2010年11月3日水曜日

政治は面白い

  今日はテレビで池上彰さんの解説特集をやっていた。
  ズバズバわかりすぎです。  意図が見え見えです。

  政治音痴のお茶の間の皆さんを、何か一定の方向に導こうとしていることが見え見えです。
  というより、違った意見を言おうものなら、「あんたは分かったいない!!」と一刀両断にされかねないような、戦前の一時期のような怖さすら感じられます。
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  ロシアの大統領がげんに実効支配している土地を訪問したからといって、国を挙げて騒ぐ必要がありますか? 戦前の日本も、そういうマスコミに操られてきたんですよ。
  尖閣諸島も、20年も前に鄧小平と「領土は棚上げにして仲良く漁業をやりっこしましょう」と合意した海ではないですか?
もっとも、日中対立、日露対立が米軍にとって「極東の安定」なわけですから、あおるわけです。
  ( 逆に、「日中友好」を実行しようとすれば、田中角栄みたいに「廃人」にされてしまうのでしょう。小沢一郎も同じ運命をたどる可能性が高い。いや、すでに毒を盛られているかも。)
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  ロシア問題も、中国問題も、残留孤児、ミャンマーにせよ、多くの日本人は日本の報道を「真実」ととらえているかもしれません。 すべて一つの側面しかとらえていないのに、すべてがわかった気になっています。

  日本は1192作ろう鎌倉時代からずっと軍事政権独裁体制が続いてきました。鎌倉、室町、江戸、明治と支配者は変わっても、軍事独裁に違いはありません。そして今の日本は、米軍独裁政権だと言ったら言い過ぎでしょうか? 日本にはもう一つの支配者集団がいますけどね。言わずと知れた、あの奈良時代から続く藤原家。いまは様々に名前を変えていますがね。

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  中国の通貨がドルペッグ制なのがけしからんと言います。
  日本は東京オリンピックの20年後まで1ドル360円の固定制度が続きました。
  いつか来た道なのです。
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  いつしかこの日本も、ぼけ老人大国になってしまった感がありませんか?
太平洋戦争敗戦後80年もたつのに、日本には「進駐軍」が居座ったままです。
  いまの日本は、イラクやアフガニスタンと同じ状態なのですよ。
  自国を守る軍隊がいない代わりに、アメリカを守る米軍が居座ったままなのです。

  こんな当たり前の状態が見えないなんて、神経系統が完全にやられてますな。
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  私は福島県出身だからいうが、あの国民体育大会なるものも、明治100年をはるかに超えて初めて、最後の最後に巡ってきたのですよ。 明治維新体制は今も生きているのです。 戦後のヤルタ体制がいまも生きているのは当然でしょう!! 
  当時の連合国 United Nations がいまの国連 United nations まったく同じままなんですよ。 日独伊がその後国連に加盟したといっても、進駐軍支配下の各国が進駐軍の意思のもとに加入させられただけなのに、訳語だけ変えてマスコミは故意に報道しないだけなのです。
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だから政治は面白い。 と言いたい。

    

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