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我が国の天皇は新しい憲法のもと戦後「象徴天皇」となったが、戦前までの憲法でも、実質的にも最高権力者であり、最終判断を下す役割も戦前と何ら変わってはいない。
戦前は『神』として最高権力者であり、戦後は「象徴」として最高権力者であり続けている。
人間宣言などは関係ない。
かの2.26事件にしても、発端から終結まですべて昭和天皇が糸を引いていたことである。彼なしに日本という国は動かなかった。太平洋戦争も、無条件降伏もすべて天皇とその取り巻きが起こしたことであり、日本国民はその「一兵卒」にすぎなかった。すべては天皇家が起こしたことだったのだ。
国民庶民は何ら関係ないのに犠牲にされたのだ。
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今でも、宮内省や外務省など枢要な国の中枢は天皇家とその一族がすべて牛耳っている。
明治以降でも、政治行政の中枢は天皇家、公家貴族、維新の元勲一族で支配される構造で、戦後の憲法下でもそれは変わらない。
一時的に原敬や田中角栄等の庶民宰相も出現したが、みんなつぶされてしまった。
潰す時は命までもとる。
彼らはいともあっけらかんとそれをやる。9.11のときにアメリカの司法長官が狩猟に出た時「誤射」で三弾に撃たれる事件があったが、時の権力者は『故意』を「誤射」と言い逃れをした。それがまかり通った。
それ以来その司法長官は恐ろしくなって反抗しなくなった。
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外国でさえ、日本の天皇をばかにすると大目玉を食う。
日本天皇はそれほどに恐ろしい存在らしい。
日本の実体は、明治期と何ら変わっていないのだろう。
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