2011年2月8日火曜日

日本脱出


まずは、昨夜の5日月です。
この時期は金星も一緒です。

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イスラエルという国があります。
この国の民族ユダヤ人は、かつてジプシーと呼ばれたさまよえる民族でした。
昔、カスピ海東部に居住していたこの誇り高き民族は、蒙古の猛攻によって西へ西へと追われ、ボヘミアンとともに東ヨーロッパに移り住むようになりました。

ヨーロッパはギリシャ、ローマの思想を受け継ぐ国々です。
ヨーロッパ人を支配する考え方は、
人間の最も誇り高い生き方は戦闘による略奪です。
これはアレキサンダーの師アリストテレスの文献にも見られますし、何よりも歴史が雄弁に語るところです。

蒙古軍に追われた人々はジプシーとなって東欧、西欧へと流れ込みます。
ところが、奴隷、農奴社会を底辺に持つヨーロッパでは、貴族と農奴は厳然と区別され、ユダヤ人は社会の上層に食い込むことはなかなかできませんでした。

しかし、ギリシャ・ローマ思想では商人は下層民の職業とみなされていましたから、商業に従事するユダヤ人が増え来たのは当然の流れでした。彼らは流浪の生活を長くしてきたので、流通・交易には長けていたのです。

こうして、経済の才能を伸ばしてきた民族の中から、貴族の台所をあづかるものもあらわれてきました。経世の才能が貴族の資産運用に大いに役立ったからです。

商業とは、法に触れなければ何をやってもいいという暗黙の決まりごとがあります。
法に触れなければ、、、というのは、たとえば人を殺しても正当防衛ならいいとか、過剰防衛なら刑に服さなくてもいいという考えに通じます。これが彼らの戦争です。

そののち、第二次大戦後、全ヨーロッパから嫌われた彼らは、現在のイスラエルに抑留され、ユダヤ国家を形成することになりました。

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わが日本はどうでしょうか。
極東の国日本は、長い間孤高を保ち他の侵略をほとんど受けずに過ごしてきましたが、明治開国以来、欧米諸国のしたい放題の中に放り込まれてしまいました。
東インド会社が支配した時代のインドと同様、彼らに対して日本人は何の権利も与えられませんでした。俗にこれを治外法権と申します。

日露戦争はアメリカの資本でたたかった戦争ですが、この功績と大日本国憲法の制定で一応外見上治外法権は撤廃されました。一種の「独立」を果たしたわけです。

しかし、『独立国日本』は長くは続けられませんでした。欧米諸国は無理難題・言謀術数を用いて日本を帝国主義の国、悪魔の支配する国に仕立て上げ、ふたたび欧米の属国にすることに成功したのです。それが今の日本です。

先に述べましたように、地震国日本には原発という名の巨大な『地雷』がいたるところに埋め込まれています。もはや、滅亡のレールにすっかり乗せられているのです。

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そろそろ我々もボーダレスな世界に散らばる必要があるのではないでしょうか。
とりあえず、東に向かいましょうか。日の出る方角へ。ハワイへ。
キラウェア山を『ハワイ富士』に見立てて、第二の故郷を作りましょう。。。
10億円もあればなんとかなるでしょう !!!

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