2017年1月17日火曜日

しもやけと白蝋病

この冬は、手足の指に異変が起きた。
ひとつは、白蝋病の手指が突然に治ってしまったこと。
もう一つは、足指のしもやけである。

10月に仙台の娘に会いに行ったのだが、翌日、ついでに蔵王山に出かけた。不帰の滝を見たり、刈田岳に登って御釜を覗いたりしているうちに、無性に清渓小屋に行きたくなりました。防寒具も靴も手袋も何もないけど、車には何故かピッケルは積んであった。

途中間違えて井戸沢まで行ってしまったのだが、何とか小屋に到着した。
何度か修復されたのだろうが、50年近い昔のままの清渓小屋だった。

帰り道、素手でピッケルを握っていた手が、変化していることに気づいた。
少し前までは、この寒さなら手指が白くなって感覚もなくなっていたのだが、それが無い。瞬間に、若かりし記憶が蘇り蔵王山に感応して、手指があの頃の自分に戻っているのを感じたのです。

これは錯覚ではない。大雪の中に住んでいても、今の所白蝋病は出ていない。

足指のしもやけだが、これは今までなったことが無かった。
それが、なった。

ここ数年は妻の実家の田代の家で寝起きすることが多いのですが、どうしても靴下が履きっぱなしになってしまう。そうすると足指が蒸れる。
今までしもやけの経験が無かったのに、なってしまった。

ようやく、蒸れの所為だと思い靴下を脱いでみたら、なんとも言えずに気持ちが良い。
1日で治っていくのが実感できた。

身体の働きは精妙である。

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