2011年4月8日金曜日

原発はもうやめようよ

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今朝(4/8)の朝日新聞1面に汚染地域の地図が掲載されていましたが、まったく同じ地図が3月下旬には多くの人々に知られていました。たとえば、ピラニアテレビのビデオ解説でも放送されています。私はこのことを知って、2週間前に川俣町の農家の友人に「川俣を一時捨てて他県で農業をやるべきだ」と伝え、彼はいち早く引っ越しています。
僕もしばらくは故郷に帰れないだろうと思っています。

どうして一般報道はこんなに遅いのでしょうか。ほかの新聞ではいまだに取り上げることもしていないのです。

昨日の地震では、女川や青森県東通村の原発がなんたらとなっております。

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何年か前、NHKスペシャルで「メガクエィク大地震」という特別番組がありました。本にもなっています。
この中で、東北大学の今村教授の研究結果が紹介されていました。それは

約千年前に、マグニチュード9クラスの巨大地震があり、その津波は海岸線より4キロメートル以上の地点まで破壊した。そして、これはおよそ千年おきに定期的に起こっている。

というものでした。まさに、今今の警鐘だったと思います。

また、別冊宝島の2007年「これから起こる原発事故」という本には、「日本の原発は阪神大震災(M7)クラスの地震に耐えられない」と大見出しで書かれています。

僕は、フクシマ問題が一応の安定を取り戻すまで少なくとも3年や5年はかかると思っています。
日本に一般火災の消防隊はいても、原発消防隊は存在しないのです。
宇宙戦艦ヤマトの地球防衛軍の役割を自衛隊に請け負ってもらい、日々あらゆる事態に対応する訓練を積んでおくべきだと本気で思います。

それから、柏崎は今3基稼働中ですが、うち7号機は8月から定期点検に入ります。
東京電力の原発による発電はまた少なくなります。
しかし、これからは各企業が自家用発電設備を整えて原発に頼らない会社づくりを進めていく必要があると思います。

こんなお話と、近頃の値ごろ感から、太陽光発電関連でごちゃごちゃ渋っていた銘柄を一つ仕込みました。どうなるか証券会社の情報もないのですが・・・・どうなることやら。「計画停電」関連で伸びてくれればいいのですが・・・・・。

いまは、原発推進をすすめた天皇家と田中角栄を除く歴代自民党政権に怒りを感じるのみです。田中角栄は失脚後に原発悪徳推進者である池田隼人、佐藤栄作、正力松太郎、中曽根康弘らの手で、僕が今いる柏崎に巨大原子力コンビナートを作られ、故郷ごと吹き飛ばされようとしています。

危険は分散管理するのが鉄則です。日本ではその逆を行っています。フクシマの例のように、一つダメになれば全部ダメになります。とんでもないことです。危険は限りなく広がるのです。

昨日の地震で、女川、東通、六ヶ所で3系統のうち2系統の安全回路が切れてしまいました。
国レベルで大きな決断が必要な事態になっていると思います。

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