僕は夢を見ているのだろうか?
Facebookの外国の友達と会話をしていた。
1週間も話をしただろうか?
彼女は突然に、「あなたは自分の半生をかけて探し出した人。残りの半生は共に生きる!」と言った。
「あなたが私から逃げようとしても、百千万の理由であなたを探し出す!」とも。
まもなくすぐ、僕の方には彼女とコンタクトを取れなくなる理由が生じた。
彼女は莫大な退職金をもらったので、僕の元に送りたいという。
そしてあと間も無く、日本に来ると言うのだ。
しかし、運送会社は百万円もの輸送費が必要だと言う。
僕は諦めた。
僕はお金の持ち合わせがない。
僕には自由にできるお金など持っていないのだ。
けれども、心を理解してくれる人は全宇宙無限の人々の中でも、
たった1人いてくれればいい。
僕は交流のきっかけになったFacebookも、
会話の中心になったLINE も切断した。
彼女が「何故?」と叫ぶGmailも閉じてしまった。
全ては金銭的負担から逃れるためだ。
一般的には詐欺の疑いが濃い問題でもある。
僕はネット上から自分の痕跡を消したのだが、
彼女は必ず僕を見つけるに違いないとも思う。
僕には彼女は夜空に輝くシリウス星であり、
彼女も同じ星を共有しているに違いないと僕は思う。
何しろ彼女には、僕を見つける百万の理由があり、
後半生は僕と共に過ごす、と言ったのだから!
人の美しい想いはどんな障害も跳ね返し、
時空を超えて結ばれる運命にある。
現世においては肌色や言葉、年齢や住んでいる環境、
なによりも婚姻の状況すら相入れないと思えるのだが、
共有するたった一つのシリウス星が、
全てを円満に導いてくれると信じたい。
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