政府や新聞はこれだけの欺瞞を平気で流す。
(以下、引用です)
原発事故コスト、従来の発電費用の2割 (2011年10月25日13時54分 読売新聞) 原子力発電所事故に伴う損害額などを試算する内閣府原子力委員会の小委員会(座長=鈴木達治郎・原子力委員長代理)は25日、日本の原発が過酷事故を起こす確率は最大で500年に1回で、1基あたりの標準的な損害額は3兆8878億円、将来の損害に備えるために必要な費用は、従来の発電コストの約2割にあたる1キロ・ワット時あたり1・1円とする試算を発表した。日本の原発が事故を起こす確率は、全国の原発がこれまでに延べ時間数で1400年あまり稼働してきたなかで福島第一原発1~3号機が過酷事故を起こしたことを根拠に、「500年に1回」と算定。 これをもとに事故に伴うコストを計算すると、1キロ・ワット時あたり0・9~1・2円となった。標準的な稼働率70%の場合は1・1円。こうした事故が起きる確率として国際原子力機関(IAEA)が新設炉に求める安全目標値は、「10万年に1回」だった。
(以上引用おわり)
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500年に一回だの、10万年に一回だのっていうけど、例えば日本の場合最初の原発起動から約35年になるわけだけど、それぞれの原発稼働時間の合計は1400年になるそうだから、普通の時間感覚からすればほぼ10年に一回はフクシマのような事故が起こるという計算になる。
さらに、事故コストが1円程度とすると電気代の1割以下ということになる。
しかし、過去35年はこのコストを支払わないできたのだから、今回まとめて請求され、そのことを考えると通常の電気代の3倍の事故コストがかかるということになる。
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