2020年6月19日金曜日

新しい馬鹿げた生活

以下、下記メルマガをご紹介します。

“”In Deep メルマガ 第96号
2020年06月19日発行



みなさま、こんにちは。

ちゃりんこ典夫です(まあまあ)。


本当は自転車とか何十年も乗ってないのですが、
それにしても、ますます「衛生的提唱」は過激になってきているようで、
あまりにも馬鹿げた状態が「ノーマル」になっている光景を見ます。

今日、講談社の現代ビジネスの以下の記事を読んでいましたら、
あまりにも非常識で滑稽なことが現実に行われていることを知り、
もはや苦笑していました。


・あまりに配慮が欠けている…「新しい生活様式」への強烈な違和感
 https://ux.nu/GxqRc


そこには以下のようなことが行われていることが
記されていました、




(6月19日の現代ビジネスより)
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5月中旬、大分県が、「新しい生活様式」を受けた、
新形式の飲み会を開催したと発表した。

参加者は横一列に並び、
各自が透明なフェイスシールドまで装着したという。

異様とも言えるその光景を、
NHKや読売新聞などの大手メディアは好意的に報じた。

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(ここまで)



> 横一列に並び、各自が透明なフェイスシールドを装着


した飲み会。


( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


先日、モンティパイソンの、
「新オリンピック」というようなタイトルのものを見ていましたが、
マラソンでは、走って行く方向が各自バラバラで、
水泳では、飛び込んだ後、全員が溺死し、
短距離競走では、
スタートのピストル音と共に選手は永遠に不動の姿勢に入ります。

今の世の中は、同じような不条理を見ている感じで、
いや、現実の今の世の中のほうが、それを超えている感じですね。

馬鹿馬鹿しいと思わないというのがすごい。


先ほどの記事では、
京都大学大学院工学研究科の教授である藤井聡さんが、
以下のようにおっしゃっていました。



(6月19日の現代ビジネスより)
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そもそも私たち人間は、広い意味での『接触』がなければ、
生きていけない存在です。

家族の団欒や恋人どうしの語らいはもちろんのこと、
文化的活動なども、社会的距離を縮めること、
つまり『接触』を求めているのです。

『新しい生活様式』は、
そうしたことに対しての配慮を一切欠いていると思います。

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(ここまで)



まったく、その通りです。

この、

「人は人との『接触』を求めている」

という本質がまったくわからなくなっているという時点で、
現在の社会は狂気に覆われているわけですけれど、
もはや止まらないのでしょうね。


人間という生命(あるいは、あらゆる地球の生命)というものは、

「お互いに共生している」

という現実があり、
たとえば、細菌と人間は共生しているわけですし、当然、

「人間と人間は共生している」

わけです。

微生物学の観点からこの共生を見れば、

「人と人との交わりは、微生物のコミュニケーション」

という側面もあるわけですし、
あるいは、そのように考えなくとも、
単に人と人は精神的に共生していると考えてもいいですけれど、
その基本は、


「接触」


です。

会話によるコミュニケーションも接触に含まれます。

何がどのような状態になったとしても、
それを剥奪するというのは、
人類による日本社会の営みの「最末端の状態」であり、すなわち、


「地獄」


ですよ。


おそらく、今の状態のように、

「接触が、当局から強制的に剥奪された状態」

が出現したのは、
人類史が始まって初めてのことではないでしょうかね。

どんな悪政下であっても、
こんな話は聞いたことがないです。

しかも、今の政策は、「接触を剥奪する」だけにとどまらず、


「人々に不健康を強要している」


という点でも悪質です。



昨日、昼間、地元の街を歩いていましたら、
いわゆる夜のお店のひとつで、
この街に越してきた9年ほど前に行ったことがある店の前を通りかかりましたら、

「新型コロナウイルス対策実施店」
「エリアでは当店のみ設置」

と書かれてある下に、


「次亜塩素酸水で毎日消毒 超音波ウイルス噴霧器設置店」


と大きく書かれていました。

下はその時、携帯で撮った写真です。

https://ux.nu/z02iL


記憶では、広いお店ではありません。


「ああ、狭い空間でそれやっちゃダメだって」


と思わず呟き、同時に、

「女の子たちも大変だな」

と同情しました。

「次亜塩素酸水で毎日消毒」とあり、
「噴霧器設置」と書かれてあるということは、
おそらくは、営業時間中は四六時中、
次亜塩素酸水が店内に噴霧され続けているのだと思います。

営業時間がどのくらいなのかわからないですが、
毎日、何時間も「次亜塩素酸水が噴霧され続けている狭い空間」で過ごす。

これは壊滅的に健康に悪いはずです。

こういうお店で働いている子たちは、
一般的には、二十代前半などの若い方々が多いのですけれど、
これは一概には言えないのですが、
そのような女性たちの中には、昼夜逆転した生活をしている人たちや、
あるいは、昼も夜も働き、睡眠をほとんどとっていない、など、
そういう人たちがたくさんいます。

つまり、もともと「そんなに健康ではない」といえる女性たちも
少なからずいる状態なんです。

それだけに、そのような状態で、

「次亜塩素酸水の噴霧攻撃」

を受け続ける毎日というのは、厳しい感じがします。


と同時に、


「日本中に同じような夜のお店があるということなのではないか」


と慄然とします。

もちろん、これらは、
ただでさえ数が減ってしまったと思われるお客さんたちに、
少しでも「安全を訴える」ためにおこなっているのだと思いますが、
効果がないどころか、
従業員とお客さんたちの健康を損なっているわけです。

フェイスシールドをつけて飲み会をすることを奨励するお笑いとは、
少し訳が違うことです。

おそらく、実質的な被害が出る。

そして、こういうお店では、
おそらく、入店すると、「手の消毒をお願いします」
というように言われるような気がします。

今や、スーパーでも公共施設でも、

「入店時の手の消毒」

はニューノーマルになりつつあり、
こちらのほうの健康被害もそろそろ現れてくるころかもしれません。

過去のメルマガを読んでいましたら、
2019年9月6日のメルマガで、

「手洗いが病気を招くメカニズムとマウスウォッシュが肥満と糖尿病と招くメカニズム」

というタイトルのものがありました。

まだ、新型コロナウイルスなんてものが、
この世に登場するとは思ってもいなかった頃で、
社会がこんな悪い冗談のようになるとは予想していなかった時ですけれど、
そこでは、

「手をよく消毒することの弊害」

が述べられていました。

医学博士の藤田紘一郎さんの文章などを引用して、
以下のように書いていました。



(2019年9月6日のIn Deepメルマガより)
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最近は、いろいろな感染症が、非常に流行しますが、
特に子どもの手足口病とか、O157とか、ロタウイルスとか、
さまざまな感染症が異様に流行しますけれど、

「子どもたちの過剰な手の殺菌」

も関係していそうですね。

先ほどの藤田さんの話によれば、

> 皮膚常在菌は脂肪酸の皮脂膜をつくり出してくれている

そうで、そして、

>  その皮脂膜は、弱酸性である

ということになるのですが、この細菌たちが「手に弱酸性の場を作る」と、
「そこで病原菌は生きられない」ことになるようでして、
つまり、


「手の常在菌が健全ならば、そもそもバイ菌が手で生きられない」


のですから、
感染症にかかる確率はグッと下がるわけです。

ところが、殺菌成分のある石鹸やハンドソープで徹底的に手を洗うと、
場合によっては、この常在菌が「全滅」する。

そうなった場合は、「手を弱酸性の場とする機能が失われ」て、
結局は、病原菌が手で活発に生きられるようになってしまう。

手を洗いすぎると、
現実として病気にかかりやすくなるメカニズムがここにあります。

ですので、風邪もインフルエンザも、他のものに対しても、


「感染症予防の第一歩は、あまり手を洗わない」


ということに尽きると思います。


こういう「感染症予防のためには、手を洗わないこと」なんていうのは、
そのメカニズムそのものは、先ほどの藤田先生の言葉にある通りに、
非常に医学的にしっかりとしたメカニズムがあるのですけれども、
世間的には、何となく「反逆的な言葉」に響きそうで、
実際に、報道やメディアは今でも、感染症の流行期には、先ほどのように、

「手をこまめに洗うこと」

という感染症予防の「真逆」のことを報じ続けます。

「手をこまめに洗うことは感染症にかかりやすくなる行為」

だということこそが真実ですが、社会全体の概念が、
中世から続く「細菌悪者説」から逃れるのはなかなか難しいようです。

風邪やインフルエンザの流行期だけでも、
「石鹸を完全に使わない」という心がけでもいいのではないかと思います。

というのも、普通の石鹸でも、手の常在菌は相当死滅してしまうので、
その場合、防御が何時間も弱くなることになりますので、
ふだんは石鹸を使う方でも、風邪やインフルエンザの流行期には、
使用をやめたほうがいいのかもしれません。

それと、「殺菌作用のある洗剤」を使うときも、
それが手につかないように注意したほうがいいと思います。

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(ここまで)



ですので、まあ、新型コロナウイルスそのものはどうでもいいとはいえ、
今後、何か深刻な

「新たなパンデミック」

が発生した場合、この長期間にわたる過剰殺菌生活により、

「基本的な抵抗力を失った人類の集団」

というものが、
どのようなことになっていくのかは興味深いです。

たとえば、人類史での過去のパンデミックを振り返りますと、
500年から1000年に1度くらいは、

「とんでもないパンデミック」

が起きています。

最近、ドイツ銀行がまとめたデータによりますと、
過去に起きたパンデミックの「人口比での死亡率」は、
以下のようになっています。

下のリンクにある表にはすべて掲載されていますが、
ここではいくつかを抜粋します。

https://ux.nu/307Xg

まずは、新型コロナウイルスの死亡率を書いておきますと、
2019年末から流行が始まり、
現在までの「全世界の人口に対しての死亡率」は以下のようになります。

これは、感染者の致死率ではないですので、
数値はかなり低いです。


・新型コロナウイルス(2019年 - 現在) 死亡率 0.0056%


比較的直近で、これよりはるかに死亡率が高かったのが、スペインかぜです。


・スペインかぜ (1918 - 1919年) 死亡率 2.73%


1918年のスペインかぜは、
新型コロナウイルス感染症の(現時点で)
480倍の死亡率を持つパンデミックでした。

もう少し遡りますと、
メキシコの歴史の中で過去最悪のパンデミックが、
1545年に始まりました。

このウイルスは何かはっきりとはわかっていなかったのですが、
エボラのような感じの「ウイルス性出血熱」だったようで、
アステカ文明では、

「ココリズトリ (cocoliztli)」

という病原体として呼ばれていました。

https://ux.nu/M5YHy

このパンデミックでは、
4年間で、最大1500万人が亡くなったとされていまして、
死亡率はこのようになります。


・ココリズトリ感染症 (1545 - 1548年) 死亡率 3.10%


これは推定値ですが、
新型コロナウイルスの500倍以上の死亡率となります。

さらには、1347年から 1351年のペスト(黒死病)の世界的な流行では、
ヨーロッパの人口の最大 60%が死亡したとされています。

当時の世界人口は、ペスト流行前までは、
推定 4億7500万人でしたが、
1351年にペストのパンデミックが終わった後は、
世界人口は、3億5000万人に減少した可能性があるそうです。

この14世紀のペストの死亡率は圧巻です。


・ペストの流行 (1347 - 1351年) 死亡率 42.11%


このようになりまして、この時のペストの死亡率は、
新型コロナウイルスの 7500倍となっていたと推定されます。


この時のペストのパンデミックが、
なぜこれほどの死者をもたらしたのかということについては、
英語版の Wikipeidia には以下のようにあります。



(黒死病 - Wikipedia より)
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1331年に始まった多くの自然災害と流行により、
1330年代には飢饉が蔓延した。

その直後に致命的なペストのパンデミックが発生した。

戦争、飢饉、気象などの他の条件が黒死病の被害の深刻さをもたらした。

https://ux.nu/j4dvS

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(ここまで)


このような深刻な事態となったのは、
「食糧危機」と「異常気象」に起因していたようで、
また、「戦争」も関係したようです。

この、

・食糧危機
・異常気象
・戦争

は、以下の記事でも少しふれましたけれど、

「まさに今でしょ」

という感じの時代にも近づきつつああるようです。


◎戦争の噂に満ちた世界、
そして民は民に、国は国に
敵対して立ち上がっている
今、朝鮮半島発の終末の観
念と、ラダックからの混乱
を再び見ている

https://ux.nu/v2qg6


そういえば、以下の記事で取りあげましたけれど、
今年またマヤカレンダーが話題になっていることも最近知りました。


2020年6月21日に「世界
は終わる」? : まるで終末
のような社会の混乱の中での
マヤカレンダーの数値の再計
算で示された終わりの日につ
いての騒動

https://ux.nu/Lag61



まあ、6月21日にこの世が終わるのなら、
それはそれで仕方ないですが、
この世が終わるにしても何にしても、
過剰な手洗いはやめたほうがいいです。


話が逸れましたけれど、
つまり、新型コロナウイルスなどとは比較にならない

「本当に恐ろしいパンデミック」

というものは、
人間社会がある限り、発生し得るものですし、
そういうものに対抗する根本的な部分は、

「自分の免疫の力」

しかないようにも思うのですね。

それが今のように、
過剰な殺菌と、あるいは、先ほどの夜のお店のように、

「常時、消毒剤を大気中に噴霧している中で生活している」

ということにより、
多くの人々の抵抗力が失われているというのが現実だと思うのです。

特に心配なのは、小さな子どもで、
さらにいえば、「赤ちゃんたち」です。

私たちのような、
棺桶に片足を突っ込んでいるような世代は(その表現はやめなさい)ともかく、
赤ちゃんのいる家庭で、過剰に消毒がおこなわれていると

「イヤだなあ」

と、本当に思います。

先ほど引用した昨年9月のメルマガの最後のほうには、
以下のように書いていました。



(2019年9月6日のメルマガより)
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結局、人間の体に害を引き起こす細菌との戦いは、
もともとの人間の体にある細菌に任せればいい、
というのが、基本的なことなのだと思います。

現代の私たちの生活は、放っておいても、
十分に清潔であるわけで、
そこからさらに「過度に清潔を目指す」からおかしくなる。

そんなウルトラクリーンな場所で育った赤ちゃんは、
成長の中で必要な免疫を持つことができないことになりかねないし、
その上、さらに、子どもの頃から、
薬用石鹸、薬用歯磨きで、
毎日、常在菌と免疫システムが壊されているわけで、
これが、今の社会で病気が増大している最大の理由のひとつだと思います。

このことに社会全体が気づかないと、
さらに「病弱な未来社会」となっていってしまうような気もします。
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(ここまで)



これを書いて時点では、
まだ今のような社会になっていたわけではないのに、
すでに、

「過剰な殺菌」

は問題だと認識せざるを得ない状態になっていたのです。

今は、コロナウイルスによって、
それに輪がかかっている。


赤ちゃんは「なぜ、なんでも舐めようとするのか」ということや、
なぜ、床に落ちているものを拾って口にもっていきたがるのか、
ということは、

「それが防衛の本能だからそうしている」

ということに他ならないはずです。

この地球上に存在する、なるべく多くの細菌を自分の中に取り込み、
願わくば、それらの細菌を味方につけて、
細菌だらけの世界を生き残ろうとするためにしている。

場合によっては、その過程で、
お腹を壊し、熱を出すことも多々あるかもしれないですが、
そういうことを繰り返して、

「将来死ににくくなる」

という体を獲得するために、
赤ちゃんは、何でも舐めたがるし、
何でも拾って口に入れる。

現代の生活は、そのこと自体を阻害してきましたけれど、
このパンデミック社会では、
さらに、

「家庭内の細菌そのものを消し去ろうとしている」

という試みがなされている家庭もあるかと思われます。

無菌室で育った赤ちゃんは、
普通の空間では生きられなくなるということと「似たようなこと」が、
起ころうとしていると思えて仕方ありません。

それだけに、「次のパンデミック」は懸念されます。



ああ、そういえば・・・。



ブログ記事にすると、

「また陰謀論か」

的な見方をされかねないですので、
ふれていませんが、
先日、カナダの CBC ニュースが、


「カナダ国立微生物学研究所から、エボラウイルスが中国へ密輸された」


ことをスクープしていました。

しかも、運ばれた場所は、


「武漢ウイルス研究所」


だというのです。


正確には、エボラウイルスを含む 15種類の感染症病原体です。


そして、まあ、新型コロナウイルスのことでも取り上げたことがありますが、
武漢ウイルス研究所は、


「ウイルスの機能獲得の改変をおこなっているラボである可能性が高い」


のです。

「機能獲得」というのは、つまり、たとえば、
ウイルスの感染力などですが、それを改変していく。

新型コロナウイルスが、人為的なものかどうかについては、
今のところ公式な結論は出ていませんが、
私も含めて、一般的な見解では、新型コロナウイルスは、


「人為的な改変が加えられており、人間に感染しやすくなったウイルス」


だとという考え方が存在します。

カナダの当局が抱いている懸念とは、


「エボラウイルスにそのような改変がなされていたら…」


というものなのです。


たとえば、「人間に感染しやすくしたエボラウイルス」などの研究が、
行われていないとは言えないということなのですね。


そして、例えばですが、


「それが外部に流出してしまったら…」


という懸念なのです。


新型コロナウイルスのように、
どこからともかく、そんな凶悪なウイルスが出てくるという可能性が、
ほんの少しではあっても、今、生じているようなのです。


そのカナダ CBC ニュースの記事を一部ご紹介して、
今回は締めさせていただこうと思います。

ちょっと恐い記事で申しわけないですけれど、
それでも、相手がエボラであっても、
感染症対策の基本は同じだと考えます。




(6月15日のカナダCBCニュースより)
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《カナダ国家警察が調査を要求する数ヶ月前に、
カナダの科学者が、致命的なウイルスを武漢のラボに送っていた》

https://ux.nu/JAlwo

新しくリリースされた情報文書は、
昨年、カナダの国立微生物学研究所から中国へ、
複数の致命的な病原体が出荷されたことに関しての詳細を明らかにした。

文書は、それらを中国に送った人物、
そして、どのような病原体が、
どこに出荷されたかを初めて正確に確認した。

CBC ニュースは、
すでにエボラウイルスとヘニパウイルスの出荷について報告していたが、
昨年7月のカナダ公衆衛生庁の調査で、
エボラウイルスなどの病原体を武漢ウイルス研究所に輸出した責任者である
カナダの科学者が確認された。

それは、カナダのウィニペグにある最高レベルのセキュリティ研究所(BSL-4)
の女性科学者シャングオ・キウ(Xiangguo Qiu)博士と、
彼女の夫であるケディング・チェン(Keding Cheng)博士らだ。

彼女たちは、研究所の「ポリシーに違反している」可能性があるとして、
カナダで唯一のこのBSL-4ラボから追放されたが、
カナダ公衆衛生庁は、彼女たちの立ち退きと、
ウイルスの中国への出荷には関係がないと述べている。

専門家たちは、この事態を懸念している。

カナダ・オタワ大学の法学教授で
疫学者でもあるアミール・アタラン氏は、
「恐ろしいことです。生命を脅かす事態となる可能性がある」と語る。

「私たちは、カナダ政府が、理由を開示したくないために、
BSL-4ラボからカナダ国家警察が連行した研究者たちの存在を知っています。
しかし、その内容は秘密のままです」

「彼女(シャングオ・キウ博士)が連れ去られる前に、
彼女は最悪の地球上のウイルスのいくつかと、
その遺伝的多様性を最大化し、中国の実験者たちが、
それを使って何ができるかを最大化するための複数の種類のウイルスを、
機能獲得実験を行う危険な中国の実験室(武漢ウイルス研究所)に送りました。
これには中国軍も関与しているはずです」

ウイルスの機能獲得実験とは、
自然の病原体を実験室に持ち込み、変異させてから、
より致命的または感染力をもたせることを評価することだ。

カナダでは、
より危険な病原体を作成するための機能獲得実験は禁止されてはいないが、
危険すぎると考えられているため実施されたことはない。

アミール・アタラン氏はこう言う。

「武漢ウイルス研究所が、そのような機能獲得実験を、
供給されたエボラウイルスとニパウイルスに行ったとすれば、
それが賢明な決定ではありません」

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(ここまで)



これは概要で、実際の記事はかなり長いものですが、
このカナダの研究所からは、「エボラウイルス」をはじめとする
15種類のウイルスが武漢に運ばれたことが確認されています。


まあ・・・。


おそらく、そんなことは起きないと思いますが、
新型ウイルスの時のように、
中国から、あるいは他の地域からでもいいのですが、


「正体の分からない出血熱」


が出現した時には、
このことを思い出さざるを得なくなるかもしれません。


新型コロナウイルスのような穏やかな病気とは比較にならない
強力に改変された病原体が、
少なくとも、


「武漢ウイルス研究所に存在する可能性がある」


のです。

流出とかは勘弁してほしいですが、
懸念すべきは、先ほども書きましたけれど、


「世界中の人々の抵抗力と免疫力が著しく下がっている」


ことで、そのような中で、
新しいパンデミックが発生するとすれば、
それは大変に恐いことだと言わざるを得ません。


この世はどうなっていくのですかね。


いずれにしましても、
何が起きても、今のご自分たちの考え方のまま生きるべきだと思います。

衛生当局の観念が間違っていることは、
今回のパンデミックではっきりとわかったのですから、
どんな感染症が流行しても、そこは同じです。

そんなわけで、いろいろと混沌としていますが、
無事で先に進みましょう。


In Deep の岡でした。

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