2020年3月8日日曜日

お酒の話🍶

1.お尻が痒くなる
 3年ほど前のこと俺は67位だったが、ある冬の夜、寝てから体が温まるとお尻の臀部が痒くなる症状が出始めた。気がつくとそれから毎夜痒くなっていった。
 その頃も今も、俺は暖房も電気毛布も使わずに、雪国の古家で冷たい布団に冷えた身体で入り、やがて自分の体温で暖かくなるのを楽しんでいた。布団が暖まり気持ち良くなる頃には熟睡の境地となる。ところが、深い睡眠が過ぎた頃になると、お尻に痒みを感じる。手で触ってみるとシットリ汗が出ている。
 1週間ほど続いてから妻にこのことを話したら、医者に見せろだの薬を塗れだのという。だが適当な薬を塗っても一向に効き目がないのだ。
 俺は考えた。先ずは汗をかかないようにすること。時々布団をはいで風を入れる。ダメだ。次にパジャマを脱いですっぽんぽんで寝る。これは少し効果があったが十分ではない。もっと良い方法はないか、、、?
(写真はイメージです)

2.犯人は甲種アルコール?
 そうだ、身体のことは身体に聞いてみよう‼︎
 内省検討を始めてみた。
 じっと頭の先から足の先まで、症状が始まった前後に変わった生活習慣・食習慣、静かに考えてみた。そして出て来たのはただ一つ。アルコールだ。
 俺は若い時からアルコール好きで、中でも日本酒党なのだが、近年は果実酒に興味を持って自家製造を始めていた。梅、カリン、ザクロ、ヤマブドウ、ブルーベリー等々。。
 果実酒はこれらの実に35°焼酎と砂糖類を加えて作る。この果実酒は12月ごろになるとだんだん飲めるようになる。そこで俺は日本酒に代えて果実種での晩酌を始めたのだ。変わった食習慣はこれだけだった。日本酒に戻すという選択枝もあったのだが、取り敢えずアルコールを断って見て様子を見ることにした。
 幾日もたたずに効果が現れてきた。汗かきとかゆみが止まったのだ。1ヶ月も続けて症状が出ないのを確認し、日本酒の晩酌を再開した。思った通りこれなら問題なかった。
 また6月が来て、梅やら何やらが店頭に並ぶ季節になる。まだ果実酒への思いを捨てられないでいた俺は、「醸造アルコールならどうなんだろう?」と考えた。店頭から醸造酒の35°を見つけて再び梅酒にチャレンジしたね!
 冬が来て、また飲み始めた。
 結果は同じだった。俺は作った梅酒を全部流しに捨てた。

3.日本酒よお前もか!
 歳と共にアルコール分解性能が落ちてきたのだと思う。以前は頑健鉄の如しだった我が胃袋だが、自家製果実酒のアルコールで異常事態を引き起こすなんて! いや、ほかに原因があるかもしれないのだが、問題は解決したことだし、めでたしめでたしではあった。
 こうして日本酒晩酌が復活したのだが、まもなく別の問題に気づくことになった。
 一人暮らしや出張の時は気付かなかったのだが、家族で暮らしていると夕食を割合としっかり食べるのだが、なぜか明朝に胃の膨満感があるのだ。孤食の夕食時は酒は呑んでも飯は食わなくて済むが、家族生活ではそうはいかない。その代わり晩酌は1合キッカリである。
 もともと1日2食主義なので、結局食べ過ぎにもなってしまう。この悩みに泣面蜂と来たのが朝の膨満感だ。家族との食事は大切にしたいので、酒を飲まないでみた。これが又うまくいってしまったのである。
 1日2食主義は大阪の甲田先生の説だ。また、若い時から定期的な断食の習慣もあって、胃を休ませる効用もよく知っていた。ここは少し中途半端だけど、酒の負荷を減らす方に決断したのです。晩酌はやめました。この甲斐あって、胃の負担は相当軽くなったと思います。

⒋晩酌はやめたけど
 晩酌はやめても、お酒をやめたわけではないです。
 来客や会合など、酒席では飲みます。

 部落の祭りや会合では堂々と飲みます。あくまでも自主的な晩酌停止だし、飯を食わない限り体調に異常など出ないです。明らかに、家庭で酒ばかり飲んでるわけにはいかないけど、人々とのコミュニケーションには当然必要なツールだと思っています。だから、部落の会合、サークルや同窓会などは積極的に参加して大いにに飲みまくっています。

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