2018年2月18日日曜日

ワンダーフォーゲルの歌

学生時代というと、今から50年前になるが、当時は山登りをよくしていて夢中になっていたものだ。
当時覚えた山仲間の歌に、ワンダーフォーゲルの歌というものがある。

当時の歌本には、楽譜付きの歌詞が載っていたのだが、ドイツ語のものであった。
無論、日本語の訳詞のものは見たこともない。

山の帰りは否応なく独り歩きが多く、歌好きな僕は必ずこの歌を歌っていたものである。

うろ覚えに心細くなって、歌詞楽譜を探したのだが、今日、やっと見つけたので書き置く。

歌は7曲からなり、次の通りである。

1.Wenn wir marschieren
2.Bin ein fahrender Gesell
3.Die Gedanken Sind frei
4.Hab Mein Wage vollgelade
5.Wohlan die Zeit ist kommen
6.Es war ein Knabe gezogen
7.Jetzt Kommt die Zeit dass ich wandern muss

これらは全て、歌い出しのフレーズが歌のタイトルになっていたので、うろ覚えの単語の羅列から、歌詞と楽譜を探し出す事ができた。

歩きながら歌うものだから、リズムは調子の良い行進曲。
当然だが、ナチスドイツ軍でも沢山歌われていたので、軍歌というイメージがあるのだが、、、、

学生時代のドイツ語は出席点で何とかしてきたので、からっきしダメなのだが、あやふやな記憶による綴り、単語であったにも関わらず、インターネットは見つけ出してくれた。ありがたい事である。

2018年2月11日日曜日

人口減少がもたらすもの

わが町は雪国十日町市の奥山の集落である。
僅か20余世帯が暮らしている。
80過ぎの単身者も多いし、子供がいる家は一軒だけ!

あと10年もすれば、亡くなる人、出て行く人で、住民は半分になるだろう。
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過去、東京オリンピックの頃、田舎は都会への労働力供給基地だった。
十代の若者は金の卵と呼ばれた。
土地も人も生産力豊かであったのである。
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今、田舎は疲弊し、主要地方都市でさえ人口減少に悩まされている。
この現象は地方の問題ではなく、国の担い手の消滅の問題なのだ。
戦後の団塊の世代が辛うじて人口を支えているが、民族の担い手が不存在となる。
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田舎にはアジア各地から嫁が来たが、子も残さず詐欺師のように消えてゆく。

国にとって大事なのは、車の生産台数を増やす事ではなく、
民族の後継者を確実につないで行く事なのだ。

希望の扉はそこにある。