2011年10月3日月曜日

話し合い文化


日本民族は「話し合い文化」であるという。

決定的な対立関係になることを好まず、できれば全員一致で進みたい。。。
だから、「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」ように、全員一致なら反則行為でも許される。

昨日は右に行ったので、今日は左に行こう、、、といった一見支離滅裂な行動でも、みんなの合意の上なら当然「あり」だ。

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以心伝心という言葉もある。

今日から全体方針が変わったのに、それを知らない人が加わった時でも、全体の「空気」から察してくれよということがある。

悪く言えば「節操がない」、よく言えば「臨機応変」。

だから、話し合い文化は外部の者からは理解されにくい。
理を超えているのだから仕方がない。

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江戸時代から明治時代にかけて、それまでの鎖国政策から一転海外侵攻路線に大転回しても誰も不思議に思わない。

原発事故でひどい目にあっても、見て見ぬふりさえできる。
すべて水に流して、再び一から話し合うことができる文化だ。

この国の人は、事故があったことさえ忘れようとしている如くに見える。

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