前稿の「事件」からちょうど1週間である。
ボンは至ってピンピンしているどころか…!!!
この半年患っていた腰周辺の蕁麻疹が消えた。
長年気になっていた後頭部の首筋のぶつぶつも消えた。
もちろん、刺された腫れは引いている。
たとえ一時的にせよ、意外な効果が確認できた。
そして、蜂刺されの騒動と、周囲からのエピペンの勧めが絶えないものの、蜂毒に対する恐れが心の中から消えてしまった。
蜂は僕らを守ってくれている。
-------------------------------------
7月から、ここ、妻の実家に正式に住民票移動した。
築90年近い「古民家」で、修復らしい修復、リフォームらしきものはあまりしていない。
僕の部屋は2階なのだが、天井裏に何があるのか、怖くて覗きにいけないところだ。
1箇所換気口があってそこから、ミツバチ、スズメバチが出入りしていた。
3-4年前、就寝中に一度ミツバチに刺されたことがある。
妻との格闘中に、通称アリの戸渡といわれる秘所を一撃されたのだ。
その時は刺された痛みだけで済んだ。
それ以来、換気口はガムテープで蓋をしている。
季節によってはカメムシが相当入ってくるので、蚊帳の中に寝ることが多かった。
義母の介護が始まって妻が階下で義母の面倒を見るようになり、蚊帳を外しての一人寝が始まったのは1年前である。
それでも、天井板の隙間からか、ミツバチは時々闖入するし、スズメバチが入ってきたことも2度ばかり。以来、蜂ジェットはこの部屋の常備品である。
実は今朝の4時に目を覚まして明かりをつけたら、畳の上にミツバチが2匹転がっていた。
黙って片付けたが、怖いとは思わない。尤も、67年も生きてきたのだし、或る日突然コロッと逝ってしまうのなら、ある意味願ったり叶ったりでもある。
--------------------------------
この一連の事件から、僕は「自然界の治癒力」---日本蜂針療法研究会・太田/鳥居著を買って読み、スズメバチは益虫であるとの主張をしている日本スズメバチ研究所の意見も読ませてもらった。蜂は地球の生物界の守り神だ。
頭の中を、ジュリアン・ブリームの熊蜂の飛行の名演奏が騒がしくよぎっていく。
田舎のここでは、僕の蜂刺され救急搬送事件は、集落中誰一人知らない者はいない。
(救急車が来たときは、当日看取りのために退院してきた義母に何かがあったのではないかと思われたそうな)
0 件のコメント:
コメントを投稿