平安の966年に性空上人によって開かれたといわれる、姫路地域最大の仏閣だそうで西国27番の札所とか。 西の比叡山とか云うそうで、想像するだに山の中雲の中なんですが… この次は比叡山かな?
ロープウェイ入口の駐車場は無料ですが、高速のトンネルの近くなのでこんな感じです。
登山道はわかりにくいし、初めてなのでロープを使うことにしました。片道500円、往復900円です。
ケーブル駅の様子は写真撮り忘れてしまいました。 上の写真の橋げたに隠れてわずかに映っています。
山上駅を降りたら鐘突き堂です。慈悲の鐘というそうです。
山門までの巡礼道はこんな感じです。
ロープウェイの中でも案内があったのですが、ちょうどよく見えるところの圃場に何やら絵が描かれています。姫路城をかたどったらしいのですが、僕にはとんと・・・・
これが仁王門らしい。山道の途中に門だけが建ってます。さすが山岳道場というか。門だけがあります。
間もなく寿量院に至ります。ここでは精進本膳料理のほか、茶がゆや抹茶などの供用もあるらしいです。
伝説の料理が味わえるかもしれないです。
この 寿量院 と妙光院が塔頭寺院で、宿泊や精進料理などの食事ができるようです。このほかの宿泊施設に円教寺会館もあるし、休憩には「はづき茶屋」などもある。
金論院跡の円教寺会館です。宿坊として今でも使われています。
せっかくなら一泊して山寺の雰囲気を心行くまで味わいたいものですね・
こちらは山主さまのお屋敷のようです。
上はこんな感じです。
この花って何の花?
裏手に拝観順路があります。
僕は少し天邪鬼をして、少し遠回りをしたいと思います。
白山権現なる場所を通る遊歩道をゆくことにしました。
途中は誰もいない山道で、真夏の晴天の昼間なのにうっそうとした山道を少し上ります。
権現信仰とは不思議なもので、神か仏かわかりません。山岳信仰、山伏の世界かもしれません。
鳥居がありましたので、とりあえず2拝2拍手1礼・・・
下の写真には、このお寺ができる前にはスサノオノミコトを祀る祠があったとか。
ここから、スサ山、書写山となったとか。
あちこちに「塔頭」と云われる○○院がある。この千岳院は現在は使われていないようです。
今も昔も食は大事である。
とくに現代社会では、放射能の混入まで問題になる。
このじきどう食堂は、今は骨董品展示場兼保管庫になっている。
下の写真の大きな建物が食堂です。
次が大講堂。食堂の隣にある。わが大学でも、大講堂の隣にそういえば食堂があったっけ。
食は人間生活のまず基本中の基本である。
次は食堂の裏手。
じきどうの中にはこのような鬼瓦や、数々の仏像、そのほかの文化財が保存されている。
写真は大変明るく映ったが、本当は薄暗いです。ノーフラッシュで感度を上げてとったので明るく見えます。
開山堂と言われる一角には、護法堂、お不動さんの化身と毘沙門様の化身が開山の修業を見守ってくれたということらしいです。関東で見た神社の様式に似ているようで違うようで、・・・・・
開山の性空上人が祭られている開山堂。左甚五郎作の力士像があるというが、僕は何となく通り過ぎてしまった。
金剛堂の近くには展望台があって、姫路の街並みや瀬戸内海が見渡せる。
一人じゃ詰まらんし、姫路の町も見たことない人間には、「あっ、そう・・・」である。
鐘突き堂がこんなところにありました。
塔頭の一つ瑞光院。カエデの木が大きく育っていた。
でもこの日見る限りでは廃寺である。左の塀もご覧のとおりです。
妙光院は、現在も使われているらしい。 門の明かりがついていました。
これでお寺さん参りは終了。 帰りはロープウェイ往復買っていたけど歩くことにしました。
海の向こうには淡路島。いいところですね。
帰り道は2キロ程度。
山は凝塊角礫岩(Tb)が一面に露出していて、思ったより滑りにくいので歩きやすい。
今日は天気が良くて、すごく暑かったです。
帰りに「太陽公園」なるところも見てこようと思っていたのですが、今日の車のナビが割合使いにくいというか、・・・・あきらめて帰りました。
このナビ、来る時も、ちゃんと「書写山円教寺」と頼んだのに、変なところに案内されてしまいました。
トヨタ車のレンタカーだからかなぁ・・・・・?
僕はやっぱり日産が好きです。
頼り過ぎはよくないようです。