しばらくブログを休んでいたが、今日のニュースを見ていて、わたしも一言書きたくなった。
競輪にまつわる公益法人等の天下りのことだ、
私も、多感な30代に、10年間地方行政団体の一隅にいたことがある。
青少年健全育成がどうのとこうのという、知事所管の団体である。
ここで目撃したのは、『天下り』の驚くべき実態と、役人たちの醜い生態、そして、その出来の悪い『ご子息』たちの呆れた行状の数々であった。
そもそも、役人たちの『ご乱行』がなければ、税金、社会保険、そのほかさまざまな名目でお役人が徴収するお金の半分近くは健全な行政に回すことができる、つまり、国家予算。地方公共団体予算は2分の一に圧縮できると思うのです。
事業によっては、全予算のうち一文も残さず公務員様の懐に入るものもあります。
半分だけのものもあります。
しかし、すべてが国民や住民のために使われる予算などと言うものは存在しないと思います。
お金だけではないです。
人間の欲望と名のつくすべてのものが、まとわりついています。
私の係わった事で言えば、「公益事業」に集まった若い女性に次から次へと手を出して、2~3年で『100人切り』の実績を豪語する、役所OBの御曹司までいました。まさに、したい放題です。
赤い羽根募金の事務局長さんは、『補助金を配るべき知り合いがなくなってきたのだが、どこかいい友達いない?? 」と途方に暮れる有様です。
つまり、費用と効果の面で存在価値のある団体がいくつあることか。。。。 いや、費用対無駄遣いといったほうが正確である。たったこれだけの価値判断に耐えられる外郭団体、公益法人等は非常に少ないものと思いますよ。ほとんど無いんじゃないですか?
そもそも「税金」とは「支配」の対価。彼らが何らかの『事業』をするときは、さらなる対価をほしがってのことでしかないのです。純粋だった少年少女も、役人になればみんなそうなるのです。例外が介在する余地は全くありません。
役人には、なりたくもあり、なりたくもなし。