2011年9月12日月曜日

原子力で日本滅亡


-------------------------------------

「原発はゼロになる」と発言した経済産業大臣が辞職に追い込まれた。
フレンドリーな記者会見を仕掛けられて、何かを言ってしまった?

------------------------------------

僕はこの鉢呂という人のことは全く知らないが、原発ゼロ発言が電力、マスコミ、役人、産業界を刺激し、このような陰謀につながったのだろう。

-----------------------------------

僕は、福島県出身の人間として、この悲惨な状況を二度と繰り返してはならないと思う。
自動車や火薬などはたとえ暴走しても原子力の暴走に比べれば大したことはない。

原子力暴走による被害は、地域を何十年にもわたって破壊する。
このような事態になっても、なお、「原子力発電は安価」という神経が理解できない。

今回の被害だけでも十分に高価すぎることがわかっているはずなのに。。。。
ガスなどの資源が実は無尽蔵にあるのに「有限」と言ってみたり、
緊急避難的にガスに向かう事態を受けてガスの値段が高騰していることを受けて、電気代の高騰を懸念するなど、目先のことにとらわれすぎではないだろうか。

------------------------------------------------

原発問題の負の代価は福島周辺の地域住民になすりつけて、産業界はそれを素知らぬ顔で生産を続けようと躍起になっているように見える。

おそらく本心は、、、、
「原発は恐ろしいからいずれやめなければならない。
しかし、急ごしらえの対策ではいずれも高い電気代を払わなければならなくなり、製品競争力が低下する。
だから、競争力が十分育つまで、(次の事故が起こる前まで)も少し原子力を利用させましょう。」
ということ。

----------------------------------------------

バケツ臨界があっても、津波暴発があっても、原子力神話は揺るがない。
チェルノブイリ事故は、直下型地震犯人説もあるものの、人為ミス説が有力だ。スリーマイルも人為ミスといわれている。
日本でもすでに人為ミスによる惨事を経験しているが、再び起こらないと誰が保証できようか。
もし起こってしまったときは、誰もその責任を取りようがない。

日本列島を人体にたとえてみると、北海道が頭、関東から近畿までが胴体とすれば、福島は喉の部分にあたる。甲状腺がんである。

この次の事故が起これば、列島は骨がんに侵され、再起不能に陥るのは確実である。

---------------------------------------------------

二度あることは三度あるという。
三度目の正直ともいう。
この日本でその「三度目」が起こった時、世界は滅びるだろう。





0 件のコメント:

コメントを投稿