2011年3月14日月曜日

未曾有の日本の危機と国際援助

このたびの大地震と原発事故。
天災と人災が、その極限において重なり合った世界に例をない痛ましい事件が起きてしまいました。
被災者の数すらつかめていない現状で、原発にあっては今後どうなるかさえ予断を許さない滋養今日が続いています。

多くの諸外国が『援助』の手を差し伸べてくれています。
だけど一つ疑問があります。

米軍に支援を要請したといえ、なぜ空母エンタープライズなのか、なぜ三沢基地なのか。

日本とアメリカの関係は、ペリー総督の砲艦外交に始まり、マッカーサーの支配を経て現在に至っておりますが、怖いことだと思います。

今日は、東京電力の『節電』のための休電が始まりましたが、指定区域名に旧市町村名が使われていたり、何かしっくりきません。政府と東電との間にも意思の疎通を欠くことしきりです。 なぜか。

私は、これらのことすべてがアメリカの指示に従ってやっていることだと思っています。日本当局が誤った市町村表示をそのまま伝達しているのは、ただ単に言われた通りに行動しているか、せめての抵抗として表記をいじらなかったのかどちらかと思います。

どちらにしても、日本は自治能力を失い、アメリカの言いなりにやっているとしか思えません。
菅政権は、政権移譲の土俵際から土俵中央に戻ってきたことは事実だと思います。

ここで見えるこれからのシナリオは、日本市場の大暴落、アメリカ資本による日本企業支配が確実に進んでいくものと思われます。各国の同情はほんとにありがたいものですが、つい一週間前にたかり体質の沖縄とと悪口を言われたばかりです。そうやすやすと裏心のある『援助』に頼っていいものか、非常に疑問を感じます。

日本はまだまだできます。大丈夫です。へこたれません。
私はそう言いたいです。

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