2020年7月19日日曜日

死の病原菌🦠も善玉菌?

腸内細菌について「悪玉菌」とか「善玉菌」
とかいうような名称で呼ばれることがありますが、
これではまるで、
「どちらかが悪い存在で、どちらかだけが良い存在のように響く」のですけれど、それは違うと思います。
すべては「バランス」です。

細胞が生きていくためには、老廃物を取り去り新しいものと交換する「新陳代謝」が必要です。言い換えれば、古いものが新しいものに置き換わっていく。突き詰めれば、
「生」のためには「死」が不可欠なのだ。
「死」を乗り越えての「生まれ変わり」が「生命の存続」ということ。

突飛に聞こえるかもしれないが、あらゆる「病気」は、その「生まれ変わり」のために必要なプロセスであるとは考えられないだろうか。

悪性新生物も、ペストも、スペイン風邪もコロナも、自然環境が生み出した、我々の新たな「環境」なのだとしたら、我々を新たな「生」に導くための、深遠なプロセスなのかもしれない。
これは「自然」なことだから、人類はむやみに怖がる必要はないという結論だ。

老境に入ると、こういう考えが自然に出てくるのかな?

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