2017年1月18日水曜日

国は天皇家のことに口出すな

天皇の退位がどうとか世間は賑やかだが、そもそも天皇家の当主を誰にするかは天皇家の問題であって、国とか他の誰の問題でもない。

平安時代以来、天皇家の地位は国政に左右されるものではなかった。

誰が天皇になろうと、それは天皇家と言う一家系の問題で、国家が勝手に天皇を決めるような時代は無かったのではないか?

一家族の問題を国家の問題にすり替えてはならない。

そもそも天皇家は飛鳥奈良の昔から国家の永続の象徴だったのであり、自ら権力の中心にいたわけではない。

権力とはなんぞや。
司法立法行政といい、軍事権と言うが、天皇家がそれを統率したことが、かつてどれだけあったか。皆無ではないのか?

それが昭和憲法になったからと、天皇家と言う人さまの家のことを勝手にどうこうしようというのは甚だ出しゃばり過ぎではないのか。

天皇家は存続することにこそ意義があるのであって、親政などと言うものが、あってもろくなもんじゃないことは歴史の示す通りであると思う。

天皇家の立ち位置をもう一度振り返ってみても良いんじゃないかなと思う。

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