2010年2月12日金曜日

読後の感想など

今月は世間的にはいわゆる「マユツバ物」を集めてみました。

「インフルエンザワクチンは打たないで」 母里啓子著
先日も紹介したが、まことに同感。
国や製薬会社が、自分たちの儲けになること以外やるはずがない、という曲がった目で私は見ていますので。

「環境活動家のウソ八百」 リッカルド・カショーリ他著
英米にあらず、かつバチカンを内包するイタリア人だからこそ見える真実があるのだろう。
---環境運動は目的もモラルも人間性も失ってしまった---とあるのは至言。

「科学者の9割は『地球温暖化』CO2犯人説はウソだと知っている」 丸山茂徳著
実は、人口バブルが間もなく崩壊するから、地球の人口を大幅削減すべし---と論ずる。
読者は、何を求めてこの本を買ったのか分からなくなるだろう。超我田引水的書物。

「本当の環境問題」 養老孟司他著
おおむね理工系なら言いそうなことを述べている。賛同するところも多い。
ただあくまでも外野席からの物言いで、緻密なデータによる組み立てがないので、かなり不満。

「NASAアポロ疑惑の超真相」 山口敏太郎他著
途中で読むのがばかばかしくなるほどオタクだが、ハマるとこんな面白い話題はないかもしれない。

「インフルエンザをばら撒く人々---金融寡頭権力の罠」 菊川征司著
新型インフルの発生当時、米国がこの不景気時にメキシコからの人口流入がむちゃくちゃ増えたのを怒っていたのを知っていましたから、当初からアメリカによるいやがらせだとは思っていました。
しかし、根は悲しいほど深いようで…。

「まるごと金融詐欺立国---アメリカ超崩壊」 マイケル北村
おどろおどろしいタイトルですが、ほとんど常識的なホントのことでしょうな。
こうゆうのを「トンデモ本」というらしいですが・・・・・。

「この国を支配/管理する者たち」中丸薫+菅沼光弘著
この本は、今日届いたばかりなので、後日再登場いただきましょう?

考えてみると、日本人も結構えげつない。
中国の薬物混入食品は国際問題になったけど、昔ならグリコ事件とか、食肉偽装事件、米の産地偽装、サリン事件・・・・・いろいろありました。悪い奴らはどこにでもいる。たいして変わらない。
ブッシュみたいな男だっているよ。コイズミとか。

実は、ブッシュとオバマは親戚だったり、コイズミとハトヤマは盟友だったり、そんなことがあってもちっとも変じゃないと思うこのごろであります。

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というわけで、毎日シッポの切れた凧のように、あてどなく、ぐるぐると風の中を回っているこのごろであります。
今度の休みには、アルプスの山々でも眺めに行こうと思います。

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