十日町田代から清津峡に向かう。
峠を越えるため標高を稼いでいるのだが、こんなところにも離れ棚田がある。
きっと近くに湧水があるのだろう。
これを作った人、耕す人々のご苦労には頭が下がる。
この地方の人々はこうして働くことに何の抵抗もない。
当たり前のように、働く。
峠の向こう側にも同じ風景が続いている。
峠付近には清津山キャンプ場がある。
10区画のオートキャンプ場、5棟のコテージ。
人気スポットだ。
夏休みの子供たちのために、冬の雪が解けないように保冷貯蔵されていた。
清津峡登山道は、全長13キロ、高低差800メートル(最大500メートル)あり、湯沢町八木沢までの所要9時間の健脚向きのコースだ。
縦走できるのは7月から10月いっぱい。期間限定だ。
ほかの季節は積雪斜面のため通れない。
一般向けに往復1500メートルの渓谷トンネルが用意されている。
所要1時間だ。
4カ所の見晴場が設けてあり、谷の様子や岩肌、古道へつり道などを眺めることができる。(有料)
入り口近くには無料駐車場があり、土産店や民宿旅館などが並んでいる。
一番奥のパノラマステーションからの眺望。
手前のテーブルには3500分の1の地形模型が置いてある。
両岸はグリーンタフの七谷層に陥入したヒン岩で、柱状節理が非常によく発達している。
手前は雪渓の残雪。
すごい光景だ。
かつて飯豊山の沢登りで経験したので「見覚え」があるが、普通の人はびっくりするだろう。
国道353号沿いの清津峡入り口付近。
左の橋のたもとが「ラピーヌ雪街道」。
弘法大師のねじりすぎはこの近くにある。
このようなねじれ木を、他所で1週間以内に再見することになるとは考えもしなかった。
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