり、アメリカから製造を許可されたメイドインジャパン武器を売る。

そのタイミングでの人質事件だが、これはこの総理の強烈な後押しになっている。

じつはその程度の問題ではない。

アメリカ軍の別働隊としてCIAが動き、ウクライナ国を作り、ISISイスラム国を作り、新シリア軍を作り、アフリカ北部諸国の「革命」を演出したのは誰でも知っていることだ。

殺されたという日本の軍事会社社長は、国が後押しする民間海外派兵の先鋒だ。つまり裏自衛隊である。と思う。
後藤という人物も、日本版CIAの一員である。と思う。

このことから言えるのは、アメリカの子であるイスラエル国。日本の子である民間軍事会社。アメリカと日本が身内なら、みーんな身内なのである。

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今の世界は、まるで第三次世界大戦の真っ最中のようである。

中韓、北朝鮮、ロシアなどとの敵対意識、不信感をあおり、戦闘モード全開に向かって突き進む政府やマスコミは昭和10年代と何も変わっていない。むしろ巧妙になっている。

原油安はロシアを攻撃する「武器」になっているが、戦争にはルールがあっても、経済戦争にはルールがない。嘘とはったりが常套手段。

ローマ法王が「すでに第三次大戦は始まっている」と言ったのは正しい。
経済戦争と軍事戦争。その両方が現在進行中だ。
TPPだって、見せカードに過ぎない。




2015年1月24日土曜日

安倍氏の自作自演か

さすが、長州の奸雄の子孫。
したたかな血を引き継いでおられる。
安倍サンは相当の器とお見受けします。

イスラム国とアメリカの関係。
日本とアメリカの関係。
日本政府のパーミットがなければ入国できないイスラム国。
事件の発生時期と安倍総理の外遊時期。
日本の国家予算に匹敵する安倍総理の海外ばらまき援助。
武器輸出がアメリカから解禁になり、外遊先には武器商人が同行。

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どう考えても安倍総理と日本を支配する人々による自作自演のテロ騒ぎですな、こりゃ。
人質の写真もどこで撮ったものやら。
彼らの生死すら誰もわからない。

報道を見る限り、新聞もテレビも「知っていて報道しない」ということで、ずばり共犯です。

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というわけで、誰もが想定できなかった未来へ、否応なくGO! のようですな。

2015年1月14日水曜日

ローンレンジャーはいつ見ても面白い


去年の映画だが、何度見ても面白い。

レ・ミゼラブルの延長で、レ・ミゼ役者が去年はいろんな映画で大活躍していた。

主要人物
テナルディエ一家

ヒュージャックマンはXメン。
ラッセルクロウはスーパーマンの父だったり、
アン・ハサウェイはおとぎ話のプリンセス、
アマンダ・サイフリッドはマンマ・ミーア以来だが、
ヘレナ・ボナム=カーターは、荒れすさんだ宿屋の女主としても、西部の宿屋でも見事な「女の度胸」を演じていた。


ハリポタでもローンレンジャーでも素晴らしすぎであった。

ところで、ローンレンジャーは悪徳鉄道王との手に汗を握る大乱闘が見物であるが、

1.鉄道開拓使におけるインディアンとの駆け引き、
2.中国人労働者クーリーたちの、「奴隷」にも劣るアウト・カーストとしてのありさま、
3.『成功者』たちの怪しげな実像
4.レンジャーとトントの奇妙な友情

などもさりげなく描いていた。
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ジョニー・ディップは自身インディアンの血を引くともされているが、アリス・イン・ワンダーランドでの洋服屋の役ははまり役であった。 もちろんトントのほうが素晴らしい。

さて、主役のアーミー・ハマーだ。
祖父は「石油王」の名を欲しい儘にしたオキシデンタル石油社主。ベクテル社や原発事業で大いにその名を成し、アームとハンマーの名の通り、レーニン時代以来ソ連、ロシアに絶大な影響力を持つ一族の寵児なのである。

格は違うが、本邦の「Daigo」と似ている?

もちろん本名はアーマンド・ハマー。
日本では関空や瀬戸大橋、ゆりかもめなどの建設を請け負ったベクテル社の名前を出したほうがわかりやすいかもしれないです。

現代アメリカと、ロシア・チャイナとのシャドゥ・ウォーを見るような。
改めて、面白い映画だった。



2015年1月9日金曜日

健次郎さんへの手紙

高橋健次郎様

先日はお世話になりました。
僕の標記の物語についてはやはり詳細はまだ伏せさせていただきます。
輪郭も今は申し上げることができません。
何しろ、著作権やアイデアを流出させると、私の苦労が水泡に帰してしまいますから。

ただ、これだけはお話してよろしいかと思います。
故郷川俣町にゆかりのある小手子姫に関して、町内の史跡、月舘町の史跡・文献を一通り確認しております。

また、花塚山、信夫山、蔵王山不忘山、出羽三山の関連や、特に出羽三山については小手子と崇峻天皇の子である蜂子皇子が開山ですので、羽黒山をはじめ三山はくまなく歩いております。修験道の研究も進めております。

小手子は女神山に登って神事・鬼道を行い、花塚山に登っては出羽三山をはるかに拝んでいたといいます。
月舘町の資料では、小手子は崇峻天皇との間の子、錦代皇女(にしきでのひめみこ)も連れてきていたというのは非常に興味深いものがあります。

下の写真は今回の川俣町で撮影した、小手子の居館近くの姫が入水して果てたといわれる大清水の池です。
                      

天皇弑逆という前代未聞の大事件と皇后・皇太子の東北地方への都落ちは、その事実だけでも安寿と厨子王丸の物語以上の重みがあると思います。

僕は、大阪勤務の折に何度も飛鳥の地を訪ね歩きました。崇峻天皇、聖徳太子、蘇我馬子etc.の史跡やゆかりの地を何度も見て回りました。
3年前には、これらの地に兄靖宏を案内したこともありました。

情報は、インターネット上で閲覧できるものはもちろん、日本書紀、古事記をはじめ、黒岩重吾、豊田恒存、篠崎紘一などの関連小説10話以上、古代史評論10冊以上、歴史や修験道の解説書10冊以上を買いあさり、各地の博物館や史跡を訪ね歩く日々を送っております。

しかしながら、経済的ゆとりがなければ所詮続けられない仕事です。
世を忍ぶ仮の姿のサラリーマン生活ですが、これとて相当の時間と体力を要しますので、研究はなかなかはかどらず、いわば趣味の領域から脱出できない現状と言えます。

僕は、今井家の祖先は小手子に同道してきた人だと考えています。
証拠はありますが、ここでは明かせません。

奈良の飛鳥には崇峻天皇陵のすぐそばに「今井谷」があり、飛鳥の有名な岡寺は住職が「川俣さん」です。
橿原市には数百年前の街並みが残る「今井町」があり、その近くに「川俣神社」があります。戦国末期の堺豪商三人衆の一人今井宗久はこの奈良の出身です。当然、ご先祖様は飛鳥でつながっています。

いとこの今井正二さんが「今井宗久」を名乗るのも、故なきもなしと言えるかもしれません。

このほか、面白いことがたくさんありますので、僕のこの道楽は当分収まりそうもありませんね。

駄文失礼しました。

2015年1月8日木曜日

正史と赤史

正史というものがある。青史とも書く。
時代の征服者が書く歴史だ。
現代日本でいえば、自民党阿部政権が描くのが「正史」である。
民主党や共産党が描く歴史は「…という説もある」となる。
これを私は「赤史」とする。

つまり、今日の状況をして
「アベノミクスが奏功して景気は絶好調」----は正史。
「アベノミクスはインチキで、景気は絶不調」----が赤史。

「万世一系」が正史で、「実は全然つながっていない」が赤史。
「崇峻天皇は蘇我馬子に殺された」が正史で、「崇峻は聖徳太子その人」が赤史。

「天皇は慈悲深い」は現代の正史。
「天皇は残虐で、死んだあとでも祟る」は古代の正史。
「明治維新は勤王の志士と幕府の犬の戦い、薩長が幕府を倒した」が正史で、
「薩英戦争、下関戦争で勝利した米英が敗戦藩兵を利用して起こしたクーデター」が赤史。

何か争い事があった時、人は正否、善悪の理屈をひねり出す。
所詮は俺がおれがの意地争いに過ぎないものでも、
正邪善悪の色を付けられて「歴史」となる。
ホントは正邪善悪に色などない・・・。

従軍慰安婦問題
火をつけたのは確かに朝日新聞かもしれない。
しかし、それに油を注ぎ、うちわで扇いだのは、
読売新聞、NHK・・・あなた方ですよね。

どちらも、時の政権に寄り添っただけのこと。
現実が那辺にあるか、我々は知るすべを持たない。
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正史に近づけば、現世の利益が転がり込んでくる。
赤史に近づけば、敗れし者の真実=理念に近づくことができる。

その時々の利益を優先するか、理念を追うか、
その具体例にこれから少しずつ触れていきたいと思う。