僕の職場では、現在会計年度末ということで、電算系統を始め工事関係は全面ストップの状態です。
開店休業ですから、会社ではひたすら暇つぶしに精を出しています。
ところで、今日3月23日は、2年前の今日ならキリスト教で言う復活祭だったとカレンダーに出ていたので、面白半分調べてみました。
英語で『イースター』と呼ばれるこの日は、言わずと知れた かのイエス・キリストが十字架で死んで三日目によみがえった日とされています。復活祭は基本的に「春分の日の最初の満月の次の日曜日」に祝われるらしい。当然年によって日付が変わり、今年の復活祭は4月4日だそうな。(ウィキペディアより)
この起源というのが、ギリシャ正教やユダヤ教で言う『パスハ』すなわち『過ぎ越しの祭り』からきているといいます。「イースター」という語源すらゲルマン神話の「エオストレ」すなわち「春の女神」にあるとなると、「キリストの復活」ではなくて、『季節の復活』のように思えてきます。
Wikiによると、復活祭の前に40日間の四旬節というものがあるらしい。この期間は肉食が制限され、復活祭で文字通り復活=解禁となるのです。
ブラジル国リオデジャネイロといえばカーニバルで有名ですが、これはこの四旬節の前に行われるお祭りで、これも文字通り動物の肉に感謝をささげるのです。
過ぎ越しとは、日本でも昔はお正月に門口にお札を貼って厄除けとしたように、モーゼのお札を門口に貼ることで厄除けを願った、お正月の行事だったようです。この日のまえに、選ばれた子羊を生贄にして、焼いて食べることが行われます。オリエントでは、春分後の満月の日に新年を迎える習慣があったそうなのです。
ちなみに、お釈迦様の誕生日を祝う灌仏会ですが、これは別名花祭りともいいますが、インド暦の正月祝いだった可能性があるといわれています。そして、これも春分の日の後の満月の日がその日になっています。
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日本のお役所はこの月末が年度末になりますが、明治のころ多少の紆余曲折をへながら、イギリスの制度をまねて決まったそうです。
会計年度が暦年と同じなのはフランスや中国、ロシア
4月から始まるのが、日本、イギリス、インド
7月は、ノルウェー、ギリシャ、フィリピン
10月は、アメリカ、ミャンマーなどとなっているそうです。
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お正月の「新春」から3カ月、日本列島も世界も2度目の春がおとづれようとしています。
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