2019年12月12日木曜日

東北大学山の会 山の唄を歌う会

12月8日の会合の様子です。
変な画像が紛れ込んでいるのと、漏らしたものがあるようですが、とりあえずTESTということで堪忍してください❣️













2019年4月10日水曜日

新元号の大政翼賛的意義

「令和」について、万葉集の序文からとったとか、その序文の漢籍原点がどうとか騒がれているが、内容的にちっともしっくりこない。
ところが、宮城谷昌光の「史記の風景」の『みことのり』の章に次のような記述がある。
ーーーー秦、初めて天下を併す。丞相・御史に令して曰く。(史記ー始皇帝本紀)
と、あり、始皇帝が中国史上初めて天下統一したとき、始皇帝が宰相などに命令したというときに「令」の字が使われている。
さらに、秦はこの新時代を万民にわからせるために、名号を改めることをした。
日本でもたとえば、江戸が東京都呼び変えられたことで、ああ時代が変わったのだなあ、と庶民は実感したに違いない。名号変更は革命者の常套手段といってよい。
ーーーー命を制と為し、令を詔と為し、天子自ら称して朕と曰わん。(「始皇帝本紀」)
ところで、日本では天子のみことのりを詔勅という。日本の詔は大事につかわれ、勅は小事につかわれる。
と、宮城谷は書いている。
これを読んで思うのは、現天皇は自ら退位の状況を作ってしまい、帝権を禅譲する事態をまねき、前代未聞の革命的交代劇を現出させたのであり、次世代を担う者が発したみことのりが「令和」ということなのだ。
一説だが、安倍氏の血統は、中世天皇家の本流に当たるのに対し、現天子は傍系であるともいわれる。

このことから読み解くと、新元号はある意味革命的で、古代中国が秦始皇帝をもって歴史の大展開を見たように、「和を以って貴しと為す」聖徳太子のみことのりによる大転回を意識した、現政権の大政翼賛的意気込みの表れと読み解くことが出来るのではないかと思うのである。

2019年3月23日土曜日

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