2011年3月2日水曜日

アリストテレス

アリストテレスという哲学者がいます。
かのアレキサンダー大王の参謀役だった人ですね。

アレキサンダー大王は、当時小国だったギリシャを『世界帝国』にしました。
参謀は言いました。
「世の中には『市民=支配者』と『奴隷』しかいない。『市民』は戦闘によって奴隷を得ることが何より大事だ。『奴隷』は『市民』のために働くことが身上である。とたがって、働くことは『奴隷』の仕事だ。『市民』にとって最も名誉ある行為は略奪だ。海賊行為だ。戦闘だ。これによって『市民』は巨万の富を手に入れることができるのだ」

これはアリストテレスの名著『国家論』に書かれている言葉です。

日本は昭和天皇の『無条件降伏』によって『奴隷』の地位に落とされたのです。
支配者は、アメリカの支配者であり、多くのアメリカ国民もまた『奴隷』の状態にあると思われます。経済戦争に敗れたものもまた『奴隷』なのですから。

そして、アメリカの支配者は、また、イギリスの支配者でもあります。世襲的貴族院議員と周辺の大金持ちたちです。彼らの力の源泉はもちろんお金ですが、彼らの持っているお金は私たちの想像の範囲を超えています。私たちが大金と思っている1億とか100億とかいう金額は彼らにとって単なるお小遣い程度です。

彼らは、日本の小泉や竹中などを使って、日本の大銀行や郵便局から兆単位の資産をかすめ取りました。思いやり予算などという小技も使います。とにかく、略奪こそ人生最高の事業であるとアリストテレス以来信じている人々なのです。
どんな名前がつこうと、ヨーロッパ『市民』にとっては海賊行為こそが尊いと考えているのです。これは歴史が証明するところです。

かつてのイギリスは、これを『植民地政策』で実行しましたが、アメリカの場合はもっと巧妙な支配方式を考え出しました。戦争が富を得る手段であれば、恒久的戦争状態こそ永遠に富を独占する方法なのです。

こうして、世界中に戦争の種がばらまかれ、戦争のたびに『市民』たちはさらに太り、『奴隷』たちは飼いならされていくのです。
アリストテレス哲学は今も健在のです。

去年のことですが、シュワルツネッガー・カリフォルニア州知事が来日した折、2兆円ほどの『貢物』を貰って行ったと副島隆彦は書いています。
こういったものの累計は1000兆円にも上ると書いてます。

『奴隷』は『市民』に対して頭が上がらないようです。頭をあげたら殺されます。無礼打ちです。

だから、自民党(アメリカのスパイ)の手先である菅直人や前原などは民主党としては政権公約に反動的な、というより 『自民党以上に自民党的』 な強権政治を実行しようとしているのだと思います。

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