2015年1月14日水曜日

ローンレンジャーはいつ見ても面白い


去年の映画だが、何度見ても面白い。

レ・ミゼラブルの延長で、レ・ミゼ役者が去年はいろんな映画で大活躍していた。

主要人物
テナルディエ一家

ヒュージャックマンはXメン。
ラッセルクロウはスーパーマンの父だったり、
アン・ハサウェイはおとぎ話のプリンセス、
アマンダ・サイフリッドはマンマ・ミーア以来だが、
ヘレナ・ボナム=カーターは、荒れすさんだ宿屋の女主としても、西部の宿屋でも見事な「女の度胸」を演じていた。


ハリポタでもローンレンジャーでも素晴らしすぎであった。

ところで、ローンレンジャーは悪徳鉄道王との手に汗を握る大乱闘が見物であるが、

1.鉄道開拓使におけるインディアンとの駆け引き、
2.中国人労働者クーリーたちの、「奴隷」にも劣るアウト・カーストとしてのありさま、
3.『成功者』たちの怪しげな実像
4.レンジャーとトントの奇妙な友情

などもさりげなく描いていた。
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ジョニー・ディップは自身インディアンの血を引くともされているが、アリス・イン・ワンダーランドでの洋服屋の役ははまり役であった。 もちろんトントのほうが素晴らしい。

さて、主役のアーミー・ハマーだ。
祖父は「石油王」の名を欲しい儘にしたオキシデンタル石油社主。ベクテル社や原発事業で大いにその名を成し、アームとハンマーの名の通り、レーニン時代以来ソ連、ロシアに絶大な影響力を持つ一族の寵児なのである。

格は違うが、本邦の「Daigo」と似ている?

もちろん本名はアーマンド・ハマー。
日本では関空や瀬戸大橋、ゆりかもめなどの建設を請け負ったベクテル社の名前を出したほうがわかりやすいかもしれないです。

現代アメリカと、ロシア・チャイナとのシャドゥ・ウォーを見るような。
改めて、面白い映画だった。



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