上記ブログから写真を拝借しました。
福島県川俣町と飯舘村の境をなす花塚山。
２つの自然公園の内、「花塚の里」の一番奥にこの神社がある。
昔は「放鹿神社」だったような気がするが、気のせいかもしれない。
十代の頃は毎年何度かは登った。
自自宅から歩いて1時間で飯坂の登山口に着き、1時間で登頂した記憶だ。
その頃の神社は谷間の杉林の中にあった。
山頂付近。
ここには「羽黒三山」が祀ってあった。
鹿を放したのは、その昔、崇峻天皇の妃、小手子妃が、遠い故郷飛鳥の地を忍んで奈良から連れて来たといういわれがある。
羽黒神社は崇峻の蜂子皇子が創建したと言ういわれがあって、小手子は我が子を思い、折に触れて登山し遥拝したと言う。花塚山からは北西の方、蔵王山を越えたところにその三山は位置している。
山頂付近にある護摩壇岩。
一箇所鎖があって、無理すれば十人くらいは登れた。
初めて登ったのは小学5年生の時で、自分のカメラで撮った写真を僕の30代の頃までは持っていた。いがぐり頭でランニング、半ズボン姿であった。連れは5−6人の近所の悪ガキ仲間。学校は1学年三百六十人、ひとクラス六十人もいたのだが、不思議にも放課後の遊びは年代がクロスオーバーしていた。
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