https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/39f37af1a73cd793e87153826629a26c
より転載します。
アフガニスタンは西側が侵略している間、国というより場だった。
各国が勝手にいろんな人やモノを持ち込み、そのハイライトとしてはテロリストを養成したり、シリアに送るテロリストの休憩場に使ってたとも言われる。
この様子は、1945年までの中国だと思ってみていればいいのではなかろうか。日本人、イギリス人、フランス人etc.が租界なる租借地を作ってそこを勝手に使っているのみならず、日本人の場合は、満州を切り取った後もその隣接地帯である、内蒙古や華北をチャイナという塊から切り離そうと、離間工作を行っていた。一体、どうしてこんな勝手なことをしていいのだろうかと、今となっては唖然とするばかりだが、当時の日本人は自分たちが強いんだから何やったっていいと思っていた模様。
まぁ、その前にはバイカル湖の東は日本のもの、とかいってロシアから切り離そうとしていたという壮絶な行動もあり、しかも、それは1930年代になっても消えてなかったふしもかなりある(それどころか石原寛治構想ではソ連は日本に屈服するわけだし)。スゴイよ、ほんと。どうしてそんなに自分が強いと思えたのか不思議だ。
で、やりたい放題だった日本の場合は、1945年8月にソ連に敗北したことをきっかけに、大挙して本土に引き上げることになり、そこで置き去りにされた日本人協力者の存在は広く忘れられている。
アフガニスタンの場合も、敗北した側が勝手に帰ることにしているようだが、さすがに現代なので、連れて帰っているようだ。
だがしかし、輸送したら終わりではまったくない。輸送してきて、その人たちを各国は責任を持って生活をさせないとならない。
アフガン人に在留資格、政府方針 退避の大使館職員ら
政府は国外に避難する日本大使館のアフガニスタン人スタッフらが日本の在留資格を取得するのを認める方針だ。対象は最大数百人規模になる見通しで、人道的配慮に基づき中長期で滞在できるようにする。日本が紛争で国外に逃れた外国人を受け入れるのは異例だ。
これは、日本大使館の人の話だけ書いてるけど、でも、「ら」が入っているのは、JICAなど、他の政府機関が使っていた人も含めて、という意味だろうか。数百人が200人なのか700人なのかもわからないね。
人道的配慮でやってやったみたいな言い方をしているが、他国に勝手に入って他国の支配構造を作ろうとしていて敗戦したんだから、日本人が使っていたスタッフのうちのいくばくか、あるいは多数は、今後のアフガニスタンの政権にとってはスパイ、売国奴となる可能性は絶大にある。
であるなら、それは、責任を持って日本国が面倒を見る他ない。人道的配慮じゃなくて、雇用者の当然の義務の範囲でしょう。異例だとか言ってる場合じゃない。異例で済んだのは、多分、こういうのはみんなアメリカさんにやってもらう、と思ってたからでしょう。
で、ですね。日本大使館が何をやってたか知らないですけど、米英仏、ドイツなんかの場合は、テロリストの養成に関わっていた人たちが多数含まれる。
当該国は、それら、半分テロリストかもしれない人たちを何千人か、何万人か引き受けることになる。
それはちょうど、シリアに大量にISを送り込んだはいいけど、その人たちを引き受けたくなくて、四の五の言っていたヨーロッパ人たちと同じこと。
さらにいうなら、遡れば、チェチェンのテロリストを作った人たちは、メンタリティーがまったくの無法者になっている人たちに手をやいているようではある。主に、フランス。
といったわけで、こんなことするもんじゃない、ということをしていたのが、西側さんというか、特に、NATO+だわなぁって感じですね。
日本と韓国は極東NATOみたいなノリで、たくさんの協力関係を持っていたと思われる。これって、私たちにとってメリットあるのか、考えてみるきっかけにすべきでしょう。
■ 他にも出てくる可能性がある
で、現在は、アフガニスタンだけど、もし、ウクライナがこういう具合にアメリカの支援を失った場合、あそこにいる、大量の、おかしな人たちは誰が引き取るんでしょうか?
反共を旗印にず~っと西側が手を入れている人たちが絶対いると思われる。その人たちと日本は、まったく密接に関係があると思われますです。
日本だけでなく、日本、韓国、台湾が主要プレーヤーとして作っていた、反共連盟が延々と続いているから。
極東の反共連盟とウクライナから東欧諸国の反ボルシェビキ連盟は、反共を旗印に共闘していたとみえる。
このへんで書いた話。
現在のフェーズは、これら世界中の、反共を旗印にした、率直にいえばマフィアと隣り合わせの集団は、多分、壊れていく、壊されていくんだろうと思っている。それでどうなるのか、予測できないけど。
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