2017年4月30日日曜日

汚染と温暖化

地球は病んでいない。
人間社会が病んでいるのだ。

豊洲問題は単に市場の地下の問題ではない。
このことによって、地球は病まないが、人間社会が歪んでいく。

地下汚染は昨日今日始まったことではない。
僕がいた福島では、50年も前から
キャノン福島工場や、洗濯屋そのほかの工場排水によって、
地下水汚染が人間生活に適さない環境を作ってきたことが分かっている。

田舎町の福島でさえそうだ。
ましていわんや大都会においてをやである。

おそらく、日本ではすべての都市部で同様の具合になっている。
豊洲が掘り起こしてくれたこの問題。
他国の環境汚染に口出しするどころの立場ではない。
今でも日本は、数十年前と変わらない汚染大国なのである。
脚下照顧である。
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地球温暖化だって、都合の良い解釈に過ぎない。
そもそも地球にとっては特段の異常ではない。
人間社会にとっても、どんな不都合をもたらすか、解釈そのものがご都合主義だ。
センチミリミリの単位が、なぜか東京やニューヨークの沈没などという話になるし…

もし地球がもっと暖かくなったら、
もともと寒冷地に近いヨーロッパ北部や、シベリア、カナダなどの広大な土地が温かくなれば、人間の活動範囲はますます広くなるはずなのだ。
古い町がすたれ、新しい町が起こるのは、歴史の必然であり、慌てふためくことではない。
地球の歴史を学んだものとして、そう思う。
ただ、人間の既存の文明が打撃を受けるだけ。
人類はさらに発展していくだろう。

石炭火力などがやり玉に挙がっているようだが、原子力に大義名分を与えようとするのみだろう。
はっきり言って、原子力以上に手に負えない大災害を過去現在引き起こしたものはない。
「平和利用」そのものが詭弁である。

というわけで、皆さん気をつけましょうね。


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